現在位置: ただいま日本。

ええと。まず最初に大事なことを…。

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アッシュモーリアン博物館は閉鎖中です。

オックスフォードのアッシュモーリアン博物館は閉鎖中です。



大事なことなので二回言いました。

2009年11月まで閉鎖の予定だそうです。ショップは開いてますが本体は工事してます。
オックスフォードまで行ってこれは切ない。エジプトコレクションの無いオックスフォードなんて。切ないので町のガーゴイルと遊んできたよ…

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教会堂の鐘楼の上は怖いんだぜ!
あとヒマなのでマートンカレッジとか行ってみたり。

マートン…

いや、なんでもないです。



ロンドンは天気の移り変わりが激しいらしいですが、旅は全日晴れオールグリーン。折り畳み傘出番成し。
朝はやや靄がかかるものの昼間は眩しいくらいの日差し。見よ、この見事な青空を。

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ただ、やっぱ交通量が多いんだよなあ。
普通に都会すぎる。ちょっと外国人多いだけの東京とあんまし変わらん。
郊外は面白かったけど、ロンドン自体は二日目で飽きました。(早ッ)
ごはんはフツー。サンドイッチやパスタ、ベーグルなど食べられるものが沢山あったし、スーパーのお惣菜も普通に食べられた。世界のごはん事情は、ダントツでアメリカが最下位。


 イギリス >>┃人としての尊厳の壁┃>>>>>アメリカ


これはガチ。



まとめとして、イギリスは、っていうかロンドンは… 普通すぎたよ…。

異文化的なサプライズもなく。英語の難易度さえなければ、必要な冒険レベルは低い。仕事で行くにはいいけど、冒険とか観光を求めていく土地じゃねーなー と実感。つか旅に何を求めるか、によると思うんだけど。面白さでいったら面白くはない。何もかもが、「どこかで見たようなもの」ばかり。西洋風ファンタジーと聞いて想像される、ありとあらゆるものが(妖精や幽霊、魔法使いの類さえ!)、この国には存在する。それがあまりに露骨すぎて、食傷気味になってくる。

日本人もやたらと多い、どこに行っても会う。つーか卒業旅行のシーズンなのか、学生さんがすごい数いたし、クラス単位で来てる人たちもいて内心ウザーとか思ってました。君らうっさい。ゴミポイ捨てすな。中国人のツアー客と一緒じゃねーか。

地下鉄はほんとによく止まる。日替わりでどこか工事してる。
車の排気ガスは確かにヤバい。大理石のくすみ具合がハンパない。
朝のラッシュ時間帯の電車は東京と同等orz

フィッシュ&チップスは言われるほどマズくはない。
紅茶はものすごいテキトーに入れる。
マフィンはイマイチだがクッキーはめちゃくちゃ美味い。
寿司がふつーにコンビニ弁当みたいに売られていてフツーに売れていた。

イギリス人にとっての「歴史」はサクソン支配から始まっていて、それ以前のケルト(アーサー王伝説含む)は過去というか先住民族の伝説扱い。
歴史の凄惨さがハンパない。暗殺された人多すぎ。つかそんだけ殺しまくりゃ、そりゃ「夜ロンドンを歩く人の半分は幽霊」とか言われるわ。
パブは虎ノ門あたりの立ち飲み屋の雰囲気と思えばいい。
イギリス人はエジプトが大好き。町のいたるところにエジプトチックな意匠を使いたがり、本屋の歴史コーナーの半分をエジプトネタで埋めてあったりする。
ゲームショップで売ってるゲームが流血ものだらけ…


と、まあ色々ありつつ、無事に帰国しました。
今回はネタの少ない旅だった… っていうかほんと、イギリス普通すぎたよ…。

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