モンゴル遊牧民の考え方が面白い、「交渉の民族誌」

サブタイトルは「モノをめぐる情報戦」、この言葉の意味は本を読んでいくと分かる。 遊牧民の世界では情報が価値観を持ち、モノに付随する情報もまた「所有財産」の一つのような扱いを受けている、という話だ。 よく遊牧民はモノをあまり持たない、モノに執着しない、と紹介されることがあるが、実際は逆で、すぐに替えが手に入るわけではなく、お店もな…

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