来年は2013年、巳年。というわけでエジプトのヘビの神様の話をしようか。

干支は日本(というかアジア)の風習なのにエジプトの話ですか?

ハイ、エジプト話がしたいだけなので、とりあえず切っ掛けさえあれば何でもいいです。(本音)


というわけでヘビの神様たちを紹介するよっ!
エジプトはヘビの神様が多いです。それも敵味方ともにヘビがいっぱいいます。

たとえばファラオ様の額にくっついてる頭飾りのコブラは守護女神様

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太陽の船の運行をジャマするとされ、日食の原因と考えられた大蛇アポピスは邪悪の化身

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古代のエジプトは砂漠や荒野、墓所、川べりの緑地など、ヘビのいる場所が多かったため、シチュエーションに応じたヘビの神様がイメージされていったみたい。中でもコブラは、鎌首もたげてエラそうにしてるとこが威厳あるので、王様の持ち物のモチーフとして人気があった。

(ちゅーても初期王朝の頃は牛とか鷹とかのほうが人気だったんで、コブラモチーフがいつから人気上位になったのかはエジプト美術史を整理してみないと分かんね…。なんとなく新王国あたりなんかなーとは思っているもにゅもにゅ。)

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ヘビの姿をとる神様たちの中から代表的なものを挙げてみる。


アポピス(アペプ)

いわずと知れた敵側代表。混沌の化身。神ではないけど、冥界にすむ恐ろしいヤツなんだ。

メルセゲル

死者を守護する静寂の女神、墓所の守り手。岩山に住むヘビ。

ウアジェト

上エジプトの守護者、ムト女神と対になる、下エジプトの守護者。葦やパピルスの茂る緑地のヘビ。

ウラエウス

王の額にはりついてる額飾りの女神。怒らせるとこわいコブラ。

メヘン
エジプト壁画への出場率は高いのに、みんな模様だと思ってて彼を認識することが少ないっていう…。背景と一体化しすぎだよね。

レネヌテト

種子の母、という肩書きをもつ女神様。たぶん畑にいるヘビの神格化なんだと思われ。日本でも田んぼの神様でヘビの方いらっしゃいますよね。

デンウェン

王の敵とされるヘビだけど正体不明。そういやデンウェンの画像探そうとして何年も忘れっぱなの思い出した。。。

ネヘベカウ
セルケト女神の相方。姿を見ると笑ってしまいそうになるけど冥界で死者を助けてくれる神様なので邪険にしてはいけません。


あと、ウェプセト、ウレトヘカウあたりかな。
他にも名前がわからんヘビ神様がけっこういてたりするので、エジプトの壁画はヘビだらけってことになるね。

今更なんだけど神様辞典、Wikipediaが出来た当時、「もう個人で作る必要とかないかなー」と思って更新止めちゃったんだけど、あれから幾年月が経って逆にWikipediaのが衰退してる、っていうかむしろあんま細かいとこまで作られないままコンテンツとして終了してる気がするんだけどどうしようかね。

個人で作る資料の需要も残ってる気がするので、まるっと更改しようかな、時間があれば。(←そもそもそこが一番の問題である。休み くだ s)

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エジプトの神様辞典といえば、やっぱり定番はコレ。
初心者はここから入るといいよ!

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