人類が海を渡るために必要な技術や成功率について

昔から、人類がどうやって海を渡った先に拡散していったのかを不思議に思っている。 陸路なら歩けばいいだけなんだけど、海が間にあると、泳ぐか、イカダのようなものが無いとムリ。ぐうぜん流れついただけだと、一世代で全滅してしまう可能性が高いため、まとまった数で意思を持って「移住」することが必要だと思われる。 最近の研究では、アフリカから…
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【ケロッ★】古代エジプト→コプト教へのカエル信仰の変遷について

ダクラ・オアシスのローマ支配時代のミイラを眺めていたら、男性がカエルの護符を持って埋葬されている事例があって、「ん?」と思った件。 もともと、カエルは多産の象徴で、女性や妊婦の守り神。カエルの女神ヘケトは妊婦の守護神で、人間創造の神クヌムの伴侶とされている。カエルの護符といえば女性のもの、というのが古代エジプトの定番だった。 だ…
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キリスト教はいかにしてユダヤ教から分離したか。「キリスト教の幼年期」

歴史書でも宗教学でもなく、微妙に中途半端だったのと、本一冊ぶんあるわりに抜粋したら内容はそんなに濃くないな…という感じ。 でもまあ、たぶん好きな人は好きかも。ざっくり言うと、キリスト教が母体となるユダヤ教集団から独立して、「キリスト教」という別の宗教団体として成立するまでの約100年を詳細に書いた本である。 キリスト教の幼年期 …
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火山が噴火してもピラミッドは作る。エルサルバドルのマヤ人の物語

つい先日読んだ本では、メキシコのポポカテペトル火山の噴火後に人が戻るまでかなりの時間がかかった、という事例が出ていた。 ポポカテペトル火山と人口移動の理論。火山噴火はやっぱ怖いよね… https://55096962.seesaa.net/article/202106article_13.html しかし今回の研究では、火…
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「神の怒りに触れて滅ぼされた町」は隕石の爆発によって滅びたのでは? →その研究ちょっと怪しいです。

なんかね、このテの研究が出てきたら、まず眉にツバ塗ってから大元の論文を見に行くのオススメします。 旧約聖書の内容はすべて史実に基づくはず、という思想があり、記述に沿って証拠を並べる考古学者が一定数いるから。今回のもまさにソレですね…。 「天の火」で滅亡した都市ソドムか? 中東の遺跡に隕石爆発の痕跡 https://news.y…
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英語圏、何故かギザのピラミッドを「古い」の指標に使いたがる

日本では、広さの基準として何故か東京ドームが使われることが多い。「東京ドーム●個分」とか。いや行ったことないし…わかんねぇ…。 たぶん漠然と「広い」という意味で使ってるんだろうな、とは思っている。 そんな感じで、英語圏ではしょっちゅう出てくる表現が「ギザのピラミッドより古い」もしくは「ピラミッドより高い/大きい」。 特に遺跡や…
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歴史要素が重すぎる。「ロシア正教の千年」

元々のタイトルには「聖と俗のはざまで」という副題がついていたらしい。 ロシア正教会が、時代ごとにいかに政治と結びついてきたか、あるいは弾圧され、あるいは方向転換してきたか、という話である。 ロシア正教は、その名の通り正教系、東方教会に属するキリスト教の宗派であり、ギリシャ正教やコプト教などと同じ系統になる。なので、ローマではなく…
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ラメセス2世と「ライオンの谷」、ワディ・エッ・セブア

そういや「ライオンの谷」とかいう超カッコいい名前の遺跡あったよな…って調べ直したのでメモ。 というか、元々ラメセス2世が作らせた神殿なんだけど、5世紀にキリスト教の教会として転用されてしまったので、エジプトの古い教会リストに入ってて、「???!! あっ…一応、教会でもあったんだっけ…」ってなったので。 ●建造時代 …
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エジプトより上流地域のキリスト教圏にある「聖母マリア」伝説、もしかして一部はイシスかもしれない。

以前エチオピアに行った時、タナ湖に浮かぶ島の教会で「聖家族はエジプトだけじゃなく、実はここまで逃げてきていたんだよ」という話を現地の人がしていた。そういう伝承があるらしい。 聖家族がヘロデ王に追われてエジプトまで行った話も、辿った道筋がエジプトの古来からの聖地を巡っていることから、実は古代の信仰と新しい宗教であるキリスト教の折り合…
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「植物」展に行ってみた。植物学者の愛が詰まりすぎている…

そろそろ感染者も減ってきたし、会期も終わりかけなので、思い切って「植物」展に行ってみた! 上野でやってるコレね。 https://plants.exhibit.jp/ オオコンニャクのくさい匂い体験やってみたかったので。めちゃ臭かった。臭いからって花を伐られて絶滅しかかった理由もわかるぜ。そりゃ伐るわ。 …
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本物のエスカルゴ、フランスでは絶滅危惧種だった…食べられるのは何と日本?!

ウニの本を読んだあと、「人間ってヘンなもん食いたがるよなーそう言えばエスカルゴとかもよく食うよな…」ってちょっと調べていたら、「エスカルゴ農場」なるものがあるらしく、ほう…となった。 そして、そもそも本物のエスカルゴは食べすぎて絶滅寸前、現在フランスで食べられているのは代用種なんだとか。ナ、ナンダッテー!! 世界で初めてエスカ…
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ウニの全てが分かりすぎる。「ウニ学」

タイトルからしてネタくさい、と思いきや初っ端からブーストかまして「貴様にウニの全てをわからせてやる!!」みたいな本である。 専門書と見せかけて一般向けでもあり、パラリとめくるといきなり濃厚なQ&Aが始まる。本の各章のサマリーがついているのである。答えは教えてやる、だが詳しく知りたければ後ろの章を読め。という作り。まんまとハマってそのま…
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コプト教のお正月は9/11だけど、古代エジプトのお正月は9月じゃない。という話

コプト教のお正月(ノウルーズ)は9/11である。 古代エジプト暦を受け継いでいる、と説明されることもあるので誤解している人もいるかもしれないのでちょっと説明しておきたい。 コプト暦は、正確には「古代エジプト暦を元に3世紀に設定されたもの」なので、みんなが想像する、ツタンカーメンなどの生きていた時代のいわゆる「古代エジプト」の暦で…
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イルカは本当に右利きなのか? そもそも研究の前提から定義を間違えてた可能性も。

最近読んだ話で面白かった話。「イルカにも右利きが多い」という話はインターネット上でググればイヤというほど出てくるが、実は、これは現在では、研究し直さないと結論は出せない話になっている。そもそも「何をもって右ききとするか」の前提が間違えてた可能性があるからだ。 わかりやすく言うと、人間は直立歩行しているが、イルカは腹ばいの状態で生活…
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