イースター島 動物調査 PART.2
まずはコイツを…
全世界共通のコイツを…。
(1) GOKI
やっぱりいやがったぜ、この島にも。
なんか小さいけど。
最初コオロギかと思ったけど。
貨物船の往来があるんで、そこから持ち込まれてるんでしょう。
(2)とんぼ
島中にいるとんぼ。色はやや黒っぽく、大きさはシオカラトンボ程度。
火口湖ラノ・カウが生まれ故郷の模様。湖までは断崖絶壁200mなんで、さすがに中の確認は出来ないけど、ヤゴのほうかに小さな魚や水中昆虫もいるらしい。
ちなみに島に河川は存在せず、火口湖以外は地下水脈なので淡水生物は火口湖に集中していると思われます。
(3)ハチ、蝶、アブ、ハエ
ハチや蝶は見かけませんでしたが、小さいハナアブとハエは見かけた。虫媒花もそれなりの割合で生えているため、ハチはいなくてもアブ系の生き物が花粉の媒介をしているのではないかと。
季節的に早春だったので、夏になれば蝶も出てくるのかもしれんです。
(4)アリ
あまり大きくないアリが住んでいます。
島は土が薄く、少し掘るとすぐに火山岩のゴロゴロした状態になるため、巣を掘るというよりは岩の隙間にべったりと巣を作っている感じ。行列見つけて興味本位で岩めくったらチョクに巣穴で一杯でてきた「うわあああ!」な状態になったぜHAHAHA。
(5)コオロギ、バッタ
いるんだなこれが。そのへんでリーリー鳴いてる声が聞こえます。
バッタは、普通の緑色のやつじゃなくて…「バッタ?」な感じだったけど。外から持ち込まれてそのまま居着いたのか、自力で辿り着いたのかは不明。島中に闊歩するニワトリさんのおやつ。
(6)だんごむし
いたんだよ…
ちなみに仲間のゴミムシさんもいました。
(7)てんとうむし
いたんだよ…
コイツがいるってことは、アブラムシとかもいるはず、たぶん。
てかお前はイースター島までいって草むらで虫撮ってたのかって、ハイ、虫撮ってました。(おい
いやーあの島ってモアイとか遺跡ばっかり有名だけど生態系どうなってんだろうって、ずっと気になってたんですよね。謎がとけてだいぶスッキリしました。こういうのは現地いって自分で確かめるのが一番だわ。
** その他 いないもの **
・こうもり
洞窟は島中にあるけど、こうもりいません。
・蚊
水たまりというか火口湖はあるけど、蚊はいませんでした。
いるのかもしれないけど、村の近くで蚊がわくような場所がないので気にならないかと。
・ヘビ
トカゲは確認。ヘビはいないかもしれない。
・みみず
居そうで居ないというか、見つからず。土の保水力が少ないのと、腐葉土のようなものが存在しないのとで、住みづらい環境なのかも。
ダンゴムシいるんだから、住めそうな気はするんですが。
・かたつむり
ナメクジは居たから、持ち込めば住めそう。
絶海の孤島というロケーションですが、島が形成されてからの年月が浅いこと、大陸などから切り離されたわけではなく最初から太平洋のド真ん中に火山島として出現していることから、島独自に進化を遂げた生物というのがいない/またか過去にいたけど現在は目立たない ようです。
生物・植物とも他の土地から渡ってきた「外来種」になりますが、最も近い他の土地が4000キロ近く離れていて島伝いに生物が渡れる環境ではないこと、風向きや潮流の関係上、その最寄りの土地からも容易にはたどり着き難い位置関係から、大型の生物については、すべて人間が往来するようになって以降の時代(紀元後500年~、特に大航海時代の西洋船が行き来し始めたここ400年くらいの時代)に島に持ち込まれています。
昆虫についてもおそらく同様。
というわけで、孤島とはいってもガラパゴスなどとは全く異なり、生態系については非常に貧弱で多様性のない状態なのがイースター島である、という結論に達しました。
生態系シミュレーションには楽しそうだけど、純粋なナマモノウォッチャーには比較的つまんない島かもしれんです。
