ペルーぶらり旅PART.14 天野博物館~そして日本へ
最後に行ったのは、天野博物館。
閑静な住宅街にある、一見目立たない博物館だ。
日本人居住者、天野氏が私財を投じて作ったという博物館で、日本語で遺物の解説を受けることが出来るので旅行者に人気。ただし見学は事前申込みのうえ、専属の学芸員同伴で行うことになる。
旅行者の評価も高く、期待していたのだけれど、結論からいうと
イマイチ(´・ω・`)
や、専属の学芸員さんが実のある説明をしてくれるって聞いたから行ったのに、素人の兄ちゃんが出てきて、マニュアルどおりのことしか喋らないとかもうね。時間限られてて、行くとこ絞らないといけないんだから、そんなだったらここじゃなくてラファエル・ラルコ・エレラ行ったほうが良かったよー。ここの前に行ったワカ・プクヤーナの専属ガイドさんが良い解説をしてくれて、質問にも答えてくれてたのと比較すると、ガッカリという他ない。
説明員の兄ちゃんに聞いて「えっ僕わかんないです」とか言われた遺跡は、あとで自分で調べました(´・ω・`)
PAJATEN(HORIZONTE MEDIO) →チャチャポヤス文化の遺跡
http://wiki.sumaqperu.com/en/Grand_Pajaten
ジャングルの中にある遺跡。
入り口のパネル見て、「アマゾン側にもプレ・インカの遺跡があるんですか?」って質問したときのテンパり具合で、説明の兄ちゃんがズブの素人さんであることに気づいてしまったという…
HUALLAGA (HORIZONTE TEMPRAN) →??
http://es.wikipedia.org/wiki/Provincia_del_Huallaga
場所はここだと思うんだが…なんか遺跡あるのかなあ。
論文っぽいものは見つけた。日本人が書いているようなので、もうちょっと調べていけば何か見つかるかもしれない。あとで確認。
http://www.deepdyve.com/lp/left-coast-press/archaeological-investigations-at-sajara-patac-in-the-upper-huallaga-8BYLTWwnZ1
っていうね、こういうのをね、聞いてみたかったんですヨ。プレ・インカはヴォク専門外で、だいぶ付け焼き刃な知識しかないからさ。
まさか高名な天野博物館まで行って、自分より知識ない子が出てくるとは思わんかったわ。
チャスキの姿が描かれているというツボを見せられたときに、「これチャンカイ文化だから、まだインカ道無いですよね? チャスキはどこを走ったんですか?」って聞いたら、「??」な顔されて。
…いや、プレ・インカって「インカが統一する以前の文化」だよ。
インカ皇帝が命じて作られたインカ道は、まだ無いよ。普通そう思うよ。
同じ組で見学に来てた、何か学者風のニオイのする男性が横から「いやインカ道ってのは原型になる道が元々あってだね(ry」みたいな説明をし始めて、この人が説明して回ったほうがいいんじゃないのか… とか思っちゃった。(´・ω・`)
言葉の端々に「興味ないけど教わったとおり喋ってるだけなんです。」っていう無責任感がにじみ出てて、見学のお客さんも途中から話聞かなくなっちゃったからな。
時間ノルマがあるからって、説明しながら腕時計チラチラ見てるのも…。
故・天野氏の理念には賛同する。
私財を投げ打って文化を保存し、コレクションを無料で今尚公開しつづけていることは素晴らしいと思う。
でも、故人の遺志を形だけ継ぐのは無意味だ。
