台湾うろうろ ~ 台北ちょびっと旅行
観光客でごった返す淡水駅。
淡水・紅毛城の模様は前回のエントリにて。
今回は残りの部分、といっても、中一日で二泊三日駆け足つまみ食いな感じですが・・・・
全般的に、町中の看板日本語多し。中国語や英語も書いてあるけど日本語が目立つ。そして町中でも日本語が通じるところが多い。台湾の人は外見やファッションセンスなど日本人と見分けがつかない感じで、むしろ台湾の人はどうやって俺を日本人と認識して話しかけてきているんだろう…? と疑問に思ったり。
日本語が書いていない場所、バス亭なんかでも、漢字が読めると楽勝。中国の簡体字よりは読みやすい。「なんとなく意味わかる」ってのは大きいと思うのよね…。スペイン語圏に行った英語圏の人とかの「薄っすら分かる」感はこんな感じなのかなー、とか思いながら町中を歩いてました。
*****
●食い物
台湾はどこもレストランが旨い、と聞いていたのだけれど、結論から言うとイマイチ。
ホテルのごはんも、ガイドブックに載ってるようなところも、なんか「うーん」ってカンジ。なんだろうなニオイと色は濃いのに味が薄いというか。
いちばんおいしかったのは小籠包。
小籠包だけは絶対食おうと思ってた。うまかった。実に。
見た目はとっても美味そうな麺。
…が、これがガッカリ、ぬるい、麺がなんか伸びてる、味が薄い。ていうか見た目がトンコツなのに実際は海鮮スープなので魚のダシの味しかしない。
何年か前に上海で食った海鮮ラーメンのほうが、味が濃くて私は好きかも。日本のラーメンは、中国と台湾の間を斜めにぶっちぎったカンジ?
日本のラーメンって魔改造されてるんだなぁやっぱ… と、シミジミ。
誰がなんと言おうと世界一ラーメンが旨いのは日本です。(キリッ
ほかの海産物料理も食べてみた。
アワビは 北海道産 と、書かれてました(笑) ほんとか嘘かは知らん。
タレは甘辛い感じで、これは普通にうまかった。北海道から持ってきたにしては、いやに新鮮だったんですけど美味ければいいですよ美味ければ。
下のはイカの煮付けたの、色は濃いのに味は薄い。でも辛い。
中に入ってたタカノツメをうっかり食ってしまい悶★絶。見た目中国料理なのに、中華の味の濃さがないので違和感がある。
こちらは屋台で売られていた、名物の臭豆腐。
名前のとおり、すごいニオイが辺りに流れている。納豆菌をどうにかした豆腐らしく、納豆のニオイをキツくした感じのニオイ。食べるのかなり勇気がいる。でもがんばる。
目の前でざくざく豆腐を切って油に通してタレとか掛けてくれて…
どん。
あぁ… うん、なんか… 見た目的にはギリギリ… いけそう… か… な(ぱくり
……
…
隣のマンゴージュース屋に駆け込み、レッツお口直し。
あれだよ何だろう、ベースは酢醤油かけた揚げ豆腐なのに噛みしめると口の中にシュールストレミングにも似た強力な臭気が爆発するんだよ。呼吸困難でむせて、おいら死んじゃう。
泣きながらアイギョクゼリーで臭気を消す。
加工前のアイギョクはでっかいライチみたいな緑色の果実、中身のオレンジ色のゼリーは普通に柑橘系でした。
夜市には食べ物屋台がいっぱい出てて、すごく賑わっていた。
食べ歩きも楽しそうだったんだけど、ハエ飛んでたりして衛生はあんまりよくなさげ。ジュースとオヤツくらいかなあ…。食べてもいけそうなのは…。ていうか、そこかしこから臭豆腐のニオイが漂ってきて、けっこう「うぇっぷ」な感じだったんよね(汗) 物価は安いので、胃袋に自信のある学生さんとか食べ歩きに挑戦してみては…。
あと、どこの駅にもある寿司屋。
握り寿司を好きにパックに詰めてお弁当にするみたい、ロンドンでも同じようなキオスクは見かけたな…。
しかしなぜ寿司屋の隣がメガネ屋なのか、この出店チョイスは謎。
いつかもう一度行く機会があったら試してみようと思います。
●夜市
夜の市場、毎日が縁日。
ホテルから近いとこでやってた、士林夜市というのにいってみた。
ここの美食街で臭豆腐を食してダメージ食らったわけですが。
