ツタンカーメンはマラリアで死んだ? … 死因判明&両親判明
ツタンカーメンの謎、DNA調査で解明
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100217001&expand
ここで敢えてナショジオソースを貼るのは、ここが一番無難&過去記事が消えにくいから。
過去に何度もネタにしている話なので、今さら書くほどのこともあまりないのですが、
ツタン様、暗殺されてませんから。
だから、な! 何回も言ってるよーーにだ。世の中の多くのエジプト学者は、ツタンカーメン暗殺されたとか、思ってなかったんだ…(笑) バラエティ番組で流されるたびに訂正するのに疲れてきたが、もうこのへんでそろそろ定着してくれるやろ…。
マラリアに落ち着いたのはちょっと意外だったけど、アフリカだし、ナイルの川ぞいに水辺もあるし、妥当なセンではある。マラリアは蚊が媒介する熱病ですね。インフルエンザのきっついヤツ、と言えば近いかも。
大腿骨骨折の敗血症だけじゃ死因には弱いという意見もあったけど、それプラス、高熱を発するマラリア感染となれば、致死率ドン、さらに倍。大変な最期だったようです。
それ意外の内容は、既に何年か前に判明していて、ツタンカーメンが遺伝病を抱えていることも、虚弱体質の可能性があることも昔からけっこう言われていて、第18王朝が近親婚まみれであることも知られていて、目新しいことは特になく…
新しいニュース、注目すべきところは、実は
・アクエンアテンとティイのミイラがほぼ特定された
・身元不明ミイラの1体が、ツタンカーメンの母親と判明した
ココ。
なぜ身元不明のミイラがあるのかというと、ざっくり言うと盗掘のせい。
王家の谷の盗掘は、すでに新王国時代の終わりごろには始まっていて、王権が弱まるにつれ全ての墓を守りきれないことを察した神官たちが王たちのミイラをまとめて避難させたんですね。古代エジプトの宗教上。ミイラ=体を失うことは魂の消滅を意味しますから、財宝より立派な棺より、とにかく体を守らなくちゃならなかった。そんなわけで、今、残っている王たちのミイラは、神官たちがコッソリ運び出して秘密の場所に保護することに成功したミイラなのです。
しかしこの作業は大急ぎでやったらしく、その時すでに盗掘を受けていたミイラは、埋葬しなおすときに名前を間違えられたり名札を付け忘れられたり、盗掘を受けていなくても急いで隠すときの混乱で名前が分からなくなってしまったり、まあそんなわけで発見された時には偉大な一族が6畳一間にギッシリと積み重なってしまってました。
他にも、盗掘されつくした墓の中に遺体だけ置き忘れられてた… とか色々ケースはありますが、とにかく盗掘のお陰で名前を書いてある副葬品も何もなかったミイラは、今に至るまで誰なのかさっぱりわからんままなのです。
とくにアクエンアテンは、急激な宗教改革を推し進めて反発も強かった「異端の王」であり、のちの歴史から名前が消されているため、ミイラ自体も残ってないのじゃないかといわれてたんですね。体の消滅=魂が永遠に失われる、ですから、彼を憎んだ神官たちがバラバラにでもしちゃったんじゃないかとか言われてた。でも残ってたと。異端の王であっても王は王として、憎しみは抱きつつも手は出せなかったのかもしれんですね。腐っても王、というかミイラなんで腐りませんけど。王の心臓は永遠なり。
しかし近親相姦のしすぎで家系図ごっちゃなので、「ほぼ特定した」というのは実はDNAだけじゃないみたいです。
まず埋葬の方法、遺体の処理の仕方、包帯の巻き方などからある程度アタリをつける。
次に、アタリをつけた候補から一番それらしいものを絞る。そんな感じ。
今回の調査はかなり大掛かりにやっているようなので、大ハズレということはなさそう。
発表された研究論文を読んでみればある程度分かりそうですが、何しろ今回の調査は古病理学が絡むので、医学用語は分からんかもしれん…^^;
さて、
今回、ツタン様のお母様は、アクエンアテン王と父母を同じくする姉or妹と判明、ツタン様の父親が誰なのかという論争にも一応の決着がついたわけですが、これをふまえて過去に作った家系図を更新してみます。どん。
今のところ、確定しているツタンカーメンとアンケセナーメンの関係は…
(1) 異母姉にして ←父は同じ
(2) 義理母にして ←父と結婚してる
(3) 妻 ←自分も結婚してる
どんだけだよ。
ツタンカーメンの兄かもしれないスメンクカーラーが、アクエンアテンの息子だったりすると、この家系図はさらに複雑なことに。
そら王家も滅びるわ・・・。
**********
過去記事
出来心で作ってみた第18王朝アマルナ王家の家系図がやばい
https://55096962.seesaa.net/article/200911article_24.html
古代エジプト第18王朝のめくるめく近親相姦な家系図 ~夢と現実、その代償~
https://55096962.seesaa.net/article/200906article_1.html
**********
#毒殺ならミイラに証拠は残りませんから! と必死で暗殺説プッシュしていた
