「ポンペイ」展に行ってきた。エジプトとの繋がりが面白い コロナ感染者が減らない状況だけど、とはいえ時間制限とか色々対策もされてる昨今、なんとかなるやろ…! というわけで、ポンペイ展に行ってきた。 https://pompeii2022.jp/ じつは大昔にポンペイに行ったことがある。「暑い」「眩しい」、そして広場から見上げるとベスピオ火山がやたらと近い。ああーこれは噴火した… トラックバック:02022年01月30日 考古学 続きを読むread more
◆重要なお知らせ:ブログとサイトの古いコンテンツは容量削減のため撤去中です 今回、ブログのサービス終了に伴い、あちこち放置してるデータの整理と削除をしています。 ウェブサイトが2001年~ ブログが2008年~ と、大変古い時代から残っているわけで、中には今もう使えないような情報もけっこうあります…。 あと、今となっては他のサイトで確認したほうがいいだろう情報とか。(例: 手書き地図) 万… トラックバック:02022年01月29日 運営関連 続きを読むread more
コーカサス地方の古墳で発見されていた「金属製の長い棒」、ストローの可能性が示唆される 金属製のストローって何だよ? という話だが、まずはこちらを見ていただきたい。 古代エジプトの壁画における「ストロー」の使い方実例。(絵の左側にいるのはシリア人なのでヒゲがある) https://www.theguardian.com/lifeandstyle/wordofmouth/2010/oct/27/old-ale-b… トラックバック:02022年01月28日 エジプト 考古学 続きを読むread more
古代エジプト・中王国時代の銅採石場跡/シナイ半島。たどり着くのも大変そうだが 中王国時代から使われていたという、銅鉱石やトルコ石の採掘場の資料があったのでちょっとメモ。 ちなみに古代エジプト人は、ピラミッド作っていた時代にはもうシナイ半島まで遠征して銅を採掘していた。採掘した銅で作ったノミを建設に使用していたのだ。 銅やスズの手に入る場所は限られていたため、古代世界では産地を押さえた者だけが青銅の武器を作れる… トラックバック:02022年01月27日 エジプト 続きを読むread more
古代中国のポケモン図鑑「山海経」を読んでみた。 「山海経」といえば、古代中国の「妖怪・化け物図鑑」みたいなものである。 こういうかんじのヤツらがいっぱい出てくる。架空の生き物たちを紹介したもので、たぶん、有名どころは、マンガやゲームのキャラクターとしても見たことがあると思う。 山海経 (平凡社ライブラリー) - 三良, 高馬 ちゃんと読んだことないな…と思って文… トラックバック:02022年01月26日 自分好事 続きを読むread more
カッパドキアの奇岩の風景「妖精の煙突」がどうやって出来るのか。現在の説を確認してみた ■ここまでの流れ 昔の本 →カッパドキアの煙突のような地形は上に玄武岩(硬い石)が載っていてキャップになっている場所が侵食して出来た 最近の本 →上の黒っぽい部分も下の部分も凝灰岩。玄武岩ではない ウェブ上で出てくる情報 →黒い部分は藻 https://www.tbs.co.jp/heritage/archive/201… トラックバック:02022年01月24日 自分好事 考古学 続きを読むread more
懐かしのノリのトンデモ本「古代世界の超技術」 レーベルはブルーバックスというまともなところだが、工学博士(物理専門)が旅行でハマった古代文明について全く知識がないまま憶測であれこれ断定していくという、とんでもなく香ばしいスタンスの本である。このノリは90年代後半あたりに流行った「トンデモ本」だと思う。 ぶっちゃけ人文学としての知見は一ミリも得られないし、まともに読むと疲れると… トラックバック:02022年01月23日 自分好事 エジプト 続きを読むread more
サウジアラビアの「地上絵」、水源から水源へ向かう通路上に設置された「葬送の道」だった可能性が示唆される 近年、衛星画像から認識され、「いつ誰が作ったのかもワカラン! 謎の地上絵!」と言われていたサウジアラビアの砂漠にある線画のようなもの、最近の研究である程度、正体が分かってきたらしい。 ★これまでのまとめ サウジアラビアの「謎の地上絵」、その後の続報もないのでまとめておくことにした https://55096962.sees… トラックバック:02022年01月22日 自分好事 続きを読むread more
