ペルーぶらり旅PART.1 東京→リマ→クスコ
いきなりだが、目指すのは、とにかくマチュピチュである。
皿の上に複数の料理が載ってたら好物を真っ先に食うのが私である。まずは最大の目的地だ。
とはいえ日本からマチュピチュへ向かうには、ペルーへの飛行機だけでも丸一日かかる。リマで一泊するのは必至。つーか流石に体力が保たないし、国際線はとかく遅れやすい。
今回はデルタ航空を使うので、デルタのハブ空港・アトランタがアメリカでの入り口。
アトランタから乗り継ぎでペルーの首都・リマまで飛ぶ。
リマからはペルーの国内線でクスコへ向かう。
アトランタでの乗り継ぎで荷物のピックアップが必要かどうか、旅情報掲示板で議論になっていたが、結論からいうと必要ない。
成田で荷物を預けるときに、「TRANSFER BAG」と書かれた紫色のタグがつけられる。と同時にアメリカ入国のさいに税関で見せろと同じ色の「ITI」と書かれた半券を受け取る。これは、「荷物は最終目的地まで行くので税関での審査は免除だよ」という半券。税関申告書は書かなくてはいけないが、荷物をピックアップしていないので税関スルー出来るようだ。
成田からの飛行機は従来からの国際線Eコンコースに到着、乗り継ぎ便のリマ行きもEコンコース発。入国審査も入れて乗り継ぎゲートまで45分。昔のデルタさんに比べたら楽になったもんだ…。
ちなみに帰りのリマ→成田は最近出来たばかりのFコンコース乗り継ぎで、こちらも荷持のピックアップ必要なし。アトランタの税関はスルーでいけた。
順調に乗り継ぎをこなし、予定時刻にリマ到着。
深夜だというのに空港ターミナル激コミ、入国審査はディ○ニーランドの人気アトラクションかよっていうくらいの並び具合、両替屋の前も大行列。よろよろしながらターミナルビルを出たのは日付の変わる頃。だがしかし明日の朝便でクスコへゆくのだ。そして現地は冬。ターミナルの外は摂氏9度とかわりとガチに冬の気温。セーターを着こみつつ、頼んでおいたホテルまでの送迎に乗り込む。
ホテルに着いてちょびっと寝たら、また空港へ折り返し、今度は国内線乗り継ぎである。
わりと無茶な日程なので他の人にはオススメしない。
…というか、いつもこんなだから他の人と旅行出来ないっていうね^^;
ヘヘヘ。
高山にあるクスコへの飛行機の発着は、午前中に限られるらしい。
なので早朝からクスコ行きの飛行機がバンバン飛びまくっている。出発ゲートの表示が片っ端から「クスコ行き」なのにビビりつつ、自分の乗る飛行機を探し当ててゲートでしばし待ち。リマ→クスコは一時間ちょいなので、日本でいうとこの東京→大阪間くらいの感覚だ。
今回乗ってみたスター・ペルー。
ちなみにイースター島に行く時に世話になったLAN航空の飛行機もいっぱいとまってた。ペルーなのにチリのフラッグキャリアなラン航空が幅を効かせてるのは、ちょっと不思議な感じがした。
――というわけで、2日かけてクスコに到着。
ここは言わずと知れた標高3000メートルを越す高地。高山病になる人も多い。
だが到着して数時間後にはここを発つ予定なのでそんなの関係ねぇ(※無茶なスケジュールです)
マチュピチュから戻ってきたら泊まる予定のホテルに大きめの荷物を預けてしまい、それからコレクティーボ(乗合バスみたいなもん)で、マチュピチュ行きの電車が出るオリャンタイタンボまで移動するのだ。
ホテルは街の中心部・アルマス広場から近いところにとってある。
が、ここでちょっとしたトラブルが。
「予約入ってませんよ」
…おい。
こんなところで、持ってきた「旅のイスパニア語会話集」のトラブル編を使用することになろうとわ。
「日本から予約しました」
「予約の控えはここにあります」
しばらくすったもんだした挙句、「あーごめんごめん、予約入れる日間違えてた」…おい。
予約一日ずらして入れてたってよ(´・ω・`)
とかなんとか色々やってるうちに、ちょうどお昼になったので、昼飯を食って休憩してからオリャンタに向かおうとアルマス広場に戻る。広場周辺は観光客がわんさか。お店も色々。
なんかのイベント中らしく、兵隊さんが行進してたり。
インカ皇帝の像…らしい黄金の像の前で記念撮影する人々。
ヨーロッパ諸国の観光客って、見ようによっちゃ、征服者たちの子孫なんだがね。あんまそういう意識は無いっぽい。まぁもう500年経ってますしね。
後日入ることになるカテドラル。
今日はなんかイベント中らしく、カテドラル前で楽隊が演奏している。
カテドラルより目立っているラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会。
ここの鐘楼に上がってみた。
上から見下ろすアルマス広場が白く輝いて見える…。日差しがハンパない。さすが山。街があっても実態は3000m級の山。昼間は暑いのでリマから着込んできたセーターを脱いでみたけど、日陰はびっくりするほど肌寒かった。日陰と日向の温度差がヤバい。
そして教会を出てきたあと、ちょっとした事件が。
水とパンを買い込んで、昼飯休憩しようと広場で広げていたとき、駆け寄ってくる地元の女子学生たちが…!
