王家の谷 KV64、KV65

KVはKings valley、王家の谷の略。番号は墓の番号なんですが途中までは見つかった順番ではないです。
(古代に暴かれ、すでに開かれたままになっていた墓は、番号をふりはじめた時点で順番に番号を振られていったから。)

そのへんは↓参照で…。
http://www.moonover.jp/bekkan/tomb/index.htm


で、2008年、もっとも最近になって発見されたKV64とKV65についての調査結果。
報道されないということは報道する内容もない、ということで。

KV64→使われた形跡なし
KV65→入り口付近に18王朝スタイルが辛うじて見受けられるものの、使用された形跡や持ち主は不明


KV64は「墓」ではなく、KV63と同じく「墓つくるときに使われた物置」のようです。んでKV65は18王朝の遅い時期のものらしく、遺物も少しあるもたいだけど、使われたけど放棄されたのか、未完成だったのかはよく分からない。

ってな感じで、情報量すくなめです。見つかった時点では「なんか穴がある」→とりあえず番号ふっとこう。 ってんで、墓の番号振りますが、調査してみたらやっぱ墓じやなかったー っていうのが結構ありますね。「
KV65 といっても、今までに王家の墓が65見つかってるわけじゃないんですね…。

この記事へのトラックバック