連休は晴れらしいからちょっと山行って来る。そんなときの「ヤマレコ」

涼しくなってきたと思ったらやっぱり罠だったか!
また暑くなってきたし!
かと行って秋物買いに行ったらもう割引セールとかで売れ残りばっかりだよサイズねーよコンチクショウ!



そんな日ごろの鬱憤を晴らすべく、ちょっと山成分の補給に行ってこようかと思い立つ土曜出勤の午後。
定期的に魂の洗濯をしませんことには、野生が鈍るというか大都会に埋もれてしまいそうというか。



ぶらり山用のサイトといえば、「ヤマレコ」。人の走行記録が見えるのもいいけど、何より地図が手に入るのがいい。等高線のない地図は山歩き的に地図って言わない。山では道のりの長さより高低差、これ重要。

行きたい山の名前とか、山脈の名前なんかを検索すると、その山の基本データ、周辺地図、さらには実際に登った人の記録なんかも出てくるので大変べんり。バスが一日一本しかねーですよ、とか、最近ここの路線が廃止されたんで下の国道まで徒歩下山になりましたよ、とかいう最新情報もあるんで、ガイドブックより役に立ちます。つか、たいてい一人登山なんで、行ってみて事前情報と違った場合でも臨機応変にリカバリきくことが多いんですけどね。がけ崩れで一部ルート変わってたりする情報は事前に知らないとヤバいですしね。



今のチームの人に「なんでそんなに山好きなんですか」って聞かれたんだけど、よくわからんのだよね。山頂に立つのが嬉しいんですか? 言われたけど、多分それはない、山頂とかどうでもいい。むしろその手前のコルでテンション最高潮だったりする。

山歩いてて一番楽しいのは何だろうって考えてみると、やっぱあれだな…

 誰もいない道をただひたすら歩いてる孤独感

自分の場合これのような気がする。
四方数キロにわたって誰もいないような世界で、完全にマイワールドに染まれるのが一人登山のいいところ。



そんな秘境に行ってるわけではないし、道が道として作られているということは大勢の人間がそこを常に通っているはずなんだが、滅多に人に会わない、人の気配もない場所を黙々と歩き続けていると、なんとなく世界に自分ひとりしかいなくて、その道は自分だけの道のような錯覚がしてくるんだな。

大声で歌おうが突然ハダカになろうが、スキップしながら歩こうがぜんぜん誰にも見られないわけで、まあハダカになると虫に刺されたり木の枝でひっかいてケガしたりするのでお勧めは出来ないけれど、「生きるも死ぬもお前の自由、運を天に任せたかったら今その装備ぜんぶ投げ捨てて水もなしで地図にない森の中に駆け込んでみろ」的な雰囲気がいい。

山は人間が作った世界ではなく、人間の支配力が町に比べて格段に弱い場所なので、登山客の多い人気コース(たとえば富士山)でも、人が死ぬときは死ぬ。町ではあり得ないようなちょっとした理由や運で簡単に死ねる。そのぶん人間には決して作れない美しいものや不思議なものが観られる。

山用語(?)で町のことを「下界」といい、「ゴミは下界にもって帰りましょう」などと言われる。町とは明確に区別されている。たぶん日常に対する非日常、短期間とはいえ異世界への脱出を擬似的に体験させてくれるのが、登山なんだと思う。



…しかし一人登山だと標高2000くらいのところに日帰りまたは一泊くらいで行くのが限界なわけで、それ以上はパーティーメンバーがいないと流石に厳しい。体力も落ちているだろうし、基本的にヌルめの登山が多いっす。

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