宇宙考古学、サラ・パーカク博士がTEDに登場

ナショジオの番組で掘ってた場所から出てきた宝石、結局、宝石工場ってことになったのか。
ここが本当にイチイタウィの一部だったら、長年、「なんとなくこのへん」としか分かって無かった中王国時代の首都がついに明らかになるっていう胸熱の展開に。


サラ・パーカック:宇宙から見た考古学
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20161013-00001477-ted

※スピーチは英語だけどページに和訳も書いてあるから安心

こういうの見てて思うのは、スポンサーをつけて資金を集められる学者さんはやっぱスピーチも巧いね。っていうこと。ウィットに富んだジョークとか交えながら(時にそれがギリギリ本当か嘘かというものもありつつ)スッキリまとまった喋り方が出来る。

この人は近年けっこうメディアへの露出が増えているので、今後も目にすることにはなると思う。
ピラミッドや墓ばっかり探してたらつまんないところだけど、失われた古代エジプト時代の集落なんかも探してて幅広いので面白いです。


研究内容の本はこれ。
Kindle版はあるけど…残念ながら… 和訳は ないのだ…。

Satellite Remote Sensing for Archaeology
Routledge
2009-03-31
Sarah H. Parcak


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関連

宇宙考古学で遺跡保護を、TED受賞者が呼びかけ
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/021800013/

" 毎年「広める価値のあるアイデア」に贈られるTEDプライズで賞金100万ドルを獲得した宇宙考古学者のサラ・パーカク氏は、2月16日のTEDカンファレンスにおけるプレゼンテーションで、賞金をこの問題を解決するために投じると発表した。"


百万ドル・・・!

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