【長距離クエストまとめ報告】チリ・サンティアゴ~イースター島~バルパライソ
よっす。地球一周分、国際線で宇宙線被曝して帰国した中の人です。
南米遠かったけど、めちゃ楽しかった! やっぱねー、これだよね冒険といえば。ヨーロッパだと、予想外のストーリーイベント発生とかクエスト変化で要求スキル上昇とかの罠クエ少ないからねー。
レポとかは後日まとめるとして、とりあえずこんな感じで。
●サンティアゴ
チリの首都。日本からチリに行くにはアメリカのいずれかの都市を経由してサンティアゴに飛ぶしかない。
12時間+11時間(時差つき)とか、なかなかハードな乗り継ぎを強いられます。
アンデス山脈さんの存在感がパネェ。町のどこにいっても景色の一方は壁。
あれだ初代グランディアの「世界の果て」だよコレ。「壁の向こうにも世界は続いてるんだ!」とか言いつつ越えていくと森林の中に獣耳の可愛い種族が住んで(ry
裕福層と貧困層が別れていて、町の中心部は日本にもありそうなショッピングモールが立ち並びつつ、ちょっと外れると小汚い屋台やトタン小屋もあるという状態。そして超車社会。
私が滞在していた時は晴れててちょっと暑いくらいだったのに、バルパライソ行って帰ってきたら吹雪ですた。 サン・クリストーバルの丘が真っ白に染まっていて市内もみぞれで大渋滞というアワワな状態に。
本来は雪が降らない町だからチェーンとかないみたいだよ…
●イースター島(イスラ・デ・パスクア)
スペイン語で「イスラ・デ・パスクア」、現地ラパ・ヌイ語では「ラパ・ヌイ」と呼ばれる、いわずと知れたモアイの島。
今回の旅はここがメイン。
道が悪いという話は聞いていたけど想像をはるかに超える悪路っぷりで、どこのサファリパークですか状態。シマウマのかわりに半野生の馬とウシが突っ込んでくる感じの。
島の天気は、毎日「はれ ときどき曇り ところにより にわか雨」で、天気予報は役に立たないそうな。
ていうか海のド真ん中で風が吹き続けているの雲の流れがとても早い。
木がないので、どこまでも見渡せます。どこまでも…
ちょっとオーストラリアっぽい雰囲気も。ここは本当に良かった。世界の最果ての島は伊達じゃない。植生調査もバッチしてきたんで後ほどレポートします。
●バルパライソ
チリ第二の都市、港町バルパライソ。隣のリゾート海岸ビーニャ・デル・マルも湾岸電車で10分くらい。
首都サンティアゴから長距離バスで二時間くらい。
かつて大航海時代にイスパ船などの停泊に利用されていた港は今も貿易港として健在。
市民の足、アセンソール(ただのハコ)。
100年ほど前のを使っているそうで、ガタガタいってて超怖い。ヤバそうなので敢えて徒歩で崖を登った…。つかこれほんとに縄ついてるただのハコだよ…?
治安が悪い悪いと言われたわりには、ちっともそんな雰囲気はなく、町の人たちはフレンドリーですた。
たぶんなー、初心者バックパッカーとかが引っかかってるんだと思う…。崖の上は、基本、貧困層の町なんで。見た目カラフルでかわいい家が立ち並んでるように見えるけどよく見るとハリボテなんで…。ガイドブックに「アセンソールに乗ってみよう!」みたいなこと書いてるから、やばいとこのアセンソールに乗ってスラムのど真ん中に降りるとかしてカツアゲされてるんじゃないのかね…。
アセンソール乗るなら、青空美術館のあたりに出るEspiritu Santo(写真のもの)だけにしておいたほうがいいと思う。んで人通りの少ない横路地に入るときは気を抜くなってこった。
*****
今回の旅では、全行程通じてやたらと日本人の個人旅行者に話しかけられました。
他の国では日本人はすれ違ってもあんま声かけてこないんですよ。なんだろうね、南米っていう遠い場所まで来てると日本語で話がしたくなるのかね。バックパッカーもいれば、代理店に個人旅行を手配してもらった人もおり、またアメリカに留学しているという人もおり。
なんかしらん、空港で出会った人どうしでmixi交換してキャッキャウフフしてたりもしましたが、自分、基本的に旅は一匹狼なんでそういうのはナシ。旅は旅先の国の人と出会うものであって同国人どうしつるむものではない。馴れ合いなど要らぬ。
ていうか…
どこの国でもそうだけど、どうして海外を一人旅してる人たちって「旅してる俺カコイイ!」オーラ出しまくりなの。
なんだろうね、英語しゃべれるくらいで思い上がっちゃってるのかね。目ぇ輝かせて得意げに自分の旅の行程とか、何故か旅を始めた理由とか熱く語られることが多いんだけど、俺そういうのどうでもいいよ。そんなことより、彼らがチリの公用語がなぜイスパ語なのか知らなかったり、イースター島の住人がかつてモアイを作っていた人たちの子孫だと知らなかったりすることもほうが驚きだよ。その国の文化や背景を全く知りもしないのに旅をするのかい? ただ「どこそこへ行きました!」ってだけで、その土地のことは何も理解せず、何も勉強せずに「すごかったよー」だけで帰ってくる旅に意味あんの…?
