「ウルのスタンダード(旗章)」 メソポタミアは下から読め。
高校あたりの世界史の授業で習った覚えのある「ウルのスタンダード」。
スタンダードは「旗章」という意味なのだが、実際のところ、こいつの用途はわかっていない。発見者のウーリー卿がとりあえず「旗章って呼んどこう。」と規定したことから名前がそうついているだけで、楽器の共鳴箱ではないかという説があったりもする。
写真のカタチを見てもらえれば分かると思うが、台形をしたハコ状のもので、高さ60cm、幅30cm程度の大きさだ。
画像検索結果
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&oe=UTF-8&rlz=1I7GFRE_ja&redir_esc=&um=1&ie=UTF-8&hl=ja&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=QYRHT6moMa7HmQW7uOWJDg&biw=1053&bih=666&sei=Q4RHT5HHBaHLmAXOh6yYDg
Wikipediaの記事
(全体画像は出ていない。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Standard_of_Ur
メソポタミアの画像つき碑文は、下から読むのが基本なのだと言われる。
この「スタンダード」同様、三段にわかれている画面は他にもある。4コマならぬ3コマといったところか。しかしなぜ下から読むのかが良くわからない。マンガのように文字を添えて場面の紹介をしてくれていて、その内容からして下から順番に時間が経過しているのは間違いないようなのだが、ふつうコマ割りの場面は上から読むものではないだろうか。少なくとも現代人は無意識にそうするだろうし、エジプトの壁画なども、上下で言えば大抵は上から読む。
そういうルールなのだ、と言われればそうなのだが、しかし敢えて下から読ませる理由が何か欲しい。そう思って色々考えてみたのだが、思いついた。
いちばん重要な画面を、いちばん目に付く上部に持って来たいから。
これでどうだ。
いや、これで正しいのかどうかは分からないけど、コマわりで場面を表していて3コママンガになっているのなら、いちばん強調したいのはオチの部分のはずだ。ウルのスタンダードの場合、一番下の場面は戦争開始前。真ん中が戦争中。そして一番上が勝利後の帰還の場面。だったら戦争開始前の盛り上がりに欠ける場面よりは、戦争後の盛り上がってる場面のほうを目に付く場所に描きたいのじゃないかな。
ほかのシュメールのコマ割りでウルクの大杯なんかでも、一番上の部分は支配者が神と向き合って捧げ物をする最後のシーン。コマ割りマンガだけど、重要なのはオチの部分で、そこを強調したいという作者の意図があってのルールなんだと、私はとりあえずそう結論しておくことにする。
スタンダードは「旗章」という意味なのだが、実際のところ、こいつの用途はわかっていない。発見者のウーリー卿がとりあえず「旗章って呼んどこう。」と規定したことから名前がそうついているだけで、楽器の共鳴箱ではないかという説があったりもする。
写真のカタチを見てもらえれば分かると思うが、台形をしたハコ状のもので、高さ60cm、幅30cm程度の大きさだ。
画像検索結果
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%89&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&oe=UTF-8&rlz=1I7GFRE_ja&redir_esc=&um=1&ie=UTF-8&hl=ja&tbm=isch&source=og&sa=N&tab=wi&ei=QYRHT6moMa7HmQW7uOWJDg&biw=1053&bih=666&sei=Q4RHT5HHBaHLmAXOh6yYDg
Wikipediaの記事
(全体画像は出ていない。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Standard_of_Ur
メソポタミアの画像つき碑文は、下から読むのが基本なのだと言われる。
この「スタンダード」同様、三段にわかれている画面は他にもある。4コマならぬ3コマといったところか。しかしなぜ下から読むのかが良くわからない。マンガのように文字を添えて場面の紹介をしてくれていて、その内容からして下から順番に時間が経過しているのは間違いないようなのだが、ふつうコマ割りの場面は上から読むものではないだろうか。少なくとも現代人は無意識にそうするだろうし、エジプトの壁画なども、上下で言えば大抵は上から読む。
そういうルールなのだ、と言われればそうなのだが、しかし敢えて下から読ませる理由が何か欲しい。そう思って色々考えてみたのだが、思いついた。
いちばん重要な画面を、いちばん目に付く上部に持って来たいから。
これでどうだ。
いや、これで正しいのかどうかは分からないけど、コマわりで場面を表していて3コママンガになっているのなら、いちばん強調したいのはオチの部分のはずだ。ウルのスタンダードの場合、一番下の場面は戦争開始前。真ん中が戦争中。そして一番上が勝利後の帰還の場面。だったら戦争開始前の盛り上がりに欠ける場面よりは、戦争後の盛り上がってる場面のほうを目に付く場所に描きたいのじゃないかな。
ほかのシュメールのコマ割りでウルクの大杯なんかでも、一番上の部分は支配者が神と向き合って捧げ物をする最後のシーン。コマ割りマンガだけど、重要なのはオチの部分で、そこを強調したいという作者の意図があってのルールなんだと、私はとりあえずそう結論しておくことにする。