雰囲気は、上海の夜市とかと似てるかも。道端で焚き火してるおいちゃんがいないぶん、こっちのが治安良し。
動物愛護団体が見たら大騒ぎしそうな「エビ釣り」屋台。
ちなみに隣の「金魚すくい」では何故かグッピーが泳いでいた。ええ、いや、こっちに金魚すくい用の魚を安くおろしてくれる養殖業者がいないのかもしれませんが、それは…それはちょっと無いわ(笑)
夜市には、射的や金魚すくいなんかのアトラクションと食べ物屋台のほか、おみやげ、干物やお茶、服や傘などの日用品etc. いろんなお店が集まってます。観光客むけTシャツ屋さんはこんなかんじ。
…あふれでるパチもん臭。
こういうの見る、あーここも中華圏なんだなぁーってある意味、安心します(笑) 一体版権どうなってるんだ。面白いけど。
で、あとから写真見返してて気がついたんだけど右側のなめこワンピースTシャツ…
ウソップがいねえ
ウソップ! ウソーーーーップ!;;; ちょっ、自分もナチュラルに気がついてなかったけど! 仲間一人たんねえよ!! つーか良く見るとロビンもちょっと酷いな…。ネタに買ってくればよかったか。
中華街っぽい雰囲気の中に、ベビーカステラ売りがいてちょっと日本チックだったり。
お約束の関帝廟もあったり。
お向かいには西王母さんもいたり。
ちなみに、ここの西王母廟のお供え、「コシヒカリ」とカタカナで書かれたお米の袋が山積みにされていました。
日本産にしちゃ袋の文字が台湾だよなぁ、と思って後で調べてみたら、台湾でもコシヒカリが栽培されているらしい。へぇーへぇー。
●中正記念堂&総統府
日本でいうと日比谷と国会議事堂、みたいな。台北の中心部。観光スポット。
中正記念堂でかすぎ、だだっぴろくて異様にまぶしい。
空港に行く前にちょっと寄っただけでほとんとに時間なくて、とりあえず中入って蒋介石先生にご挨拶。
敬礼して写真撮ってるおじぃちゃんがカッコイイ。
道の真ん中にある凱旋門的な何か。
総統府 With 「風立ちぬ」広告つきバス。
●その他
パソコンのキーボードこんな感じですた。
ホテルのロビーのやつとかネカフェだと、初見は戸惑うんじゃないかなあ。
空港の無料インターネットパソコンは英字キーボードだったので何とかなった。
【総括】
美味い中華を食うなら日本が一番。
小龍包とチャーハンは美味しかったけど、日本越えってほどでもないな。東京が美食の町ってのはヨイショでもなんでもなく真面目にそうだと思います。
台北は、ちょっと漢字多い日本みたいな感じであんまり外国ってカンジはしない。地下鉄やバスといった交通機関があるし、タクシーも安い(やたらとブッ飛ばすけど…)ので、足にも困らず、仕事するには楽な町。
しかし…町中に日本語が溢れ、日本語があちこちで通じるさまは見ていて不思議な感じになった。
何だろうな、観光地化されていて、日本人観光客が多いから、という意味では、行ったことはないけどハワイやグアムと同じなんだと思う。
でも、単なる観光客向けのアピールではなく、むかし日本が植民地支配していたこととも関係ありそうな気がした。溢れる日本製品、製品名や店の名前につけられた和名、あとやたら親切にしてくれる人…支配された側が親日のまま今に至ると、こうなるんだな…と、どうしても思わずにはいられなかった。
何にでも「日式」(日本風)ってつけてたりして、ここの人たちからすると、いまでも日本=先進国ってイメージなんかなあ、とか、かえって騙してるような悪い気持ちになったりしたけど、でも、日本が自信をなくしたのって、何時からなんだろうな。バブル崩壊してからか。うぬぼれてはダメだけど、俺らはアジアの中でもっと胸を張っていいんじゃないかーとか、なんかそういうことをもにゅもにゅ考えたり考えなかったり。
あ、あと、地下鉄の中にいる女子高生の携帯ストラップがワンピースだったり、道端にNARUTOショーの広告があったりね、セブンイレブンにAKBのグッズあったりね、サブカルは日本と同じレベルで浸透してると思いました(笑) 時間なくてサブカル系のお店は全然行ってないけど! 探せばきっとあると思うよ!!