バックパッカーな人たちは、やたらとチリの危険さを言ってたけど、「俺カコイイ」で持て成し当たり前な態度で土足で乗り込んでったら、そりゃダメだろ。よそさまの国に旅するんだから、「おじゃまします」って気持ちで行かないと。日本だって、日本文化なんかなんも知らない外人がやってきて多摩川でBBQとかやって騒ぎ出したら「外人UZEEEEE」って思うべ。逆によく勉強してきて「浅草寺の歴史に興味があって…」とか言われたら、「おー、じゃついでに良いもんじゃの店紹介してやんよ」って思うべ。
結局すべては愛なのだよ、愛。
どれだけ行き先の国や文化をリスペクトできるかで、同じ一人旅でも、出会うチリ人が正反対になってる気がする…。
スリが多くて危険危険言われたバルパライソは、私にとっては、初音ミクフィギュアを推してくるダメな人の町になりました。
たぶんパルパライソのオタ連中とは普通に友達になれると思う。ローゼンや犬夜叉のグッズ持ってたし、DSにゼル伝入ってたし(笑)
南米遠かったけど、めちゃ楽しかった! やっぱねー、これだよね冒険といえば。ヨーロッパだと、予想外のストーリーイベント発生とかクエスト変化で要求スキル上昇とかの罠クエ少ないからねー。
レポとかは後日まとめるとして、とりあえずこんな感じで。
●サンティアゴ
チリの首都。日本からチリに行くにはアメリカのいずれかの都市を経由してサンティアゴに飛ぶしかない。
12時間+11時間(時差つき)とか、なかなかハードな乗り継ぎを強いられます。
アンデス山脈さんの存在感がパネェ。町のどこにいっても景色の一方は壁。
あれだ初代グランディアの「世界の果て」だよコレ。「壁の向こうにも世界は続いてるんだ!」とか言いつつ越えていくと森林の中に獣耳の可愛い種族が住んで(ry
裕福層と貧困層が別れていて、町の中心部は日本にもありそうなショッピングモールが立ち並びつつ、ちょっと外れると小汚い屋台やトタン小屋もあるという状態。そして超車社会。
私が滞在していた時は晴れててちょっと暑いくらいだったのに、バルパライソ行って帰ってきたら吹雪ですた。 サン・クリストーバルの丘が真っ白に染まっていて市内もみぞれで大渋滞というアワワな状態に。
本来は雪が降らない町だからチェーンとかないみたいだよ…
●イースター島(イスラ・デ・パスクア)
スペイン語で「イスラ・デ・パスクア」、現地ラパ・ヌイ語では「ラパ・ヌイ」と呼ばれる、いわずと知れたモアイの島。
今回の旅はここがメイン。
道が悪いという話は聞いていたけど想像をはるかに超える悪路っぷりで、どこのサファリパークですか状態。シマウマのかわりに半野生の馬とウシが突っ込んでくる感じの。
島の天気は、毎日「はれ ときどき曇り ところにより にわか雨」で、天気予報は役に立たないそうな。
ていうか海のド真ん中で風が吹き続けているの雲の流れがとても早い。
木がないので、どこまでも見渡せます。どこまでも…
ちょっとオーストラリアっぽい雰囲気も。ここは本当に良かった。世界の最果ての島は伊達じゃない。植生調査もバッチしてきたんで後ほどレポートします。
●バルパライソ
チリ第二の都市、港町バルパライソ。隣のリゾート海岸ビーニャ・デル・マルも湾岸電車で10分くらい。
首都サンティアゴから長距離バスで二時間くらい。
かつて大航海時代にイスパ船などの停泊に利用されていた港は今も貿易港として健在。
市民の足、アセンソール(ただのハコ)。
100年ほど前のを使っているそうで、ガタガタいってて超怖い。ヤバそうなので敢えて徒歩で崖を登った…。つかこれほんとに縄ついてるただのハコだよ…?