早口でなんか言われたけどイスパ語だからわかんねえ。
なんかしらん「一緒に写真をとらせろ」と言われているらしい。強制的に周りを取り囲まれ、とっかえひっかえ十人ほどの美少女たちと写真をとるハメに。えっ、なにこれ。どういうことなの…
せっかくなので自分も一枚撮ってもらった。なんスかこれ。なんなんスかこれ…
キャッキャ大騒ぎしながらひとしきり写真を撮ったあと、美少女たちはホッペにチューしてくれ、笑いながら去っていった。ああ、…うん。なんか、クスコってすげえな…。
呆然としつつ、パンを広げてモシャる岡沢さん。
ちなみに、彼女たちは荷物狙いのハニートラップとかいうそういうアレではなかった。足元にガードしている荷物には目もくれず。というか同性相手にハニトラはしないよね(´・ω・`) 結局なんだったんだろうか、いまだにナゾである。
昼飯を食ってまったりしたら、マチュピチュへの中継地点・オリャンタイタンボに向けて移動開始!
~つづく
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まとめ読みはこちら
皿の上に複数の料理が載ってたら好物を真っ先に食うのが私である。まずは最大の目的地だ。
とはいえ日本からマチュピチュへ向かうには、ペルーへの飛行機だけでも丸一日かかる。リマで一泊するのは必至。つーか流石に体力が保たないし、国際線はとかく遅れやすい。
今回はデルタ航空を使うので、デルタのハブ空港・アトランタがアメリカでの入り口。
アトランタから乗り継ぎでペルーの首都・リマまで飛ぶ。
リマからはペルーの国内線でクスコへ向かう。
アトランタでの乗り継ぎで荷物のピックアップが必要かどうか、旅情報掲示板で議論になっていたが、結論からいうと必要ない。
成田で荷物を預けるときに、「TRANSFER BAG」と書かれた紫色のタグがつけられる。と同時にアメリカ入国のさいに税関で見せろと同じ色の「ITI」と書かれた半券を受け取る。これは、「荷物は最終目的地まで行くので税関での審査は免除だよ」という半券。税関申告書は書かなくてはいけないが、荷物をピックアップしていないので税関スルー出来るようだ。
成田からの飛行機は従来からの国際線Eコンコースに到着、乗り継ぎ便のリマ行きもEコンコース発。入国審査も入れて乗り継ぎゲートまで45分。昔のデルタさんに比べたら楽になったもんだ…。
ちなみに帰りのリマ→成田は最近出来たばかりのFコンコース乗り継ぎで、こちらも荷持のピックアップ必要なし。アトランタの税関はスルーでいけた。
順調に乗り継ぎをこなし、予定時刻にリマ到着。
深夜だというのに空港ターミナル激コミ、入国審査はディ○ニーランドの人気アトラクションかよっていうくらいの並び具合、両替屋の前も大行列。よろよろしながらターミナルビルを出たのは日付の変わる頃。だがしかし明日の朝便でクスコへゆくのだ。そして現地は冬。ターミナルの外は摂氏9度とかわりとガチに冬の気温。セーターを着こみつつ、頼んでおいたホテルまでの送迎に乗り込む。
ホテルに着いてちょびっと寝たら、また空港へ折り返し、今度は国内線乗り継ぎである。
わりと無茶な日程なので他の人にはオススメしない。
…というか、いつもこんなだから他の人と旅行出来ないっていうね^^;
ヘヘヘ。
高山にあるクスコへの飛行機の発着は、午前中に限られるらしい。
なので早朝からクスコ行きの飛行機がバンバン飛びまくっている。出発ゲートの表示が片っ端から「クスコ行き」なのにビビりつつ、自分の乗る飛行機を探し当ててゲートでしばし待ち。リマ→クスコは一時間ちょいなので、日本でいうとこの東京→大阪間くらいの感覚だ。