淡水・紅毛城の模様は前回のエントリにて。
今回は残りの部分、といっても、中一日で二泊三日駆け足つまみ食いな感じですが・・・・
全般的に、町中の看板日本語多し。中国語や英語も書いてあるけど日本語が目立つ。そして町中でも日本語が通じるところが多い。台湾の人は外見やファッションセンスなど日本人と見分けがつかない感じで、むしろ台湾の人はどうやって俺を日本人と認識して話しかけてきているんだろう…? と疑問に思ったり。
日本語が書いていない場所、バス亭なんかでも、漢字が読めると楽勝。中国の簡体字よりは読みやすい。「なんとなく意味わかる」ってのは大きいと思うのよね…。スペイン語圏に行った英語圏の人とかの「薄っすら分かる」感はこんな感じなのかなー、とか思いながら町中を歩いてました。
*****
●食い物
台湾はどこもレストランが旨い、と聞いていたのだけれど、結論から言うとイマイチ。
ホテルのごはんも、ガイドブックに載ってるようなところも、なんか「うーん」ってカンジ。なんだろうなニオイと色は濃いのに味が薄いというか。
いちばんおいしかったのは小籠包。
小籠包だけは絶対食おうと思ってた。うまかった。実に。
見た目はとっても美味そうな麺。
…が、これがガッカリ、ぬるい、麺がなんか伸びてる、味が薄い。ていうか見た目がトンコツなのに実際は海鮮スープなので魚のダシの味しかしない。
何年か前に上海で食った海鮮ラーメンのほうが、味が濃くて私は好きかも。日本のラーメンは、中国と台湾の間を斜めにぶっちぎったカンジ?
日本のラーメンって魔改造されてるんだなぁやっぱ… と、シミジミ。
誰がなんと言おうと世界一ラーメンが旨いのは日本です。(キリッ
ほかの海産物料理も食べてみた。
アワビは 北海道産 と、書かれてました(笑) ほんとか嘘かは知らん。
タレは甘辛い感じで、これは普通にうまかった。北海道から持ってきたにしては、いやに新鮮だったんですけど美味ければいいですよ美味ければ。
下のはイカの煮付けたの、色は濃いのに味は薄い。でも辛い。
中に入ってたタカノツメをうっかり食ってしまい悶★絶。見た目中国料理なのに、中華の味の濃さがないので違和感がある。
こちらは屋台で売られていた、名物の臭豆腐。
名前のとおり、すごいニオイが辺りに流れている。納豆菌をどうにかした豆腐らしく、納豆のニオイをキツくした感じのニオイ。食べるのかなり勇気がいる。でもがんばる。
目の前でざくざく豆腐を切って油に通してタレとか掛けてくれて…
どん。
あぁ… うん、なんか… 見た目的にはギリギリ… いけそう… か… な(ぱくり
……
…
隣のマンゴージュース屋に駆け込み、レッツお口直し。
あれだよ何だろう、ベースは酢醤油かけた揚げ豆腐なのに噛みしめると口の中にシュールストレミングにも似た強力な臭気が爆発するんだよ。呼吸困難でむせて、おいら死んじゃう。
泣きながらアイギョクゼリーで臭気を消す。
加工前のアイギョクはでっかいライチみたいな緑色の果実、中身のオレンジ色のゼリーは普通に柑橘系でした。
夜市には食べ物屋台がいっぱい出てて、すごく賑わっていた。
食べ歩きも楽しそうだったんだけど、ハエ飛んでたりして衛生はあんまりよくなさげ。ジュースとオヤツくらいかなあ…。食べてもいけそうなのは…。ていうか、そこかしこから臭豆腐のニオイが漂ってきて、けっこう「うぇっぷ」な感じだったんよね(汗) 物価は安いので、胃袋に自信のある学生さんとか食べ歩きに挑戦してみては…。
あと、どこの駅にもある寿司屋。
握り寿司を好きにパックに詰めてお弁当にするみたい、ロンドンでも同じようなキオスクは見かけたな…。
しかしなぜ寿司屋の隣がメガネ屋なのか、この出店チョイスは謎。
いつかもう一度行く機会があったら試してみようと思います。
●夜市
夜の市場、毎日が縁日。
ホテルから近いとこでやってた、士林夜市というのにいってみた。
ここの美食街で臭豆腐を食してダメージ食らったわけですが。
雰囲気は、上海の夜市とかと似てるかも。道端で焚き火してるおいちゃんがいないぶん、こっちのが治安良し。
