アーサー王を偽装先祖とした王室メモ

フランス王室→シャルルマーニュを祖先と言い張る
イギリス王家→(それよりも古い)アーサー王を祖先と言い張る

昔から判りやすい関係です。


フランス
「ランスロットはうちのだから!!」(※ランスロットの領地はフランス)

イギリス
「ガウェインは色情魔じゃねぇよ!」(※ガウェインの原型はケルトの英雄)

イタリア
「なんだかよく判らないけどマーリンいただいておきますね!(※アリオストのコレ) あ、あと、エクスカリバーの元ネタはうちにあったんですよ!(※トスカナの聖剣)」

フランス&イギリス 「ちょ、おま…」


まあ、そんなわけで、アーサー王を祖先だと主張した王家のメモ。
言ってみれば現在残っているアーサー王伝説を作成した芸術家たちのパトロンなわけですが。

まずはプランタジュネット家。マリ・ド・フランスが仕えた宮廷でもあります。
ここのヘンリー2世とリチャード1世が一番盛り上がっていたようで、リチャード1世の甥っ子はアーサーって名前がつけられてる。

あとテューダー朝のヘンリー七世(在位1485-1509)。ヘンリー・テューダーのこと。

多分このへんかな。
円卓の騎士たちを祖先だと言い張る名家は星の数ほどあったはずですが、子孫だけ集めて現代の円卓作ると面白そうですね(?)。



アーサー王伝説の一式がよく纏まった本。↓
入門にしては少し分厚く、概要ばかりなので初心者にはあまり面白くないかもしれないけど、中級者ならお勧め。
挿絵なども多くて楽しいです。


図説アーサー王百科
原書房
クリストファー スナイダー


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