今回乗ってみたスター・ペルー。
ちなみにイースター島に行く時に世話になったLAN航空の飛行機もいっぱいとまってた。ペルーなのにチリのフラッグキャリアなラン航空が幅を効かせてるのは、ちょっと不思議な感じがした。
――というわけで、2日かけてクスコに到着。
ここは言わずと知れた標高3000メートルを越す高地。高山病になる人も多い。
だが到着して数時間後にはここを発つ予定なのでそんなの関係ねぇ(※無茶なスケジュールです)
マチュピチュから戻ってきたら泊まる予定のホテルに大きめの荷物を預けてしまい、それからコレクティーボ(乗合バスみたいなもん)で、マチュピチュ行きの電車が出るオリャンタイタンボまで移動するのだ。
ホテルは街の中心部・アルマス広場から近いところにとってある。
が、ここでちょっとしたトラブルが。
「予約入ってませんよ」
…おい。
こんなところで、持ってきた「旅のイスパニア語会話集」のトラブル編を使用することになろうとわ。
「日本から予約しました」
「予約の控えはここにあります」
しばらくすったもんだした挙句、「あーごめんごめん、予約入れる日間違えてた」…おい。
予約一日ずらして入れてたってよ(´・ω・`)
とかなんとか色々やってるうちに、ちょうどお昼になったので、昼飯を食って休憩してからオリャンタに向かおうとアルマス広場に戻る。広場周辺は観光客がわんさか。お店も色々。
なんかのイベント中らしく、兵隊さんが行進してたり。
インカ皇帝の像…らしい黄金の像の前で記念撮影する人々。
ヨーロッパ諸国の観光客って、見ようによっちゃ、征服者たちの子孫なんだがね。あんまそういう意識は無いっぽい。まぁもう500年経ってますしね。
後日入ることになるカテドラル。
今日はなんかイベント中らしく、カテドラル前で楽隊が演奏している。
カテドラルより目立っているラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会。
ここの鐘楼に上がってみた。
上から見下ろすアルマス広場が白く輝いて見える…。日差しがハンパない。さすが山。街があっても実態は3000m級の山。昼間は暑いのでリマから着込んできたセーターを脱いでみたけど、日陰はびっくりするほど肌寒かった。日陰と日向の温度差がヤバい。
そして教会を出てきたあと、ちょっとした事件が。
水とパンを買い込んで、昼飯休憩しようと広場で広げていたとき、駆け寄ってくる地元の女子学生たちが…!
早口でなんか言われたけどイスパ語だからわかんねえ。
なんかしらん「一緒に写真をとらせろ」と言われているらしい。強制的に周りを取り囲まれ、とっかえひっかえ十人ほどの美少女たちと写真をとるハメに。えっ、なにこれ。どういうことなの…
せっかくなので自分も一枚撮ってもらった。なんスかこれ。なんなんスかこれ…
キャッキャ大騒ぎしながらひとしきり写真を撮ったあと、美少女たちはホッペにチューしてくれ、笑いながら去っていった。ああ、…うん。なんか、クスコってすげえな…。
呆然としつつ、パンを広げてモシャる岡沢さん。
ちなみに、彼女たちは荷物狙いのハニートラップとかいうそういうアレではなかった。足元にガードしている荷物には目もくれず。というか同性相手にハニトラはしないよね(´・ω・`) 結局なんだったんだろうか、いまだにナゾである。
昼飯を食ってまったりしたら、マチュピチュへの中継地点・オリャンタイタンボに向けて移動開始!
~つづく
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