株式会社タダノ「モアイ修復プロジェクト」に使われたクレーンの現在位置を確認してきたぞ

1988年、日本で放映されたテレビ番組を見て名乗りを上げた日本のクレーン会社「タダノ」。

そこから始まった「モアイ修復プロジェクト」では、現在も多くの観光客が訪れる、イースター島のシンボルともいえる「アフ・トンガリキ」の倒れていた15体のモアイ像が、元の立っている状態に復元された。現地には日本からの援助に対する感謝を示したパネルが置かれ、クレーンは今も島に保管されている。


タダノ公式「モアイ修復プロジェクト」
http://www.tadano.co.jp/tadanocafe/moai/index.html


というわけで、プロジェクト内容とか、実際どうやってモアイを起こしたのかはリンク先の公式を見ていただくとして、イースター島に行った時に、その修復に使われたクレーン車を探してみたんだよ。

HAHAHA、虫探したりクレーン探したり、お前はモアイ見に行ったんじゃねーのかってツッコまれそうだけどナ。
探しても簡単に見つからない情報だからこそ、自分で探しにいく価値があるってもんだ。



見つけたよ!

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これが伝説のタダノクレーンだよ!

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場所はココ。空港の近く。
めっちゃ錆びてボロボロになってますが、島の人はまだ保管してくれているようです。

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ちなみに1台目が錆びて動かなくなったあと、タダノからは耐サビ仕様の2台目クレーンが贈られ、現在も港でコンテナを積み下ろすのに使われている模様。

なんも考えずに写真撮ってた中に、2台目クレーンらしきものが見切れている写真があった。
アフ・リアータのモアイの後ろに映ってるってことは、ピコ港のあたりで稼働してるんかな…?

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ちなみにこちらが、現地アフ・トンガリキに設置されている記念プレート。チリの公用語であるスペイン語、日本語、英語で説明あり。なんか割れちゃってますが;;
同じプレートとモアイの模型は、タダノ本社のある香川県高松市にもある。

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そのへんにポソっと廃棄されてるんじゃないかとか、もう島にはないんじゃないかとか思ってたけど、道路から見えるように誇らしげに置いててくれたのでちょっと嬉しかった。島の人はタダノの援助は忘れてないよ、きっと。よかったね。


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島の完全ガイドはこれで。
これから旅行にいく人、行く気はないけどまとまった資料がほしい人にオススメ。
島の歴史、チリ、モアイの解説などひと通り網羅されている。

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