2,000年以上前と推定される巨大な鯨の地上絵が再発見/ペルー、パルパ谷

何十年か前の記録にすでに出てくるものの、詳細までは記録されないまま忘れられていた大きなクジラ(オルカという伝説的な生き物)の地上絵を再発見してクリーニングしたよ、というニュース。GoogleEarthで探したというからいかにもイマドキの考古学といった感じ。場所はナスカの平原ではなくパルパ谷である。

2,000-Year-Old Killer Whale Geoglyph Found in Peru Desert
https://www.livescience.com/61035-ancient-killer-whale-geoglyph-peru.html

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パルパどこだよ!! という人のために地図を用意した。ナスカのちょっと北の川沿いのあたりだ。まあそんなに遠くなくて、同じ文化圏に属している。

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*出典元: アンデス文明展の図録


川沿いなので、ナスカ平原が旱魃で苦しむようになる時期には人が移住して増えてくる。ただし人口が増え始めるのは紀元前100年くらいからなので、この絵はそれより前に描かれたものということになる。


大きさは70mとかなり大きく、パルパでは最大。かつ、今回の調査のとおり紀元前200年くらいに描かれたものだとすれば、地域最古の地上絵である可能性も出てくるという。地上絵というとナスカばかりクローズアップされているが、近くのパルパ谷でもこういう古い地上絵が見つかっているので、この地域に住む人々全体が同じ技術・発想を持っていたということだ。記事内にもあるようにパラカス文化共通の技術だという見方が正しいと思う。

ちなみに、グーグルアースによる地上絵の分析は日本の大学も行っていて、最近も新しい地上絵が発見されていたりする。
もしかすると、「見えているのに気づかれていない」知られざる絵は、まだあるのかもしれないね。

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