×プチ整形 ○化粧の厚塗り By ネフェルティティ

ヤフーニュースに載っていたこの記事を見て、新聞記者ってセンスねぇな… と思った中の人ですこんばんは。
「王妃胸像に「プチ整形」、古代エジプトの傑作…CTで判明」

王妃胸像に「プチ整形」、古代エジプトの傑作…CTで判明
4月2日10時35分配信 読売新聞


 3300年前に作られた古代エジプトの美女ネフェルティティ王妃の胸像に、「プチ整形」が加えられていることを、ドイツの研究チームが突き止めた。

 CTスキャンの結果、しっくいの表層の下に石灰岩の土台があることが判明。比較すると、土台はやや彫りが浅く、表面にない口元のしわや鼻筋のでっぱりがあるという。像は古代美術の傑作で、エジプトが、所蔵するドイツ側に返還を求めている。(ベルリン支局)


●顔の基本構造は変えていない。
●土台の上から石膏を塗って表情や印象を調整
●現在の像は、その石膏に彩色を施したもの

プチ整形ってのは、一般的に顔の構造を変えて美しく見せるためのもんだろうに、基本的な顔つきは変わってないぞな。石膏は仕上げのための「化粧」と表現したほうが妥当じゃないのか。


このニュースがなぜ今になって配信されるのか判らないけど、内容自体は半年くらい前にナショジオでも流れてました。像のCTスキャンは、ドイツのベルリン美術館が去年、ネフェルティティの首と再現した胴体を繋げて「製作時の印象に近づける」というプロジェクトをやったときに撮ってたんですよ。(で、ザヒ・ハワス博士が「ウチの国の宝を、そんなことに使うな!」とキレてた)

ちなみに放映では土台は大理石、石膏の厚みは部分的には数cmに及ぶ、と言われてました。

土台となっているネフェルティティの顔は、痩せて首も細く、しわが刻まれており、おそらく像の作られた当時の年齢のネフェルティティではないかと言われます。しかし、像を完成させるに当たり、彫刻家はネフェルティティを若い頃の最盛期の美しさに戻そうとした。これによって像は、年取ったネフェルティティの顔と、若い頃のネフェルティティの顔、二つを併せ持つ彼女の人生そのものを表す象徴になったわけです。

プチ整形っていうか、厚塗りで年齢ごまかしたに近い。



*おまけ ナショジオのネフェルティティ特集のときの再現VTR

画像


わざわざネフェルティティに顔つきの似てるキャストを選んで連れてきてるのが細かいです。

この記事へのトラックバック