お疲れ様! 2016年に見つかったエル・リシュトの中王国時代墓(802基)の記録
発見当時の報道
http://luxortimesmagazine.blogspot.com/2016/02/the-space-archaeologist-unearthed-4000.html
こないだの報道
http://luxortimesmagazine.blogspot.com/2018/08/egyptian-american-team-wraps-dig-season.html
というわけで、センウセルト1世のピラミッドの南側に位置する中王国時代の巨大墓所群、とりあえず今シーズん一通り記録終わったらしいです。墓の総数、なんと802基。お、お疲れ様ですよ…。
このミッションは、2011年の政変後に盗掘の状況を確認するために行われた宇宙からの視点、つまり衛星画像でのサーベイで新たに見つかった遺跡の一つで、状況確認を兼ねて発掘調査も行うというもの。アメリカとエジプトの共同プロジェクト。
第12王朝の高官の墓なんかが見つかっててきれいな壁画は一部残ってるみたいだけど、それ以外の遺物は壊滅してる模様。ただ、場所の写真を見るとその理由は判るんですよね…
現代の墓地の真下…。
エジプトの地形的に、ナイル川ぞいは川の水位が上がると水没するので墓は作れない。川から遠い、崖ぞいが墓所になる。で、その同じ場所を古代から現代までずっと墓所として使い続けている。というのが、この写真の意味するところ。
墓の向こうに緑の畑が見えてるのも、古代と大してかわらん風景なんだろうなぁと。
あまり遺物が残ってないようなのは残念だけど、エジプトの場合は現代の集落と古代の遺跡とが近いのが面白いんでそれもまたよし。記録…お疲れっした…(´・ω・`) <これ報告書が死にそうになるやつじゃない?
http://luxortimesmagazine.blogspot.com/2016/02/the-space-archaeologist-unearthed-4000.html
こないだの報道
http://luxortimesmagazine.blogspot.com/2018/08/egyptian-american-team-wraps-dig-season.html
というわけで、センウセルト1世のピラミッドの南側に位置する中王国時代の巨大墓所群、とりあえず今シーズん一通り記録終わったらしいです。墓の総数、なんと802基。お、お疲れ様ですよ…。
このミッションは、2011年の政変後に盗掘の状況を確認するために行われた宇宙からの視点、つまり衛星画像でのサーベイで新たに見つかった遺跡の一つで、状況確認を兼ねて発掘調査も行うというもの。アメリカとエジプトの共同プロジェクト。
第12王朝の高官の墓なんかが見つかっててきれいな壁画は一部残ってるみたいだけど、それ以外の遺物は壊滅してる模様。ただ、場所の写真を見るとその理由は判るんですよね…
現代の墓地の真下…。
エジプトの地形的に、ナイル川ぞいは川の水位が上がると水没するので墓は作れない。川から遠い、崖ぞいが墓所になる。で、その同じ場所を古代から現代までずっと墓所として使い続けている。というのが、この写真の意味するところ。
墓の向こうに緑の畑が見えてるのも、古代と大してかわらん風景なんだろうなぁと。
あまり遺物が残ってないようなのは残念だけど、エジプトの場合は現代の集落と古代の遺跡とが近いのが面白いんでそれもまたよし。記録…お疲れっした…(´・ω・`) <これ報告書が死にそうになるやつじゃない?
