ラノベ原作→ハリウッド映画へ「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(Edge of tomorrow)
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の映画が封切りされたので早速見に行ってきた。
公式>
http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/
まず一つ言わせてほしい。
・敵が真っ先に侵略してきたのがEUで、ヨーロッパほぼ全滅
・最終防衛ラインはイギリス(英仏海峡)
・アメリカ映画なのにアメリカ全く絡まない、ていうかむしろ何してんのお前状態
・強力な援軍=中国・ロシア連合軍
完全に嫌味です
本当にありがとうございました。
今のオバマ政権下のアメリカさんは広報官だけ送り込んで口だけプレイ、もはや世界の救世主足りえない、って力いっぱい皮肉ってるじゃないかこれ(笑) EUの経済がヤバイのも「イギリスはユーロじゃないし♪ ドイツ・フランス? 死んでいいよー」ってことなのかよ! そして中ロ、お前らがくるのかよ!
序盤からツッコミどころ満載。
いやハリウッド映画だし敵はアメリカに上陸するんだとばかり思ってたからさ。まさかの展開だよ。そして近未来の話だと思ったら現代の話で、おもくそBBCとか流れるし、ロンドンやパリの風景もそのまんま。あと、原作だと銃火器が効かないことになってた敵が、映画のほうだと普通に銃火器+爆薬で倒せるので、ある意味原作よりイージーモードなんじゃないかと思う。
つか映画の大半は敵の侵略者じゃなくて人間相手に戦ってたような気がするのは、きっと気のせいじゃないですよね…(笑)
ラスボスあの将軍じゃないのか。エレベーターに乗るタイミングとか、戦場を駆け抜けるやり方とか、攻略本無いとクリアできないシビアすぎるクソゲーじゃないかと思いながら見てた。ループものっていうより難易度高すぎてクリアできないゲームをひたすらリセットボタン押しながらちょっとずつ進めてる感があった。映画の中でも「リセット」って何回も言ってたし。
まあ、ハリウッドものらしく恋愛からめてくるのは分かってたんだが、ループしてて出合ってまだ初日なのに、あんなに親しくなっちゃってよかったんかな。
恋愛するにしても、リタがめっちゃゴツいのと、あんまり手だれの兵っぽくなかったのが残念か。
ただ、原作だとモブ扱いだった仲間たちの掘り下げがあったのは良改変。
映画自体はよく出来てるほうで、娯楽映画としては普通に面白かったが、原作を見ていないと、ストーリーが唐突すぎてよくわからないところがあるかもしれない。そして原作の改変箇所は思ったより大きくて、ループする理由と、ループが解ける条件が全く違うものになっている。そのせいで、別ものといって良い内容になってしまった。
特にエンディングは原作とは全くの別もの。あの原作のちょっぴり切ない感じのラストがワビサビというか、力を得る代償というか、戦いの空しさみたいなものを表してて好きだったんだがなあ…。映画版の、もんのすごいご都合主義なラスト改変は、先に原作を読んでる人の中では賛否両論が分かれると思われる。
愛着の沸いた仲間たちが生き残れたのは良かったんだけどねー…。
そりゃタイトルも変えるわ、「ただ殺し続けるだけ」って話じゃなくなってるんだもの。
=========================
原作>
元はラノベなのでアニメっぽい絵柄の表紙だったはずなん・・・だ・・・が。
なんか映画にあわせて文庫の装丁変わっちゃってるねコレ。
ちなみにデスノートの人が描いたマンガ版もある。
マンガ版>
このマンガは一部だけWebでも読める。
http://tonarinoyj.jp/manga/all_you_need_is_kill/
まあなんだ、ドラゴンボールに比べれば相当マシなハリウッド映画化だった、でも最上ではない、と言っておこう。
公式>
http://wwws.warnerbros.co.jp/edgeoftomorrow/
まず一つ言わせてほしい。
・敵が真っ先に侵略してきたのがEUで、ヨーロッパほぼ全滅
・最終防衛ラインはイギリス(英仏海峡)
・アメリカ映画なのにアメリカ全く絡まない、ていうかむしろ何してんのお前状態
・強力な援軍=中国・ロシア連合軍
完全に嫌味です
本当にありがとうございました。
今のオバマ政権下のアメリカさんは広報官だけ送り込んで口だけプレイ、もはや世界の救世主足りえない、って力いっぱい皮肉ってるじゃないかこれ(笑) EUの経済がヤバイのも「イギリスはユーロじゃないし♪ ドイツ・フランス? 死んでいいよー」ってことなのかよ! そして中ロ、お前らがくるのかよ!
序盤からツッコミどころ満載。
いやハリウッド映画だし敵はアメリカに上陸するんだとばかり思ってたからさ。まさかの展開だよ。そして近未来の話だと思ったら現代の話で、おもくそBBCとか流れるし、ロンドンやパリの風景もそのまんま。あと、原作だと銃火器が効かないことになってた敵が、映画のほうだと普通に銃火器+爆薬で倒せるので、ある意味原作よりイージーモードなんじゃないかと思う。
つか映画の大半は敵の侵略者じゃなくて人間相手に戦ってたような気がするのは、きっと気のせいじゃないですよね…(笑)
ラスボスあの将軍じゃないのか。エレベーターに乗るタイミングとか、戦場を駆け抜けるやり方とか、攻略本無いとクリアできないシビアすぎるクソゲーじゃないかと思いながら見てた。ループものっていうより難易度高すぎてクリアできないゲームをひたすらリセットボタン押しながらちょっとずつ進めてる感があった。映画の中でも「リセット」って何回も言ってたし。
まあ、ハリウッドものらしく恋愛からめてくるのは分かってたんだが、ループしてて出合ってまだ初日なのに、あんなに親しくなっちゃってよかったんかな。
恋愛するにしても、リタがめっちゃゴツいのと、あんまり手だれの兵っぽくなかったのが残念か。
ただ、原作だとモブ扱いだった仲間たちの掘り下げがあったのは良改変。
映画自体はよく出来てるほうで、娯楽映画としては普通に面白かったが、原作を見ていないと、ストーリーが唐突すぎてよくわからないところがあるかもしれない。そして原作の改変箇所は思ったより大きくて、ループする理由と、ループが解ける条件が全く違うものになっている。そのせいで、別ものといって良い内容になってしまった。
特にエンディングは原作とは全くの別もの。あの原作のちょっぴり切ない感じのラストがワビサビというか、力を得る代償というか、戦いの空しさみたいなものを表してて好きだったんだがなあ…。映画版の、もんのすごいご都合主義なラスト改変は、先に原作を読んでる人の中では賛否両論が分かれると思われる。
愛着の沸いた仲間たちが生き残れたのは良かったんだけどねー…。
そりゃタイトルも変えるわ、「ただ殺し続けるだけ」って話じゃなくなってるんだもの。
=========================
原作>
元はラノベなのでアニメっぽい絵柄の表紙だったはずなん・・・だ・・・が。
なんか映画にあわせて文庫の装丁変わっちゃってるねコレ。
ちなみにデスノートの人が描いたマンガ版もある。
マンガ版>
このマンガは一部だけWebでも読める。
http://tonarinoyj.jp/manga/all_you_need_is_kill/
まあなんだ、ドラゴンボールに比べれば相当マシなハリウッド映画化だった、でも最上ではない、と言っておこう。