アイスランドの火山噴火特集@ナショジオチャンネル

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ムスッペル(火の国)は永遠なり。
あなたと何度でもラグナロク。

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アイスランドはまさに火と氷の国。
分厚い氷河の下には元気いっぱいの火山が多数眠っています。「エッダ」に書かれた、世界は火と氷から生まれたという話が生まれてくるのもうなづける…。



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ナショジオの、今年4月に起きた、アイスランドでの噴火の模様をネタにした特集。映像のほとんどは、すでに写真が出回っている美しい噴火のシーンだったけど、それを撮りにいく人たちの苦労が見えたのは面白かった。というか… 火山写真ってほんとに命がけなんスね…。

エイラフィヤトラ・ヨークトルでの噴火は実は二回目に起きた噴火で、その前にまったりとしたフィムヴォルズハゥルスの噴火があったようです。そのときは、まったり気味ということで、一般観光客がキモ試しついでに立ち寄ったりしていたみたい。

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噴火見れるのは一生モンだし! …って…

桜島にくればいいのに。

あそこ日常茶飯事だぞ。





と、そうこうしている間にお隣のエイヤフィヤトラ氷河で規模の大きな噴火が発生し、ヨーロッパのほとんどの航空便が停止するという事態に。


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ハラルド・シグルズソン といういかにもヴァイキングの子孫な素敵なお名前の火山学者が危険な現場をご案内。平然と流されてましたが、火山の調査に行ったら道が崩壊して取り残されました、とか、何気にすごい冒険してるんですが。火山学者って命がけなんすね…

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火山の熱で氷河が溶けて大洪水。道路が完全に決壊してます。
その道路傍で水を流す迂回路を作ろうとしてる人たちの映像があったけど、大丈夫だったのか…。

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火山のふもとの農場まで取材にいく人たちと、この状況の中で「今朝羊の赤ちゃんが生まれたわよー」と平静に話す農家の人。アイスランド人は手馴れすぎている。さすがラグナロクを生き残った人間の子孫。(?)



出回っている、「どうやって撮ったんだこれ」みたいな写真や映像は、こうした命知らずな人たちが現場に挑んで撮ったものだったわけですね。残念ながら何人か死者も出ていたみたいですが… アイスランドの自然は実にダイナミック。神話や伝承というのは、ある程度実際に起きた自然現象を元にしている部分があると思うのですが、神話の世界を今もそのまま再現していて、その世界観に納得が出来る土地は、そうそう無いと思います。

ところで、火山の噴火前に地震が検知されていたという話。
北欧神話だと、地震は捕縛され縛り付けられたロキが蛇の毒に苦しんで身をよじるせいだということになってますが… 火山由来の地震が元ネタなのだとしたら、ロキの捕縛(地震)がラグナロク(大噴火?)に繋がると言えるのかもしれない?

ロキ という名前の由来が「ローゲ(火)」に関係するかもしれないという仮説は、異論・反論もあって確定はしてないようですが、可能性としてはあるのかなー と思ってみたりする次第。

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