トイレ無くして愛はない…現代インドとトイレ事情(約5億人が野糞)
今月のナショジオでインドのトイレ事情特集やってたので、なるほどタイムリーな話題なんだなと思ってしまった。
インドは現在、モディ首相のもとで大規模なトイレ事情改革の真っ最中。その計画は「クリーン・インディア」という名前で知られており、ググれは日本語でも情報が出てくる。
そのクリーン・インディアの核となる「各家庭にトイレを」のスローガンを実現すべく、ボリウッド(いわゆるインド版ハリウット゛)では、今年新作映画「Toilet」を公開しようとしている。
よくあるインド映画で、歌ったり踊ったりするラブストーリーなのだが、予告編や粗筋からして、野糞に耐えられなかった妻を呼び戻すために村にトイレを作ろうとする、政治的なメッセージと一致する実にうまいこと作られたプロパガンダ映画でもあるようだ。
Toilet - Ek Prem Katha (2017)
http://www.imdb.com/title/tt5785170/
※予告編と粗筋は↑で確認できる
「クリーン・インディア」はインドを救えるか
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/clean-india_b_6137086.html
※計画の概要など↑
(ナショジオ日本語記事は相変わらず編集部のコメントが酷くてトイレに流したいくらいなのでリンクしない。
雑誌本編の記事は普通なんだけどWeb版の編集部マジ人材足りて無さ杉ませんかね…)
まあ、嫁いだ先の家にトイレがなかったら、そりゃ、「実家に帰らせていただきます」ってなるわね…(´・ω・`)
トイレなくして愛はなし。トイレで愛を取り戻せ。
*ちょうどBBCでもインタビューやってた
トイレがないということは、そのへんに野糞が転がってる状態なわけで、ハエが病原体を媒介する不潔な状態になる。また汚水が飲み水を汚したり、寄生虫が蔓延したりする。しかし、そうした知識は余り知られておらず、都市部の人口密度の高いスラムなどでは深刻な問題になっているようだ。
だが、単に知識を普及するだけでは文化までは変えられない。
インドでトイレが普及しないのは、まず「トイレ=不浄」なので家の中に設置しない、という文化的な概念が大きいようだ。家の外で用を足せば、不浄を遠ざけることができるという概念。そのため、トイレを設置するにも昔の日本家屋のように庭の隅とかになることがあるようだ。
それから下水道が普及しておらず、多くの場所では掘り込み式の、日本で言う「どっぽん」便所を設置しなくてはならないところ。どっぽん便所はいずれ満杯になるので汲み取りが必要だが、汲み取りは最下級カーストの仕事となる。しかしカースト制が薄れつつある昨今では汲み取りにたずさわる人は減りつつあるようで、将来汲み取り業者がいなくなるのではという恐れからトイレを設置したがらない家もあるという。
野糞をしに家の人に出ることが主婦の気晴らしであることから、トイレを設置してもそもそも使いたがらないという話もあるようで、インドのトイレ普及率の低さには、インドならではの事情もあるようだった。
本誌のデータを見ると、1990年にはインドの野糞率は75パーセント。そこから下がって現在45パーセントとかなり頑張っている。しかし元々の人口が多いため、世界のトイレのない人9億人のうち約半数の5億人がインド人ということになっている。確かにインドには、トイレ普及を頑張る理由がありそうだ。
インドは現在、モディ首相のもとで大規模なトイレ事情改革の真っ最中。その計画は「クリーン・インディア」という名前で知られており、ググれは日本語でも情報が出てくる。
そのクリーン・インディアの核となる「各家庭にトイレを」のスローガンを実現すべく、ボリウッド(いわゆるインド版ハリウット゛)では、今年新作映画「Toilet」を公開しようとしている。
よくあるインド映画で、歌ったり踊ったりするラブストーリーなのだが、予告編や粗筋からして、野糞に耐えられなかった妻を呼び戻すために村にトイレを作ろうとする、政治的なメッセージと一致する実にうまいこと作られたプロパガンダ映画でもあるようだ。
Toilet - Ek Prem Katha (2017)
http://www.imdb.com/title/tt5785170/
※予告編と粗筋は↑で確認できる
「クリーン・インディア」はインドを救えるか
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/clean-india_b_6137086.html
※計画の概要など↑
(ナショジオ日本語記事は相変わらず編集部のコメントが酷くてトイレに流したいくらいなのでリンクしない。
雑誌本編の記事は普通なんだけどWeb版の編集部マジ人材足りて無さ杉ませんかね…)
まあ、嫁いだ先の家にトイレがなかったら、そりゃ、「実家に帰らせていただきます」ってなるわね…(´・ω・`)
トイレなくして愛はなし。トイレで愛を取り戻せ。
*ちょうどBBCでもインタビューやってた
トイレがないということは、そのへんに野糞が転がってる状態なわけで、ハエが病原体を媒介する不潔な状態になる。また汚水が飲み水を汚したり、寄生虫が蔓延したりする。しかし、そうした知識は余り知られておらず、都市部の人口密度の高いスラムなどでは深刻な問題になっているようだ。
だが、単に知識を普及するだけでは文化までは変えられない。
インドでトイレが普及しないのは、まず「トイレ=不浄」なので家の中に設置しない、という文化的な概念が大きいようだ。家の外で用を足せば、不浄を遠ざけることができるという概念。そのため、トイレを設置するにも昔の日本家屋のように庭の隅とかになることがあるようだ。
それから下水道が普及しておらず、多くの場所では掘り込み式の、日本で言う「どっぽん」便所を設置しなくてはならないところ。どっぽん便所はいずれ満杯になるので汲み取りが必要だが、汲み取りは最下級カーストの仕事となる。しかしカースト制が薄れつつある昨今では汲み取りにたずさわる人は減りつつあるようで、将来汲み取り業者がいなくなるのではという恐れからトイレを設置したがらない家もあるという。
野糞をしに家の人に出ることが主婦の気晴らしであることから、トイレを設置してもそもそも使いたがらないという話もあるようで、インドのトイレ普及率の低さには、インドならではの事情もあるようだった。
本誌のデータを見ると、1990年にはインドの野糞率は75パーセント。そこから下がって現在45パーセントとかなり頑張っている。しかし元々の人口が多いため、世界のトイレのない人9億人のうち約半数の5億人がインド人ということになっている。確かにインドには、トイレ普及を頑張る理由がありそうだ。

