採集生活と農耕生活のはざまとは。両方やってた東北の事例から

縄文時代には、ドングリ食べていたことが知られている。集落の周囲にクリやどんぐりの木をたくさ飢えて、果樹園のようにしていたことも知られている。そして農耕が始まると、弥生時代として分類される。日本の考古学では伝統的に、農耕、それもコメ栽培を開始しているかどうかに非常に大きな意味が設定されてきた。 だが、最近の研究では、「コメ以前に豆な…

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ハロウィンで本物の人骨を売っちゃった→通りかかった野生の人類学者が見つける マジかw

見かけてンフフってなったニュース。ハロウィンのチャリティーでビンタージショップが出した品の中に、本物の人間の頭蓋骨が紛れていたとのが発見されたという。見つけたのは人類学者、要するに発掘現場で古い人骨とか見つかった時に出てくるあの人たち。見慣れてるからそりゃ分かるよね。 Human skull found in Halloween …

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大ピラミッド前のスフィンクス、元の岩はどのくらい「風化」していたのか。シミュレーションしてみた結果とか

有名な、ギザの大スフィンクス。ピラミッド前に鎮座するアレは、実は今も風化が進んでいて、近年も何度も修復が行われている。元々が脆い岩なのだ。 その風化は、天然の岩が砂から掘り起こされ整形されたときから始まっていた。 だが、整形される以前にも、それなり風化は進んでいたかもしれない。 …という話を見かけたのでメモがわりに。 …

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仏教の影響があっても肉は食う。意外と肉食ってた日本の歴史「動物と中世」

そういや日本の場合、平安以降は中世だったね。とかそもそものことを思いだしていた。図書館で適当に漁ってきた本だがけっこう面白かった。 サブタイが「獲る・使う・食らう」と実にシンプルに内容を表していて、日本における中世の動物利用全般を扱っている本になっている。 動物と中世―獲る・使う・食らう (考古学と中世史研究 6) - 小野 正…

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ものすごい絶望感で感情を殴りに来る王道怪獣映画「ゴジラ -1.0」を観てきた(後半ネタバレあり)

密かに怪獣映画好きなのでゴジラ新作をさっそく見に行ってきた。予告編だけ見て事前情報ナシで行ったので、終戦直後の立ち直ろうとしてる日本にゴジラが来襲する、という序盤のあらすじしか知らなかったのだが、超序盤からもう、予想を超える絶望感と恐怖を叩き込んでくる映画になっていた。 公式サイト https://godzilla-movie2…

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ネアンデルタールを絶滅させたかも、と言われた「焼け野原」、フレグレイ平野とナポリの位置

約4万年前に噴火したとされる南イタリアの火山、カンピ・フレグレイ(Campi Flegrei)。 近年、再び活動が活発になりはじめ、また破局的な噴火するのでは? と騒がれていた時期があったのだが、その後なんか話を聞かなくなってたなとふと思いだした。まあ、アイスランドとかハワイとか、あっちこっち噴火が起きてそっちの話題に飲まれちゃったん…

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中国への海産物輸出は江戸時代から。長崎俵物と高級海産物輸出の歴史覚書き

近頃ニュースを賑わせている、中国が日本のホタテを禁輸したという話。へえー今ってーて北海道からホタテ輸出してたんだあ…と思いながら見ていた。 日本史的には、中国への高級海産物の輸出といえば ナマコ、アワビ、フカヒレ である。その歴史は江戸時代、17世紀末までは遡る。つまり江戸時代。 江戸時代に長崎から中国へ輸出された乾物海産物 …

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「雑穀」の歴史と密造酒と、それにまつわるローカルな文化の話。酒は文化と結びつく

図書館で適当に本を借りたら、「雑穀食ブームと言われて数年が経ち…」という文言が出てきて、??? ってなった中の人ですよ。すう・・・ねん・・・とは・・・。えっもう20年くらい経ってね???  ググってみたら最初のブームが1995年ごろで、復活したのが2005年頃らしい。この本は2007年に出ているので、たぶん復活したほうのブームのこ…

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