ちなみに、このとき説明してくれた兄ちゃんの正体は、最近日本から送り込まれてきたボランティア団体の人で、考古学や歴史の専門の学生ですらないらしい…。天野博物館に来る前にワカ・プクヤーナにも行ってきた、という話をしたときに彼が言った言葉には愕然とした。「僕、英語もスペイン語もイマイチなので、まだ行っていないんですよ」
いやいやいや私レベルの腐った英語でも十分対応できるヨ
つーか英語もスペイン語も出来ない子をペルーに送り込むとか、どこのボランティア団体だ
遺跡が好きなら言葉なんぞ気にせずに突撃する、おまいは天野博物館で説明員という大事な仕事をしていながら、すぐ近くにある遺跡すら行こうとしない程度の興味しかないのか、そりゃプレ・インカが何なのかも知らんわけだよな。と。
期待して行っただけに、この体たらくには非常にガッカリ。
展示品は面白かったけど、途中からトンチンカンな説明がいちいち気になって、あんまり楽しめなかったです。それでも図録は買ってきましたけどね…。正直、図録だけあれば説明いらんかったんちゃうのくらいのノリで。
今後もこのクオリティの人材しか確保出来ないのなら、ここの博物館は早晩人が来なくなると思う。
ていうか私はとてもお勧めできない。時間余ったら行けばどうですか無料ですし? くらい。
あと、ポランティアの兄ちゃんは、もっと自分の仕事にプライドを持て。これで「ペルーでボランティアに従事してきました(キリッ」とか胸張って帰国されるのは納得がいかんぞ。認められません。
と、最後にちょっぴり残念な体験をしつつ、これにて全日程はしゅーりょー。
行けなかった博物館もたくさんあるけど、それはまあ次の機会に、ってことで。
ホテルに預けておいた荷物を引取り、最後に現地通貨を消化すべくタクシーで空港へ向かう。夜景を背後に。さらばリマの町、またいつか来る日まで。
ホルヘ・チャベス国際空港からは深夜便でアメリカへ。
時間が余ったので空港内の本屋を物色したり、ドーナツ食ったり。
アトランタ空港乗り継ぎで時間があったので、Fコンコースから他のコンコースへ移動してぷらぷらしてみたり。
空港で爆睡してしまい、あわや乗継便に乗り遅れそうになったり(おい
帰国後は、なぜか無性にラーメン食いたくなってたので空港でラーメン食って家に帰りましたとさ。
――というわけで、次回からは「あまりもの記事」だ、乞うご期待!
―――――
まとめ読みはこちら
閑静な住宅街にある、一見目立たない博物館だ。
日本人居住者、天野氏が私財を投じて作ったという博物館で、日本語で遺物の解説を受けることが出来るので旅行者に人気。ただし見学は事前申込みのうえ、専属の学芸員同伴で行うことになる。
旅行者の評価も高く、期待していたのだけれど、結論からいうと
イマイチ(´・ω・`)
や、専属の学芸員さんが実のある説明をしてくれるって聞いたから行ったのに、素人の兄ちゃんが出てきて、マニュアルどおりのことしか喋らないとかもうね。時間限られてて、行くとこ絞らないといけないんだから、そんなだったらここじゃなくてラファエル・ラルコ・エレラ行ったほうが良かったよー。ここの前に行ったワカ・プクヤーナの専属ガイドさんが良い解説をしてくれて、質問にも答えてくれてたのと比較すると、ガッカリという他ない。
説明員の兄ちゃんに聞いて「えっ僕わかんないです」とか言われた遺跡は、あとで自分で調べました(´・ω・`)
PAJATEN(HORIZONTE MEDIO) →チャチャポヤス文化の遺跡
http://wiki.sumaqperu.com/en/Grand_Pajaten
ジャングルの中にある遺跡。
入り口のパネル見て、「アマゾン側にもプレ・インカの遺跡があるんですか?」って質問したときのテンパり具合で、説明の兄ちゃんがズブの素人さんであることに気づいてしまったという…
HUALLAGA (HORIZONTE TEMPRAN) →??