動物愛護団体が見たら大騒ぎしそうな「エビ釣り」屋台。
ちなみに隣の「金魚すくい」では何故かグッピーが泳いでいた。ええ、いや、こっちに金魚すくい用の魚を安くおろしてくれる養殖業者がいないのかもしれませんが、それは…それはちょっと無いわ(笑)
夜市には、射的や金魚すくいなんかのアトラクションと食べ物屋台のほか、おみやげ、干物やお茶、服や傘などの日用品etc. いろんなお店が集まってます。観光客むけTシャツ屋さんはこんなかんじ。
…あふれでるパチもん臭。
こういうの見る、あーここも中華圏なんだなぁーってある意味、安心します(笑) 一体版権どうなってるんだ。面白いけど。
で、あとから写真見返してて気がついたんだけど右側のなめこワンピースTシャツ…
ウソップがいねえ
ウソップ! ウソーーーーップ!;;; ちょっ、自分もナチュラルに気がついてなかったけど! 仲間一人たんねえよ!! つーか良く見るとロビンもちょっと酷いな…。ネタに買ってくればよかったか。
中華街っぽい雰囲気の中に、ベビーカステラ売りがいてちょっと日本チックだったり。
お約束の関帝廟もあったり。
お向かいには西王母さんもいたり。
ちなみに、ここの西王母廟のお供え、「コシヒカリ」とカタカナで書かれたお米の袋が山積みにされていました。
日本産にしちゃ袋の文字が台湾だよなぁ、と思って後で調べてみたら、台湾でもコシヒカリが栽培されているらしい。へぇーへぇー。
●中正記念堂&総統府
日本でいうと日比谷と国会議事堂、みたいな。台北の中心部。観光スポット。
中正記念堂でかすぎ、だだっぴろくて異様にまぶしい。
空港に行く前にちょっと寄っただけでほとんとに時間なくて、とりあえず中入って蒋介石先生にご挨拶。
敬礼して写真撮ってるおじぃちゃんがカッコイイ。
道の真ん中にある凱旋門的な何か。
総統府 With 「風立ちぬ」広告つきバス。
●その他
パソコンのキーボードこんな感じですた。
ホテルのロビーのやつとかネカフェだと、初見は戸惑うんじゃないかなあ。
空港の無料インターネットパソコンは英字キーボードだったので何とかなった。
【総括】
美味い中華を食うなら日本が一番。
小龍包とチャーハンは美味しかったけど、日本越えってほどでもないな。東京が美食の町ってのはヨイショでもなんでもなく真面目にそうだと思います。
台北は、ちょっと漢字多い日本みたいな感じであんまり外国ってカンジはしない。地下鉄やバスといった交通機関があるし、タクシーも安い(やたらとブッ飛ばすけど…)ので、足にも困らず、仕事するには楽な町。
しかし…町中に日本語が溢れ、日本語があちこちで通じるさまは見ていて不思議な感じになった。
何だろうな、観光地化されていて、日本人観光客が多いから、という意味では、行ったことはないけどハワイやグアムと同じなんだと思う。
でも、単なる観光客向けのアピールではなく、むかし日本が植民地支配していたこととも関係ありそうな気がした。溢れる日本製品、製品名や店の名前につけられた和名、あとやたら親切にしてくれる人…支配された側が親日のまま今に至ると、こうなるんだな…と、どうしても思わずにはいられなかった。
何にでも「日式」(日本風)ってつけてたりして、ここの人たちからすると、いまでも日本=先進国ってイメージなんかなあ、とか、かえって騙してるような悪い気持ちになったりしたけど、でも、日本が自信をなくしたのって、何時からなんだろうな。バブル崩壊してからか。うぬぼれてはダメだけど、俺らはアジアの中でもっと胸を張っていいんじゃないかーとか、なんかそういうことをもにゅもにゅ考えたり考えなかったり。
あ、あと、地下鉄の中にいる女子高生の携帯ストラップがワンピースだったり、道端にNARUTOショーの広告があったりね、セブンイレブンにAKBのグッズあったりね、サブカルは日本と同じレベルで浸透してると思いました(笑) 時間なくてサブカル系のお店は全然行ってないけど! 探せばきっとあると思うよ!!