遺構のほとんど残っていない「太陽神の街」ヘリオポリス、古代の姿はどうだった? ギリシャ語で「ヘリオポリス」、太陽神の街と呼ばれる場所は、古代名でイウン。古王国時代から太陽神ラーの本拠地として神殿が作られていた場所だ。だいたい現在のカイロ付近、と説明されることがあるのだが、実際にはカイロの街中には無い。というか、まず「ヘリオポリス」という言葉自体、街から離れた太陽神殿部分を現す言葉で、上流でいう「テーベ」の街に対す… 2024年05月13日 考古学 エジプト 続きを読むread more