リビアングラス生成過程の新たな仮説が出る模様。「彗星が原因なんだよ」

以前のエントリ「リビアングラスとツタンカーメンの胸飾り」に関連して。
https://55096962.seesaa.net/article/201309article_18.html

胸飾りの中央にはめ込まれた大きな黄色い石が、エジプトとリビアの間の砂漠でとれる「リビアングラス」と呼ばれる天然のガラス石であることが判明したのは、つい最近。しかしそのリビアングラス、砂漠の広い範囲に点在しているわりに、生成過程がはっきりしない。石英が溶けて完全にガラス化するためには、山火事など比ではないレベルの高温が必要なのに、広範囲に渡ってガラスを生じさせるだけの熱源が見つからなかったのだ。

前回のエントリ時点では「隕石の衝突によって出来た説」と、「地底の熱によって出来た説」があったのだけれど、今回は新たに「彗星爆発によって出来た説」も参入することになりそうだ。

彗星の地球衝突の痕跡、エジプトで発見
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20131015001

約2800万年前にエジプト上空で彗星が爆発し、摂氏2000度の爆風が地上のサハラ砂漠を襲ったと考えられる。この高温の衝撃波が砂漠の砂を溶かし、これにより生まれた無数の黄色い石英ガラスが、サハラ砂漠の6000平方キロに及ぶエリアに広がったという。


しかし彗星が地球の近くで爆発するというのは、隕石が落ちてくるよりも確率が低いので、疑問視する声も多いと上記の記事では書かれている。

今までの「隕石説」だと、隕石落ちてきたわりにクレーターがないんですけど… って言われてたのが、今回の上空で彗星が爆発した説だと、クレーターなくてOKだよね!! ってことになる。うーむ。
どうしても熱源は宇宙なのかなあ。地球さんの熱じゃあかんのですか…。摂氏2000度が上空から降り注ぐって、エジプト周辺の動植物は水の中のも土の中のも含めて一瞬で全滅するよねえ…。

2800万年前だと、原生人類の誕生チョット前。サハラはまだ砂漠ではない。
ガラスの出来たあたりに生物の不審な大量絶滅とか起きてるのかどうか、とか、生物学者や植物学者にもちょっと意見を聞かせてもらいたいところだ。

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