#あの日本の有名な方は、今度こそ退くんでしょうか…。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100217001&expand
ここで敢えてナショジオソースを貼るのは、ここが一番無難&過去記事が消えにくいから。
過去に何度もネタにしている話なので、今さら書くほどのこともあまりないのですが、
ツタン様、暗殺されてませんから。
だから、な! 何回も言ってるよーーにだ。世の中の多くのエジプト学者は、ツタンカーメン暗殺されたとか、思ってなかったんだ…(笑) バラエティ番組で流されるたびに訂正するのに疲れてきたが、もうこのへんでそろそろ定着してくれるやろ…。
マラリアに落ち着いたのはちょっと意外だったけど、アフリカだし、ナイルの川ぞいに水辺もあるし、妥当なセンではある。マラリアは蚊が媒介する熱病ですね。インフルエンザのきっついヤツ、と言えば近いかも。
大腿骨骨折の敗血症だけじゃ死因には弱いという意見もあったけど、それプラス、高熱を発するマラリア感染となれば、致死率ドン、さらに倍。大変な最期だったようです。
それ意外の内容は、既に何年か前に判明していて、ツタンカーメンが遺伝病を抱えていることも、虚弱体質の可能性があることも昔からけっこう言われていて、第18王朝が近親婚まみれであることも知られていて、目新しいことは特になく…
新しいニュース、注目すべきところは、実は
・アクエンアテンとティイのミイラがほぼ特定された
・身元不明ミイラの1体が、ツタンカーメンの母親と判明した
ココ。
なぜ身元不明のミイラがあるのかというと、ざっくり言うと盗掘のせい。
王家の谷の盗掘は、すでに新王国時代の終わりごろには始まっていて、王権が弱まるにつれ全ての墓を守りきれないことを察した神官たちが王たちのミイラをまとめて避難させたんですね。古代エジプトの宗教上。ミイラ=体を失うことは魂の消滅を意味しますから、財宝より立派な棺より、とにかく体を守らなくちゃならなかった。そんなわけで、今、残っている王たちのミイラは、神官たちがコッソリ運び出して秘密の場所に保護することに成功したミイラなのです。
しかしこの作業は大急ぎでやったらしく、その時すでに盗掘を受けていたミイラは、埋葬しなおすときに名前を間違えられたり名札を付け忘れられたり、盗掘を受けていなくても急いで隠すときの混乱で名前が分からなくなってしまったり、まあそんなわけで発見された時には偉大な一族が6畳一間にギッシリと積み重なってしまってました。
他にも、盗掘されつくした墓の中に遺体だけ置き忘れられてた… とか色々ケースはありますが、とにかく盗掘のお陰で名前を書いてある副葬品も何もなかったミイラは、今に至るまで誰なのかさっぱりわからんままなのです。
とくにアクエンアテンは、急激な宗教改革を推し進めて反発も強かった「異端の王」であり、のちの歴史から名前が消されているため、ミイラ自体も残ってないのじゃないかといわれてたんですね。体の消滅=魂が永遠に失われる、ですから、彼を憎んだ神官たちがバラバラにでもしちゃったんじゃないかとか言われてた。でも残ってたと。異端の王であっても王は王として、憎しみは抱きつつも手は出せなかったのかもしれんですね。腐っても王、というかミイラなんで腐りませんけど。王の心臓は永遠なり。
しかし近親相姦のしすぎで家系図ごっちゃなので、「ほぼ特定した」というのは実はDNAだけじゃないみたいです。
まず埋葬の方法、遺体の処理の仕方、包帯の巻き方などからある程度アタリをつける。
次に、アタリをつけた候補から一番それらしいものを絞る。そんな感じ。
今回の調査はかなり大掛かりにやっているようなので、大ハズレということはなさそう。
発表された研究論文を読んでみればある程度分かりそうですが、何しろ今回の調査は古病理学が絡むので、医学用語は分からんかもしれん…^^;
さて、
今回、ツタン様のお母様は、アクエンアテン王と父母を同じくする姉or妹と判明、ツタン様の父親が誰なのかという論争にも一応の決着がついたわけですが、これをふまえて過去に作った家系図を更新してみます。どん。
今のところ、確定しているツタンカーメンとアンケセナーメンの関係は…
(1) 異母姉にして ←父は同じ
(2) 義理母にして ←父と結婚してる
(3) 妻 ←自分も結婚してる
どんだけだよ。
ツタンカーメンの兄かもしれないスメンクカーラーが、アクエンアテンの息子だったりすると、この家系図はさらに複雑なことに。
そら王家も滅びるわ・・・。
**********
過去記事
出来心で作ってみた第18王朝アマルナ王家の家系図がやばい
https://55096962.seesaa.net/article/200911article_24.html
古代エジプト第18王朝のめくるめく近親相姦な家系図 ~夢と現実、その代償~
https://55096962.seesaa.net/article/200906article_1.html
**********
#毒殺ならミイラに証拠は残りませんから! と必死で暗殺説プッシュしていた
#あの日本の有名な方は、今度こそ退くんでしょうか…。
