ひたすら無難な作りのエジプト番組だった・・・・・「クレオパトラの墓の謎」
NHKのヒストリアで放映された「女王はいずこに眠る クレオパトラの墓の謎」を見てみた。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/287.html
うん、無難。
オチは最初から分かってた(墓は見つかっていない)ので、今までにわかってることから1時間番組を作ろうとしたらまぁ、こうなるよなぁ…という内容だった。ただ、
見ているだけで知能が下がりそうな派手な字幕や、
とてつもなく安っぽい再現VTRや、
何も知らないし知る気もないゲストのどーでもいいコメントや、
ひたすら引き伸ばすだけのCMや、
仰々しい「ミステリー」「ロマン」連呼など
が無いぶん、とてもとても楽な気持ちで見ることが出来ました。その意味で、「無難」は最高の褒め言葉です(´・ω・`) 予告編だけでストレスが溜まるような番組も世の中には存在します…。
*****
さてクレオパトラの墓のある場所の候補として挙げられている場所だが、タップ・オシリス・マグナとして放映されていた。ふつうに考えると王家の墓はアレキサンドリアの町中に墓があったはずなのだが、それだと町が破壊されたときに既に墓は失われていることになるし、無事だったとしても、宮殿と一緒に海の底に沈んでしまっている。それでは商売にならないのである(笑)
なので町からちょっと離れたとこにある、タップ・オシリス・マグナの神殿の中に埋葬されたに違いない、ということで発掘プロジェクトが行われている。このプロジェクトはザヒ・ハワスの肝いりで始まって、エジプトでクーデターの発生した混乱の中で打ち切られていた。てっきりこのまま忘れ去るつもりだろうと思っていたのに、再開していたようだ。いじわるな言い方をすれば、ツタンカーメンやピラミッドと同じくクレオパトラも「売れる」コンテンツだからだろう。
すなわち、発掘で本当に墓が見つかるかどうかはどうでもいい。
むしろ見つからないまま、ちょこちょこそれっぽいものが出続けてくれればそれでいい。それでニュースになり続け、世の中の感心を引き続けることができる(と、信じている)からだ。
まがりなりにも国や、本職の学者が、そこらへんの宝探し会社や商業サルベージャーと同じことをやるのかい(笑)という話だが、エジプトさんはそういう国である。話題性さえあればそれでいいんである。ただし今のところ、どんなに宣伝を頑張っても治安が回復しなければ観光客は戻って来ないし、出る出る詐欺も何度も続けば流石に世間も飽きてくる。空回りの状態にある。
ツタンカーメンの墓の隠し部屋と同じように、おそらく、クレオパトラの墓が本当にタップ・オシリス・マグナから出てくることは無いだろう。発掘者は「信じている」としか言わなかった。信じる信じないの話なら、まぁ、信じたければ好きにすればいいんじゃないのかな。って感じ。誰も困らないし、万が一ほんとに何か出てくれば、それはそれで盛り上がるだろうから。
番組の中で発掘の詳細がわりとさらっと流されていて、クレオパトラのラブロマンス部分に焦点が当てられていたのは、まぁ、そういうこと。発掘自体は…あんまり…盛り上がってないから……。
再現VTRのクレオパトラ役がわりと可愛かったのはポイント高め。
ただし、最初の恋人であるカエサルが無かったことにされてたり、カエサルとの間に出来たカエサリオンがいなかったことにされてたりする点には少し…不満はある。そもそもクレオパトラって弟と結婚したあと弟を追放して単独女王になってるわけで、終始肉親への家族愛に溢れてたわけではないんだよね。もちろん、そこまで色々つっこむと一時間では終わらなくなるからしょうがないかなと思うんだけど。
ヒストリアシリーズなのでBGMは良い。(サントラ持ってる(`・ω・´))
無難な作りなのであまり大きなツッコみどころはない。
正当派バラエティなエジプト番組でした。
*****
参考: タップ・オシリス・マグナの位置
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110713/277530/