http://es.wikipedia.org/wiki/Provincia_del_Huallaga
場所はここだと思うんだが…なんか遺跡あるのかなあ。
論文っぽいものは見つけた。日本人が書いているようなので、もうちょっと調べていけば何か見つかるかもしれない。あとで確認。
http://www.deepdyve.com/lp/left-coast-press/archaeological-investigations-at-sajara-patac-in-the-upper-huallaga-8BYLTWwnZ1
っていうね、こういうのをね、聞いてみたかったんですヨ。プレ・インカはヴォク専門外で、だいぶ付け焼き刃な知識しかないからさ。
まさか高名な天野博物館まで行って、自分より知識ない子が出てくるとは思わんかったわ。
チャスキの姿が描かれているというツボを見せられたときに、「これチャンカイ文化だから、まだインカ道無いですよね? チャスキはどこを走ったんですか?」って聞いたら、「??」な顔されて。
…いや、プレ・インカって「インカが統一する以前の文化」だよ。
インカ皇帝が命じて作られたインカ道は、まだ無いよ。普通そう思うよ。
同じ組で見学に来てた、何か学者風のニオイのする男性が横から「いやインカ道ってのは原型になる道が元々あってだね(ry」みたいな説明をし始めて、この人が説明して回ったほうがいいんじゃないのか… とか思っちゃった。(´・ω・`)
言葉の端々に「興味ないけど教わったとおり喋ってるだけなんです。」っていう無責任感がにじみ出てて、見学のお客さんも途中から話聞かなくなっちゃったからな。
時間ノルマがあるからって、説明しながら腕時計チラチラ見てるのも…。
故・天野氏の理念には賛同する。
私財を投げ打って文化を保存し、コレクションを無料で今尚公開しつづけていることは素晴らしいと思う。
でも、故人の遺志を形だけ継ぐのは無意味だ。
ちなみに、このとき説明してくれた兄ちゃんの正体は、最近日本から送り込まれてきたボランティア団体の人で、考古学や歴史の専門の学生ですらないらしい…。天野博物館に来る前にワカ・プクヤーナにも行ってきた、という話をしたときに彼が言った言葉には愕然とした。「僕、英語もスペイン語もイマイチなので、まだ行っていないんですよ」
いやいやいや私レベルの腐った英語でも十分対応できるヨ
つーか英語もスペイン語も出来ない子をペルーに送り込むとか、どこのボランティア団体だ
遺跡が好きなら言葉なんぞ気にせずに突撃する、おまいは天野博物館で説明員という大事な仕事をしていながら、すぐ近くにある遺跡すら行こうとしない程度の興味しかないのか、そりゃプレ・インカが何なのかも知らんわけだよな。と。
期待して行っただけに、この体たらくには非常にガッカリ。
展示品は面白かったけど、途中からトンチンカンな説明がいちいち気になって、あんまり楽しめなかったです。それでも図録は買ってきましたけどね…。正直、図録だけあれば説明いらんかったんちゃうのくらいのノリで。
今後もこのクオリティの人材しか確保出来ないのなら、ここの博物館は早晩人が来なくなると思う。
ていうか私はとてもお勧めできない。時間余ったら行けばどうですか無料ですし? くらい。
あと、ポランティアの兄ちゃんは、もっと自分の仕事にプライドを持て。これで「ペルーでボランティアに従事してきました(キリッ」とか胸張って帰国されるのは納得がいかんぞ。認められません。
と、最後にちょっぴり残念な体験をしつつ、これにて全日程はしゅーりょー。
行けなかった博物館もたくさんあるけど、それはまあ次の機会に、ってことで。
ホテルに預けておいた荷物を引取り、最後に現地通貨を消化すべくタクシーで空港へ向かう。夜景を背後に。さらばリマの町、またいつか来る日まで。
ホルヘ・チャベス国際空港からは深夜便でアメリカへ。
時間が余ったので空港内の本屋を物色したり、ドーナツ食ったり。
アトランタ空港乗り継ぎで時間があったので、Fコンコースから他のコンコースへ移動してぷらぷらしてみたり。
空港で爆睡してしまい、あわや乗継便に乗り遅れそうになったり(おい
帰国後は、なぜか無性にラーメン食いたくなってたので空港でラーメン食って家に帰りましたとさ。
――というわけで、次回からは「あまりもの記事」だ、乞うご期待!
―――――
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