治安が悪い悪いと言われたわりには、ちっともそんな雰囲気はなく、町の人たちはフレンドリーですた。
たぶんなー、初心者バックパッカーとかが引っかかってるんだと思う…。崖の上は、基本、貧困層の町なんで。見た目カラフルでかわいい家が立ち並んでるように見えるけどよく見るとハリボテなんで…。ガイドブックに「アセンソールに乗ってみよう!」みたいなこと書いてるから、やばいとこのアセンソールに乗ってスラムのど真ん中に降りるとかしてカツアゲされてるんじゃないのかね…。
アセンソール乗るなら、青空美術館のあたりに出るEspiritu Santo(写真のもの)だけにしておいたほうがいいと思う。んで人通りの少ない横路地に入るときは気を抜くなってこった。
*****
今回の旅では、全行程通じてやたらと日本人の個人旅行者に話しかけられました。
他の国では日本人はすれ違ってもあんま声かけてこないんですよ。なんだろうね、南米っていう遠い場所まで来てると日本語で話がしたくなるのかね。バックパッカーもいれば、代理店に個人旅行を手配してもらった人もおり、またアメリカに留学しているという人もおり。
なんかしらん、空港で出会った人どうしでmixi交換してキャッキャウフフしてたりもしましたが、自分、基本的に旅は一匹狼なんでそういうのはナシ。旅は旅先の国の人と出会うものであって同国人どうしつるむものではない。馴れ合いなど要らぬ。
ていうか…
どこの国でもそうだけど、どうして海外を一人旅してる人たちって「旅してる俺カコイイ!」オーラ出しまくりなの。
なんだろうね、英語しゃべれるくらいで思い上がっちゃってるのかね。目ぇ輝かせて得意げに自分の旅の行程とか、何故か旅を始めた理由とか熱く語られることが多いんだけど、俺そういうのどうでもいいよ。そんなことより、彼らがチリの公用語がなぜイスパ語なのか知らなかったり、イースター島の住人がかつてモアイを作っていた人たちの子孫だと知らなかったりすることもほうが驚きだよ。その国の文化や背景を全く知りもしないのに旅をするのかい? ただ「どこそこへ行きました!」ってだけで、その土地のことは何も理解せず、何も勉強せずに「すごかったよー」だけで帰ってくる旅に意味あんの…?
バックパッカーな人たちは、やたらとチリの危険さを言ってたけど、「俺カコイイ」で持て成し当たり前な態度で土足で乗り込んでったら、そりゃダメだろ。よそさまの国に旅するんだから、「おじゃまします」って気持ちで行かないと。日本だって、日本文化なんかなんも知らない外人がやってきて多摩川でBBQとかやって騒ぎ出したら「外人UZEEEEE」って思うべ。逆によく勉強してきて「浅草寺の歴史に興味があって…」とか言われたら、「おー、じゃついでに良いもんじゃの店紹介してやんよ」って思うべ。
結局すべては愛なのだよ、愛。
どれだけ行き先の国や文化をリスペクトできるかで、同じ一人旅でも、出会うチリ人が正反対になってる気がする…。
スリが多くて危険危険言われたバルパライソは、私にとっては、初音ミクフィギュアを推してくるダメな人の町になりました。
たぶんパルパライソのオタ連中とは普通に友達になれると思う。ローゼンや犬夜叉のグッズ持ってたし、DSにゼル伝入ってたし(笑)