エジプト最後の女王だし、彼女の墓があるとすれば意外とメンフィスかサッカラのあたりって説もアリかもしれんと思う。でもまあ、一番可能性が高いのは海の底かなぁ…。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/287.html
うん、無難。
オチは最初から分かってた(墓は見つかっていない)ので、今までにわかってることから1時間番組を作ろうとしたらまぁ、こうなるよなぁ…という内容だった。ただ、
見ているだけで知能が下がりそうな派手な字幕や、
とてつもなく安っぽい再現VTRや、
何も知らないし知る気もないゲストのどーでもいいコメントや、
ひたすら引き伸ばすだけのCMや、
仰々しい「ミステリー」「ロマン」連呼など
が無いぶん、とてもとても楽な気持ちで見ることが出来ました。その意味で、「無難」は最高の褒め言葉です(´・ω・`) 予告編だけでストレスが溜まるような番組も世の中には存在します…。
*****
さてクレオパトラの墓のある場所の候補として挙げられている場所だが、タップ・オシリス・マグナとして放映されていた。ふつうに考えると王家の墓はアレキサンドリアの町中に墓があったはずなのだが、それだと町が破壊されたときに既に墓は失われていることになるし、無事だったとしても、宮殿と一緒に海の底に沈んでしまっている。それでは商売にならないのである(笑)
なので町からちょっと離れたとこにある、タップ・オシリス・マグナの神殿の中に埋葬されたに違いない、ということで発掘プロジェクトが行われている。このプロジェクトはザヒ・ハワスの肝いりで始まって、エジプトでクーデターの発生した混乱の中で打ち切られていた。てっきりこのまま忘れ去るつもりだろうと思っていたのに、再開していたようだ。いじわるな言い方をすれば、ツタンカーメンやピラミッドと同じくクレオパトラも「売れる」コンテンツだからだろう。
すなわち、発掘で本当に墓が見つかるかどうかはどうでもいい。
むしろ見つからないまま、ちょこちょこそれっぽいものが出続けてくれればそれでいい。それでニュースになり続け、世の中の感心を引き続けることができる(と、信じている)からだ。
まがりなりにも国や、本職の学者が、そこらへんの宝探し会社や商業サルベージャーと同じことをやるのかい(笑)という話だが、エジプトさんはそういう国である。話題性さえあればそれでいいんである。ただし今のところ、どんなに宣伝を頑張っても治安が回復しなければ観光客は戻って来ないし、出る出る詐欺も何度も続けば流石に世間も飽きてくる。空回りの状態にある。
ツタンカーメンの墓の隠し部屋と同じように、おそらく、クレオパトラの墓が本当にタップ・オシリス・マグナから出てくることは無いだろう。発掘者は「信じている」としか言わなかった。信じる信じないの話なら、まぁ、信じたければ好きにすればいいんじゃないのかな。って感じ。誰も困らないし、万が一ほんとに何か出てくれば、それはそれで盛り上がるだろうから。
番組の中で発掘の詳細がわりとさらっと流されていて、クレオパトラのラブロマンス部分に焦点が当てられていたのは、まぁ、そういうこと。発掘自体は…あんまり…盛り上がってないから……。
再現VTRのクレオパトラ役がわりと可愛かったのはポイント高め。
ただし、最初の恋人であるカエサルが無かったことにされてたり、カエサルとの間に出来たカエサリオンがいなかったことにされてたりする点には少し…不満はある。そもそもクレオパトラって弟と結婚したあと弟を追放して単独女王になってるわけで、終始肉親への家族愛に溢れてたわけではないんだよね。もちろん、そこまで色々つっこむと一時間では終わらなくなるからしょうがないかなと思うんだけど。
ヒストリアシリーズなのでBGMは良い。(サントラ持ってる(`・ω・´))
無難な作りなのであまり大きなツッコみどころはない。
正当派バラエティなエジプト番組でした。
*****
参考: タップ・オシリス・マグナの位置
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110713/277530/
エジプト最後の女王だし、彼女の墓があるとすれば意外とメンフィスかサッカラのあたりって説もアリかもしれんと思う。でもまあ、一番可能性が高いのは海の底かなぁ…。

