古代エジプトの「弓錐」、知られているより早くから使われていた可能性

「弓錐」とは、細い金属棒に紐をくくりつけて弓形の道具で前後に動かして小さな穴をあける、先端が尖った大工道。いわゆる錐(きり)のことだ。 新王国時代の墓の壁画に実際に使用している絵が残されている。これの実物が博物館に100年も眠っていた、という話である。 5,300-year-old ‘bow drill’ rewrites st…

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このジャンル研究者おったんかい!「スーダンの文化遺産」

スーダンの考古学は、とにかく資料が少ない。たまに発掘情報が出てたりニュースになるような発見もあるけど、エジプトに比べると比べ物にならないくらい数が少ない。面白そうな遺跡はあるのに、歴史の概要だけでも興味を惹かれるのに、不遇な地域なのである。 …と、いう嘆きをそのまんま書いてある本が出ていた。 そんな不遇な、そしていま内戦で荒廃し…

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「マチュピチュ展」に行ってきた。噂通りマチュピチュ全然関係ねえ…!w

どうしてこのタイトルで展示会やろうと思ったのか。 なんか行った人の感想が「マチュピチュ全然出てこなかった」なので逆に気になって行ってみたら、マジでマチュピチュが最初の映像くらいしか出てこなくてほぼ無関係という、ポスターとタイトルが展示品の内容と全く合っていないという謎のイベントだった…。 https://machupicchun…

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ツタンカーメンは両親に嫌われていた? とある本で読んだ説が怖すぎた

売上に貢献する気はないのでタイトルは書かないが、あまぞんで適当にポチって読んでいた海外出版の電子本で怖い説を読んだ。 「ツタンカーメンはアクエンアテンの息子とされるが、一度も公式な碑文に出てきていない。それは容姿が美しくなく、不具があったからだ」というもの。また、彼が父の宗教であるアテン信仰を捨てたのは、両親に冷遇されたがゆえである、…

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全編に渡って違和感山盛りのツッコミ待ち「王墓の謎」

図書館で適当に読むもの漁ってる時に見つけて、なんだこれ? という感じで手にとってみた本。初っ端から意味不明で、「?????」となりつつ読んでみたが、最後まで腑に落ちるところが無く、ここまで話が噛み合わない本も久しぶりだな…という感じであった。 この本の趣旨は、古墳とピラミッドを代表例として挙げつつ、「古代に作られた王墓は権力の象徴…

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ナイジェリアにかつて栄えたベニン王国の遺産「ベニン・ブロンズ」についての覚書き

ベニン王国は、かつてナイジェリアに栄えた西アフリカの中世の王国だ。 12世紀から19世紀まで存在し、特に15世紀あたりが最盛期だったとされる。 西アフリカの王国の宿命というか、近代にイギリス植民地となり一度は独立を失ったが、その際に多くの遺物を持ち去られてしまった。 その代表例が「ベニン・ブロンズ」と呼ばれる金属製の装…

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ロシア近代史の流れとしても面白い「悪党たちのソ連帝国」

「大英帝国」「中華帝国」に続く、「悪党」シリーズ三冊目が出ていたのでさっそく読んでみた。 ロシア帝国ではなくソ連帝国となっているが、初っ端レーニンからはじまり現在のプーチン政権へと続く、まさに「ソ連」の時代を扱った本である。 そして、プーチンが過去の指導者たちから何を学び、何を似せようとしているのかという話で締めくくられている。いわ…

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本体ウェブサイトまもなく25周年。25…25?!!

本体サイト作ったのは2001年2月。というわけでなんと! 今年で! 25周年なんですよおおおお、四半世紀! あっという間でしたねえ。ピッチピチの学生さんだった中の人も、いい感じに脂の乗ったイイ大人になりました。ウフフ。 もともと、このブログはホームページ用のレンタルサーバの容量が足りなくて作った別室みたいな場所だっ…

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大スキャンダル「エプスタイン文書」、カルト宗教や集団心理学の実験資料でもあるのでは…?

いま欧米を騒がせている「エプスタイン文書」、あまりにエログロすぎるのか、日本人の関与が少ないからなのか、ニュースに出てくることは少ない気がするが、世界的にわりと大きな問題になっている。というか主にイギリスとアメリカがフィーバーしている。 検索すればいくらでも記事は出てくるだろうが、この事件は、アメリカの大富豪ジェフリー・エプスティ…

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世に沈没船マニアは尽きまじ。冬の嵐で姿を現した沈没船、速攻で特定される

激しい冬の嵐のあと、アイランドビーチの砂浜から姿を表した古い木材の山が、136年前に沈没したローレンス・N・マッケンジー号(Lawrence N. McKenzie)と特定された。特定できるのも凄いが早い…! 沈没船マニア界早い。 Beach Erosion Reveals Fragments of a 136-Year-Old …

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イタリア北部でみつかった2万7千年前の少年の骨、クマ(?)に襲われた痕跡が分析される。考古学的に表現するとこうなる…

クマに襲われると顔面ぐちゃぐちゃになる、という話は散々出ているけれど、実際にその状態で埋葬された古代人の骨が出てくると「う、うん」としか言えない。そして「顔面損傷」を考古学的に言うとこうなるのかぁーみたいな妙な気づきもあったり。 ※論文には骨の写真多数あり New signs of skeletal trauma in th…

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エジプト/シナイ半島のワディ・カミラで初期王朝時代のものと思われる岩絵が見つかる。最大5,000年前のものか

古代エジプトの時代、シナイ半島はナイル川流域では採れない銅の採掘場として支配されていた。 ピラミッド建設に銅器(青銅器ではなく銅器)が使われていたことは、銅製のノミが発掘されていることからしても異論がないが、その銅の出どころはシナイ半島である。実際に紅海沿岸から港の跡地と考えられる遺跡もみつかっていたりするので、大規模に人を送り込…

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中国の緑化運動の「過去に失政で砂漠化したとこ修復する」という側面と、日本からの植林ボランティアについて

少し前に、「中国の緑化運動がなぜか急にSNSとかで持て囃されてるけど、そもそも砂漠の緑化って環境破壊になるよ…」という話をした。 もともと降水量の少ないところに植物を増やすためには、地下水や近くの川から引き込んだ水を大量に(人為的に)消費することになり水資源の無駄遣いになったり、数種類の乾燥に強いものだけを集中的に植えることによって生…

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ガチな全史やろうとするとまあこうなるわな、という本「アフリカ全史」

少し前に「アフリカの歴史」という本について、「このサイズでアフリカ全部の歴史を網羅的に書くのは最初からムリ」という話を書いた。(なので、その本では裏的に書くのではなく俯瞰的な内容を書いていた) が、「アフリカ」という括りで、その内実をほぼ余すところなく書いた本が最近出ている。 図鑑 アフリカ全史 - DK社, 松田 素二 …

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かつてサハラが湿潤だった時代に存在した大河と、ナイル川との意外な関係について

サハラ砂漠がかつて緑だった時代、そこには大河があった。という話がある。 調べてみたら、どうもナイル川と比較しての研究もあるようで、意外なところが繋がっていた。 African humid periods triggered the reactivation of a large river system in Western S…

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