友人がなにかにつけてネタを振ってくるので「鬼灯の冷徹」を買ってみた

エジプトネタが出るたびに写メ送ってくるのやめてください

仕事中に吹いちゃうから。



というわけでアニメ化も決定した地獄コメディ「鬼灯(ほおずき)の冷徹」、1巻とエジプトの出るとこだけ(おい) 電子書籍で買ってみた。

とりあえずチェックしてみたところで、エジプトネタは8巻と11巻。
こんなことになってました。


アヌビスさん…

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アヌビスさぁぁん!!!!!

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クールなアヌビスさんの口から「パン屋の絶対うまい感」とかいう言葉を聞くことになろうとは思わなかった…。
だがそこがいい。


このマンガは主人公が閻魔大王の補佐を務める鬼神で、主な舞台は地獄。(たまに人間世界にも浮遊霊の回収とかで来るらしいが) 同じ地獄つながりのギリシャやエジプトなんかにも出張していて、アヌビスさんはエジプトにおける閻魔大王ポジションなオシリス神の補佐=主人公の同業者 という扱いらしい。


なんつーか、ファンタジー風味の「勝手に改造」「さよなら絶望先生」、ダークでリアルな「聖★おにいさん」って感じ。
この2つのマンガを両方好きな人ならハマるんじゃないかなー。
私的には、むちゃくちゃ好きというほどでもないけど嫌いでもない感じの作品かな。

若干オチが弱いのと、会話だけで話が進んでいくので中だるみがあるのが残念。




しかしやっぱ、女性作家はつぇーわ。

男性作家は、せいぜい魔王がマクドでバイトしたりニートが異世界に転生したりするラノベを書くくらいなのに、「聖★おにいさん」といいコレといい、女性作家はコールセンターのクレーム対応やら営業事務の身だしなみやらご近所の運動会ネタやら、やたらとリアルな話を盛り込んでくる。作者が体験したことないと絶対使えないネタだと思うんだ…。あー売れない時代になんかいろいろ生活のために苦労したんかなぁ、と、しみじみ思わせられる。

お前マクドのバイトなんてな? 全然つらくねえよ? コールセンターは地獄の一丁目よ。新人の頃に法人向けホスティング窓口やったけど、あそこで精神耐久めっちゃ鍛えられたわマジで!

現世にも、地獄の入り口はたくさんあるんですよ。
サーバ室の入り口とか。(八寒地獄)

そう… 僕らも… 実は地獄の 住 人 な の だ


<フフフフ...


鬼灯の冷徹(11) (モーニングKC)
講談社
2013-11-22
江口 夏実

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11巻は古代エジプトにも行ってたよ!
ツァトってドゥアトのことなのかなあ…?

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