/home/lib/冒険商人シャルダン
年末に買った本をようやく一冊クリア。
「冒険商人シャルダン」、お察しの通りタイトル買いっス。
むちゃくちゃ面白いというわけでもないが、大航海時代を生きたあるフランス商人の一生… という意味で興味深い内容ではあった。「冒険商人」とタイトルがついているものの、主人公ジャン・シャルダンの職業は冒険家ではなく、あくまで「商人」。彼の生きた時代、インドとの交易は危険を伴う「冒険」でもあった、というところからタイトルが来ている。
もともと裕福な商人の家庭に生まれ教養もあったため、まだ開拓されきっていないインドとの交易路上にある国々に学術的な興味も持ち、のちにその旅を出版している。シャルダンはペルシャ経由の陸路でインドに入っているため、書かれた著作はペルシャとインドの史料となっている。
今までは、その史料だけを歴史研究されることが多かったのが、今回はその著者にも注目して見ましたよー、という本らしい。
シャルダンの生きた時代は、イギリスは名誉革命後、フランスでは激しい宗教弾圧が始まりフランス革命へと続く暗い時代。交易で莫大な富を得ながら、プロテスタントであったばかりに故郷フランスを捨てイングランドへ亡命せざるを得なかった数奇な人生を送った人である。
その人生自体に注目するか、各国が競ってインド・アジアへの航路を開拓していた大航海時代の長距離貿易、という時代背景に注目するかで、また読み方は違ってくるものと思う。私などは交易のやり方がおもしろかったクチ。
シャルダンが宝石細工をインドにもっていって、帰りはダイヤを持って帰ってくるところなんか、「あーゲームでやったわソレ…」なんて思ったり(笑) コーエーはきっとこの本を参考にゲーム作ったんだな…。
アルメニア商人のネットワークを利用した商売のやり方は、もう少し詳しく知りたかったところ。
やっぱ遠距離交易は現地に代理人おいたほうが効率的に行くんですかね。
というわけで、この本は「冒険」の部分はあまり触れられておらず、どちらかというと「商人」の部分に重きがおかれた、タイトルとしては「大航海時代の商人シャルダン ―遠距離交易路は俺が開拓する!―」あたりのほうが内容のイメージが付きやすそうな本。彼のなした「冒険」の部分については、この本の中ではそれほど詳しく触れられていないので、著書の研究書を読んだほうがいいと思う。17世紀のペルシア史に興味のある人は、きっと、この人が交易の合間に書いた本に触れることになるのだろう。
「冒険商人シャルダン」、お察しの通りタイトル買いっス。
むちゃくちゃ面白いというわけでもないが、大航海時代を生きたあるフランス商人の一生… という意味で興味深い内容ではあった。「冒険商人」とタイトルがついているものの、主人公ジャン・シャルダンの職業は冒険家ではなく、あくまで「商人」。彼の生きた時代、インドとの交易は危険を伴う「冒険」でもあった、というところからタイトルが来ている。
もともと裕福な商人の家庭に生まれ教養もあったため、まだ開拓されきっていないインドとの交易路上にある国々に学術的な興味も持ち、のちにその旅を出版している。シャルダンはペルシャ経由の陸路でインドに入っているため、書かれた著作はペルシャとインドの史料となっている。
今までは、その史料だけを歴史研究されることが多かったのが、今回はその著者にも注目して見ましたよー、という本らしい。
シャルダンの生きた時代は、イギリスは名誉革命後、フランスでは激しい宗教弾圧が始まりフランス革命へと続く暗い時代。交易で莫大な富を得ながら、プロテスタントであったばかりに故郷フランスを捨てイングランドへ亡命せざるを得なかった数奇な人生を送った人である。
その人生自体に注目するか、各国が競ってインド・アジアへの航路を開拓していた大航海時代の長距離貿易、という時代背景に注目するかで、また読み方は違ってくるものと思う。私などは交易のやり方がおもしろかったクチ。
シャルダンが宝石細工をインドにもっていって、帰りはダイヤを持って帰ってくるところなんか、「あーゲームでやったわソレ…」なんて思ったり(笑) コーエーはきっとこの本を参考にゲーム作ったんだな…。
アルメニア商人のネットワークを利用した商売のやり方は、もう少し詳しく知りたかったところ。
やっぱ遠距離交易は現地に代理人おいたほうが効率的に行くんですかね。
というわけで、この本は「冒険」の部分はあまり触れられておらず、どちらかというと「商人」の部分に重きがおかれた、タイトルとしては「大航海時代の商人シャルダン ―遠距離交易路は俺が開拓する!―」あたりのほうが内容のイメージが付きやすそうな本。彼のなした「冒険」の部分については、この本の中ではそれほど詳しく触れられていないので、著書の研究書を読んだほうがいいと思う。17世紀のペルシア史に興味のある人は、きっと、この人が交易の合間に書いた本に触れることになるのだろう。

