上品なおばちゃまがCIAで大活躍、「おばちゃまはxxスパイ」―ミセス・ポリファックスシリーズ
おばちゃまスパイシリーズのデザインが変わっとるーーーー!
おおうなんか全然雰囲気が違う。オサレになっとる。昔の色鉛筆っぽいほんわかした絵のほうが好きだったのにいいい
と、いうわけで、久しぶりに本棚から引っ張りだしてきた「おばちゃま」スパイシリーズ。
このシリーズは、上流階級の上品でかわいい”おばちゃま”が、国際舞台でスパイとして大活躍しちゃう荒唐無稽・抱腹絶倒な素敵なスパイ小説。旦那さんに先立たれ、子供たちも独立した老年女性が、人生にやりがいを求めてCIAに乗り込み、なぜかそのままスパイとして採用されてしまうという。そして彼女は意外や意外、水を得た魚のように優秀なスパイとして大活躍しはじめる…?!
スパイ小説としては物足りない! と思う人もいるかもしれないが、この作品は魅力的なキャラクターたちを楽しむ系の物語だと思う。あんまりバイオレンスなシーンはなく、国際情勢とかの難しい話もなし。奇想天外な設定と、さらにそこからひねりだされる通常ではあり得ないシチュエーションと、見た目は「かわいいおばちゃま」でしかないミセス・ポリファックスの意外な機転と大胆さ。何より主人公の「おばちゃま」が、見た目や言動と裏腹に頭が良くて行動力もあるスゴい女性だってこと。
そんなおばちゃまの魅力が一番出てると思うのがシリーズ中でもこれ、「おばちゃまはアルペン・スパイ」。
スイスの山の中にある保養施設に隠されたプルトニウムを奪還するお話なのだが、まさかトマト缶でオチをつけるとは、敵国スパイも想像もするまいよ!
このシリーズはほぼ毎回、おばちゃまが世界の各地に派遣されていく。老婦人が老後の楽しみとして旅行三昧しているふうを装いながら、実は彼女は「誰も疑わない」凄腕スパイなのだ。おばちゃまと一緒に世界各地を観光している気分にさせられるのが楽しい。
園芸趣味なおばゃちゃまのノホホンとした平和な日常と、同じく趣味の空手で襲撃者を一発KOしてしまうようなハードな非日常が入り乱れるこのシリーズ。「いやいや、ねぇよw」と思いつつ、いつのまにかハマってしまう不思議な魅力に満ちているので、気になった方はぜひ手にとってみてほしい。けっこう気分爽快になれるんである。
おおうなんか全然雰囲気が違う。オサレになっとる。昔の色鉛筆っぽいほんわかした絵のほうが好きだったのにいいい
と、いうわけで、久しぶりに本棚から引っ張りだしてきた「おばちゃま」スパイシリーズ。
このシリーズは、上流階級の上品でかわいい”おばちゃま”が、国際舞台でスパイとして大活躍しちゃう荒唐無稽・抱腹絶倒な素敵なスパイ小説。旦那さんに先立たれ、子供たちも独立した老年女性が、人生にやりがいを求めてCIAに乗り込み、なぜかそのままスパイとして採用されてしまうという。そして彼女は意外や意外、水を得た魚のように優秀なスパイとして大活躍しはじめる…?!
スパイ小説としては物足りない! と思う人もいるかもしれないが、この作品は魅力的なキャラクターたちを楽しむ系の物語だと思う。あんまりバイオレンスなシーンはなく、国際情勢とかの難しい話もなし。奇想天外な設定と、さらにそこからひねりだされる通常ではあり得ないシチュエーションと、見た目は「かわいいおばちゃま」でしかないミセス・ポリファックスの意外な機転と大胆さ。何より主人公の「おばちゃま」が、見た目や言動と裏腹に頭が良くて行動力もあるスゴい女性だってこと。
そんなおばちゃまの魅力が一番出てると思うのがシリーズ中でもこれ、「おばちゃまはアルペン・スパイ」。
スイスの山の中にある保養施設に隠されたプルトニウムを奪還するお話なのだが、まさかトマト缶でオチをつけるとは、敵国スパイも想像もするまいよ!
このシリーズはほぼ毎回、おばちゃまが世界の各地に派遣されていく。老婦人が老後の楽しみとして旅行三昧しているふうを装いながら、実は彼女は「誰も疑わない」凄腕スパイなのだ。おばちゃまと一緒に世界各地を観光している気分にさせられるのが楽しい。
園芸趣味なおばゃちゃまのノホホンとした平和な日常と、同じく趣味の空手で襲撃者を一発KOしてしまうようなハードな非日常が入り乱れるこのシリーズ。「いやいや、ねぇよw」と思いつつ、いつのまにかハマってしまう不思議な魅力に満ちているので、気になった方はぜひ手にとってみてほしい。けっこう気分爽快になれるんである。