古代メソポタミア人が騎乗・牽引に使っていた動物の一部は人為的に混血して作られた種かもしれない、という話 この研究はなかなかおもしろそうだなぁと思ったのでメモ。 古代のメソポタミア人が使っていた四足動物の一部に、人為的な混血種がいた、という話。これがどうこうことかというと、家畜化したロバのメスを荒野に放ち、野生のアジアノロバのオスと交配させる、とか、ロバとオナガーを掛け合わせる、とかいうことだ。 (ちなみに、大衆ウケを狙うメディアとか、… トラックバック:02022年01月21日 自分好事 続きを読むread more
扱ってるテーマは良いのに本の雰囲気が個人の日記「イングランド王国前史」 イングランドがまだ統一されていない時代の「七王国時代」は、知る人ぞ知る面白い時代である。 ノーサンブリア、マーシア、イーストアングリア、エセックス、ウェセックス、ケント。 サクソン人にデーン人、ウェールズ人にピクト人、ブリトン人…ローマの去った後、様々な民族がごちゃまぜになりながら英国史の基礎を作っていった時代。この時代を扱う本はそ… トラックバック:02022年01月20日 自分好事 続きを読むread more
ガチで「殺せる」武器を目指す。ヒストリーチャンネル「刀剣の達人」が面白い たまたま無料公開分を見て引き込まれてしまったシリーズ。ヒストリーチャンネルでやってる鍛冶職人たちのブラックスミスたちのバトル番組。 「料理の鉄人」とかのタイトルから連想されるとおり、挑戦者たちは制限時間内に、決められたお題に従って武器を作る。 https://spice.eplus.jp/articles/180608 … トラックバック:02022年01月19日 自分好事 続きを読むread more
戦国の世の日本王権論『イエズス会がみた「日本国王」』 タイトルがなんか面白そうだったので手にとってみた。 この本は、有名なフランシスコ・ザビエルをはじめ、日本に布教にきたポルトガル人宣教師たちが日本で最初に出会った権力者たちは何者だったのか、どう解釈したのか。また、彼らが「レイ」や「ウォー」の単語で現したのは実際は何者だったのか、という話である。 ポルトガル人の宣教師たちは、定期的に日… トラックバック:02022年01月17日 自分好事 続きを読むread more
日本は治安がいい、というが外国はどうなのか。―個人旅行をするとめっっちゃわかる「治安の差」 コロナ禍がはじまってから、外に出る時はマスクをしよう、という風潮になった。 公園など開けた場所でも、人が密集する場所ではマスク着用が望ましいとされ、キャンプのようなアウトドアでもトイレや炊事場など人の集まりやすい場所ではマスク推奨、登山では山頂が混む場合は人としゃべる距離に気をつけること、となり、山小屋はマスクに加えてインナーシュラフ… トラックバック:02022年01月16日 自分好事 続きを読むread more
フィラエのイシス神殿、最後まで守ってたのはどうやらヌビア人だったらしい フィラエのイシス神殿というのは、エジプトにおけるナイル川の最上流、アスワンにある神殿のこと。 川の中にある島に建てられている神殿で、イシスがセトの追撃を逃れながら息子ホルスを育てていたナイルの中洲の島を模している。 こういう感じの場所である。 https://en.wikipedia.org/wiki/Philae … トラックバック:02022年01月15日 エジプト 続きを読むread more
人類のタバコ利用開始は1万2千年前か。最古のタバコ利用の痕跡が発見される 去年のニュースだが拾えていなかったのでメモ。 アメリカ・ユタ州の遺跡から焦げたタバコの種などがまとまって見つかったことで、人類のタバコ利用は1万2~3千年前にはもう始まっていた可能性がある、と示唆されたようだ。 Humans used tobacco 12,300 years ago, new discovery suggest… トラックバック:02022年01月14日 自分好事 続きを読むread more