大エジプト博物館、いよいよ正式開館するよー! というお知らせが出る。だがまだ公式サイト直ってないぞ大丈夫か

開館するぞするぞ詐欺のまま10年近く経過してしまった大エジプト博物館、ついに! 正式オープン日が! でました! プレオープンとかソフトオープンとか言って一部の部屋だけ開けてたのが、ようやく全館オープンで一般人も入れるようになるってことですね。 https://english.ahram.org.eg/NewsContent/1/…

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メモがわり ヒッタイトの遺跡資料めっちゃ詳しいサイト見つけた

アラジャホユックの平面図欲しいなあ…と思って検索してたら見つけた、トルコのヒッタイト関連の遺跡片っ端から写真と地図あげてるサイト。 現地に行って撮った写真がたくさんあるし、グーグルアースの図に遺跡の位置書いてくれててめちゃくちゃ便利。大変ありがたい。 https://www.hittitemonuments.com/ で、…

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ネアンデルタール絶滅の理由は「血液型のバリエーション」? 現生人類との差異がさらに分析される

「血液型」は現生人類には存在するが、オラウータンなど類人猿には存在していない。かつてはホモ・サピエンスだけが持つものとされていたのだが、数年前の研究で、なんとネアンデルタールやデニソワ人も持っていることが判明した。つまりヒトの共通祖先のどこかで血液型というものが発生したらしいのだ。 それがいつだったのかはまだ分からないが、現生人類…

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大英博物館、解雇した職員の不正侵入でシステムトラブルに逢う。いい教材をありがとう!(IT管理者目線)

なかなか愉快なニュースが流れており、IT業界の管理者の皆さんは後方で腕組みしながらニヤァ…ってしていることでしょう。 いやなんていうか、こんな研修資料にオススメな事例の提供どうもありがとうございます。みたいな感じですよ。 大英博物館 解雇された元職員が館内のシステム破壊 展示中止など大混乱に https://news.…

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無難な展示だが全体テーマは行方不明「ブルックリン博物館所蔵 古代エジプト」展へ行ってきた

久しぶりに普通のエジプト展だぜ! というわけで初日からいそいそと出かけてきた古代エジプト展。 今回はアメリカのブルックリン博物館の所蔵する品からの来日である。 公式 https://egypt-brooklyn.exhibit.jp/ 展示品、展示内容ともに無難なエジプト展。満足度はまあまあ。 一般人は楽しめる…

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対馬と韓国と憎いアンチクショウ「中世の対馬 ヒト・モノ・文化の描き出す日朝交流史」

対馬で盗まれた仏像が、12年ぶりにようやく二篇に返還されるかもしれない。というニュースが流れていた。 先に返還されたほうの仏像は指先が欠けているなど破損していたうえ、これから戻って来ると思われるほうの仏像も金箔貼りにされそうになっていたくらいなので、無事に戻ってきて元のお寺に納まるまでは気が抜けないなぁと思っている。 あと、そもそも…

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「そのクラファン、本当に大丈夫?」最近多い、学術系クラファンの落とし穴について

最近、研究資金集めや何かの調査をお題目にして、クウドファンディングでお金を集めているものをよく見かけるようになった。 本職の学者が関わっているものもある。 が、本職の学者が関わっているからといって、まともな研究にお金が使われるとは限らない。 なので、「xx大学名誉教授」とか「xx博士」とかが前面に立っていても、それだけで信…

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有名な「アレキサンダー大王のモザイク画」、構成要素が分析される。

あんまりおもしろい論文ではなかったけど、分析したの初めてらしくて、着眼点としては今後の発展がありそうなので、いちおうメモがわりに。 対象は、ポンペイで発掘されたモザイク画。アレキサンダー大王といえば、多くの人がこの顔を思い浮かべると思う。そのくらい、アレキサンダーいうたらこれでしょ っていう感じになっているやつである。 …

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ローマ時代の「呪詛の巻物」が墓から発見される。ガリア語の呪文とかもあるらしい

フランス・オルレアン市の地下からローマ時代の墓が見つかり、60体ほどの人骨が出てきた。その時に、一緒に21枚の「呪詛の巻物」が発見されたそうだ。巻物と表現したが、実際には薄い鉛の板を巻物状に巻いたもので、原文ではタブレット(石板)となっている。でも見た目巻物なんですよね… Curse tablet found in Roman-e…

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古代デンマークの「太陽石」、噴火で一時的に失われた太陽復活を願ったものか? 発掘調査の結果から

デンマーク領ボーンホルム島の溝から大量に発掘された、太陽に似せて作られたと思われる丸い石が、紀元前2,900年頃に集中していて、ちょうどその頃に火山が噴火して一時的に寒冷化していたので関係があるのでは? という、ちょっと面白そうな論文。放射線状の模様の刻まれた丸い石は「太陽石」と呼ばれてきたのだが、ほんとに太陽を復活させるための石として…

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遺跡おさらい本「アンコール・王たちの物語」

シェムリアップに行ってきたので、現地で見た建造物と歴史のおさらいでもするかーと思って図書館にあった本を読んでみた。 いやまあ行く前に読めよって話なのだが、行く前だと頭に入らないんだなこれが。現地で遺跡まわって、なんとなく王名とか地名が分かってから読むとすんなりいく。 ていうか、現地に行ってから読んだからこそ気付いた点もあった。 …

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ロンドン郊外のローマ時代の遺跡から彩色された陰茎骨が見つかる。豊穣の儀式か何か…?

ちょっとめずらしい発見を見つけたのでメモ代わりに。 ロンドン郊外、ネスコットで見つかった1世紀~2世紀ごろのローマ支配時代の採石場の縦坑から、彩色された犬の「ペニスの骨」が見つかったという。 ペニスの骨というのがまず何のことか分からなかったのだが、陰茎骨(baculum)のことらしい。ヒト以外の多くの哺乳類のペニスには中に骨があ…

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「ヨーロッパ最古の都市文明」、ククテニ・トリピリア文化について/主要遺跡がウクライナにあるので発掘進まないらしい…

あまり有名ではないのだが、ルーマニアからウクライナにかけての地域に、ククテニ・トリピリア文化と名付けられた文化圏がある。紀元前5000年くらいから紀元前2000年くらいまで栄えた都市文明で、ヨーロッパ圏で都市を持つ文化としては最古と言われる。 ぶっちゃけ「ヨーロッパ」という現代の括りで最古と喧伝することに意味は見いだせないし、遺物の雰…

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古代エジプト・サッカラ、古王国時代の墓の碑文から「歯科医」という職業が判別される

古代エジプトの医師は、内科医、外科医、婦人科医、歯科医など専門的な分業がされていたと推測されている。 理由は、発見されている医療パピルスの内容が専門別に分かれていること、特定の病状や分野に特化した内容のものが多く見つかっていることからだ。ただ、医療パピルスのほとんどは新王国時代以降のもので、ピラミッド作ってた古い時代からそうだったのか…

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