以上、生物&動物レポートでした。
全世界共通のコイツを…。
(1) GOKI
やっぱりいやがったぜ、この島にも。
なんか小さいけど。
最初コオロギかと思ったけど。
貨物船の往来があるんで、そこから持ち込まれてるんでしょう。
(2)とんぼ
島中にいるとんぼ。色はやや黒っぽく、大きさはシオカラトンボ程度。
火口湖ラノ・カウが生まれ故郷の模様。湖までは断崖絶壁200mなんで、さすがに中の確認は出来ないけど、ヤゴのほうかに小さな魚や水中昆虫もいるらしい。
ちなみに島に河川は存在せず、火口湖以外は地下水脈なので淡水生物は火口湖に集中していると思われます。
(3)ハチ、蝶、アブ、ハエ
ハチや蝶は見かけませんでしたが、小さいハナアブとハエは見かけた。虫媒花もそれなりの割合で生えているため、ハチはいなくてもアブ系の生き物が花粉の媒介をしているのではないかと。
季節的に早春だったので、夏になれば蝶も出てくるのかもしれんです。
(4)アリ
あまり大きくないアリが住んでいます。
島は土が薄く、少し掘るとすぐに火山岩のゴロゴロした状態になるため、巣を掘るというよりは岩の隙間にべったりと巣を作っている感じ。行列見つけて興味本位で岩めくったらチョクに巣穴で一杯でてきた「うわあああ!」な状態になったぜHAHAHA。
(5)コオロギ、バッタ
いるんだなこれが。そのへんでリーリー鳴いてる声が聞こえます。
バッタは、普通の緑色のやつじゃなくて…「バッタ?」な感じだったけど。外から持ち込まれてそのまま居着いたのか、自力で辿り着いたのかは不明。島中に闊歩するニワトリさんのおやつ。
(6)だんごむし
いたんだよ…
ちなみに仲間のゴミムシさんもいました。
(7)てんとうむし
いたんだよ…
コイツがいるってことは、アブラムシとかもいるはず、たぶん。
てかお前はイースター島までいって草むらで虫撮ってたのかって、ハイ、虫撮ってました。(おい
いやーあの島ってモアイとか遺跡ばっかり有名だけど生態系どうなってんだろうって、ずっと気になってたんですよね。謎がとけてだいぶスッキリしました。こういうのは現地いって自分で確かめるのが一番だわ。
** その他 いないもの **
・こうもり
洞窟は島中にあるけど、こうもりいません。
・蚊
水たまりというか火口湖はあるけど、蚊はいませんでした。
いるのかもしれないけど、村の近くで蚊がわくような場所がないので気にならないかと。
・ヘビ
トカゲは確認。ヘビはいないかもしれない。
・みみず
居そうで居ないというか、見つからず。土の保水力が少ないのと、腐葉土のようなものが存在しないのとで、住みづらい環境なのかも。
ダンゴムシいるんだから、住めそうな気はするんですが。
・かたつむり
ナメクジは居たから、持ち込めば住めそう。
絶海の孤島というロケーションですが、島が形成されてからの年月が浅いこと、大陸などから切り離されたわけではなく最初から太平洋のド真ん中に火山島として出現していることから、島独自に進化を遂げた生物というのがいない/またか過去にいたけど現在は目立たない ようです。
生物・植物とも他の土地から渡ってきた「外来種」になりますが、最も近い他の土地が4000キロ近く離れていて島伝いに生物が渡れる環境ではないこと、風向きや潮流の関係上、その最寄りの土地からも容易にはたどり着き難い位置関係から、大型の生物については、すべて人間が往来するようになって以降の時代(紀元後500年~、特に大航海時代の西洋船が行き来し始めたここ400年くらいの時代)に島に持ち込まれています。
昆虫についてもおそらく同様。
というわけで、孤島とはいってもガラパゴスなどとは全く異なり、生態系については非常に貧弱で多様性のない状態なのがイースター島である、という結論に達しました。
生態系シミュレーションには楽しそうだけど、純粋なナマモノウォッチャーには比較的つまんない島かもしれんです。
以上、生物&動物レポートでした。