ギザ大地にあった「クフ王の舟博物館」、どうやら取り壊された模様。ピラミッド前の風景が変わった クフ王のピラミッドの側から見つかった木造船は、その場所に建てられた建物(クフ王の舟博物館と呼ばれていた)に収容されていたが、つい最近、感性間際の大エジプト博物館へと移動させられた。残ってた建物の解体も終わった、というニュースが少し前に流れていた。 Southern corner of the Great Pyramid of Kh… トラックバック:02022年03月11日 エジプト 続きを読むread more
エジプトのエメラルド鉱山と砂漠の遊牧民/ローマはいつ鉱山から撤退したか クレオトパトラがエメラルドを好んだ、という話から、古代エジプトではエメラルドがずっと装飾に使われていたように誤解されているとこも多いが、実はエメラルドが一般的に使われだしたのはプトレマイオス朝からで、新しい伝統に過ぎなかった。 という話を以前調べて書いたことがある。 「クレオパトラのエメラルド鉱山」エジプトのエメラルド鉱山が稼働… トラックバック:02022年03月09日 エジプト 考古学 続きを読むread more
首桶は意外と重い、という豆知識。だいたいスーパーで買う5キロの米袋 春めいてきたのでどこか出かけたいけど、まだまだコロナちゃんが流行ってて観光地はちょっとな…みたいな感じの中の人は、人のいない山にひたすら登っている。 人の居ない山=人里からは近いけど道が急だったり登山地図にあまり載ってなかったりしてほぼ人に会わない山。 いやうん、道はちゃんとあるんだ。道はあるんだけど、マイナーっていうか。 … トラックバック:02022年03月08日 自分好事 続きを読むread more
先史時代・ポルトガル遺体から~ヨーロッパ人は古代からミイラを作っていたか? 古代のミイラといえばエジプトやアンデス、アタカマ砂漠などのものが有名だが、北ヨーロッパでも実はミイラ作っていたのでは? という研究が出ていた。 とはいえ温暖湿潤な気候なのでミイラがミイラとして残ることはなんく、骨になってしまってるいので、遺体をどう加工したかで調べないといけないらしい。 で対象となっているのは1960年代にポルト… トラックバック:02022年03月07日 考古学 続きを読むread more
古代の粉挽きは重労働、というかほぼ腹筋ローラーだったという話 まず腹筋ローラーというものについて説明しておくと、最近(?)流行りの筋トレ用具の一つである。 エアロバイクほど高くもデカくもなく、ちょっとしたスペースで筋トレ出来るため、コロナ禍でリモートワーク化が進み、何か運動したいなと思った人が買ってるケースが多い。 こういうやつ。 中の人も筋トレはわりと好き、というか運動しな… トラックバック:02022年03月05日 エジプト 続きを読むread more
ヨルダン東部の砂漠で発見された9000年前の遺跡、デザインが脱力系すぎる この遺跡のデザインセンス…好きだ…! ってなったのでメモっておく。 ヨルダン東部の砂漠で見つかった、約9,000年前の儀式場っぽいもの。「ぽいもの」と言ってるのは、獲物をとらえる罠の近くに作られはいるけど、墓というわけでもなく、何かの複合施設のようだとしか分からないから。しかしいい顔…とてもいい顔。 'Almost intact… トラックバック:02022年03月04日 考古学 続きを読むread more
3万年前の石彫りフィギュア「ヴィレンドルフのヴィーナス」の材質が分析される 「ヴィレンドルフのヴィーナス」は、オーストリアで見つかった約3万年前の女性型の小さな像。約11センチと小さなものだが、その造形の完成度から有名だ。年代的にかなり古く、当時から人類は器用に手先を使って芸術品を作り出していたことがわかる。 その像だが、どうやら材料が現地のものではない、ということが分かってきたようだ。 Mystery… トラックバック:02022年03月03日 考古学 続きを読むread more
消えない植民地支配の傷と現実「ハイチの栄光と苦難」 ブードゥー教についてちょっと調べてみよう~みたいな感じで図書館の本を適当にゴッソリ借りて読んでたら、期待してたのとは違うけどなかなかおもしろい本があった。 ハイチの栄光と苦難―世界初の黒人共和国の行方 (世界史の鏡 地域) - 浜 忠雄 場所ココ。キューバとプエルトリコの間で、大航海時代にはフランス植民地。 大航海時代プレ… トラックバック:02022年03月01日 自分好事 続きを読むread more