本を読むためには本を捨てなければならない。/図書館・家庭で共通していること
図書館の本が廃棄処分になったというニュースが流れるたびに怒る人がいる。
が、そういう人たちは図書館なんて利用してないか、そもそものところがわかっていないと思う。
(1)図書館のサイズは簡単に変更できない
(2)本棚以外に本を置いてはいけない
(3) 痛んだり古くなったりした本は定期的に入れ替える必要がある
この期本ルールに沿って運営される限り、「定期的に本を捨てる」というルーチンは必ず必要になってくる。 これを行わないと、図書館はホコリをかぶった古い本ばかり大量に溜め込んだ、死んだ施設になってしまう。
本好きで沢山買ってる個人は、自分も含め(1)(2)の縛りが緩いから、(3)が発生せずに済んでいる。本が増えたら引っ越したり、部屋のレイアウト変えて本棚増やしたり、本棚に二列に本を並べたり、床に積んだり…、必ずやっている。だから本を捨てなくて済んでる。
もし、個人の家庭でも図書館と同じ縛りをもち、それでも新しい本を買い続けようとすれば、新しい本を買うのを諦めるか、古い本を捨てなければならない。
私なら「捨てる」ほうを選ぶはずだ。
では実際に、これから新しい本を買うのに今もうスペースがない。と言う前提のもと、自宅の本棚から捨てる本を選んでみたいと思う。
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※「どーしても本を置くところがない」という仮定のもと、ガチで考えました
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◆1998年~現在までの「ナショナル・ジオグラフィック誌」
ひたすら買いためているバックナンバー全部。これは、現在ではバックナンバーがDVDでも追えるためで、あえて紙で残さなくても過去記事は読める。という判断。しかもこれだけまとめてであれば、マニアにはそれなりの値段で売れそうな気もする。
これで三段カラーボックスの中身と上に積んであるものが消える。
◆資料としてはもう使わないもの
というか、あまり読んでないので、結構キレイだったりする…
なぜこれを買ったのかはよく覚えていない。今となってはもう一般向けの入門書を使うことはないので、どうしてもスペースがなくなったら優先的に廃棄対象になると思う。
これでカラーボックス1列があく。
◆小説・文学
さらに本棚が足りなくなったら、小説本コーナーに手をつけざるを得ない。
これは、エジプト本や資料本は捨てたくない、という優先順位の結果。もともとの発行部数が少ない専門書は一度分かれたら二度と出会えないかもしれないけど、小説ならまたどこかで会える気もするし。
でもバーティミアスとかハウルとか古王国記とかは絶対捨てないからな。それ以外。。。候補はそれほど多くはないが…。
これで中サイズ本棚1列があく。
◆概要書
たとえばこういうやつ。概要書はあくまで概要書で、拾い忘れの資料とかないかなーって意味で索引代わりにしていたやつなので、とりあえず直近では必要ないかな…という感じ。これ系の索引的な概要書で数十冊分はあけられる。
◆別版が買えるもの
ハードカバーで買ってしまった「十字軍~」は今は文庫でも買えるので、サイズを圧縮できる。
手前の「戦争と平和」とか「大地」とかは母方の叔父さんから受け継いだ文学シリーズで新訳本もあるので、どうしてもスペースあけないといけなくなったらこれも…廃棄かな…。
こういう「ハードカバー→文庫」や「旧版→新版」で圧縮できるもので50冊くらいはどうにかなりそう。
◆古くて資料的な価値はないもの
ここまで減らして、なおもスペースが足りないとなったら、断腸の思いで本体の本棚に手をつけざるを得ない。
エジプト本はどーしてもどーしても捨てたくない…が… 捨てざるを得ないならこのへん…から…かな…。
古い本だし専門書ではないので、資料的な価値は低い。コレクター本みたいな位置づけになってるので。
◆古い+別訳あり
さらにどーしてもどーーーしてもスペースが足りない、となったら、このへんとか…古いやつから廃棄対象にするしかないな…。別訳持ってるし…でも巻末の解説は残しておきたい…うーーーん…
まぁ、確かなのは、本体のいちばんデカい本棚x2に手をつけるときが来るのは、私の生活がめちゃくちゃ困窮して6畳一間で暮らしてるか、戦火にでも焼け出されてスーツケースだけで本運び出してるような状況の時だな。総じゃなければ食費を削って本棚を維持する(`・ω・´)
ただ、図書館同様の縛りのある中で新しい本を入れ続ける、というのが非常に厳しいミッションであることも、「別版が手に入る」とか「古くて内容が劣化している」とか「読めるだけの耐久性がない」とか、あらかじめ判断基準を決めておかなければ、まとまった数の本の入れ替えは困難であることも、実際にやろうとしてみればすぐに判るだろう。
図書館で廃棄される本も、当然ながらそうした基準のもとに廃棄判断を下されているはずだ。
そして、廃棄するかどうか決めているのは、誰よりもその図書館の本を知り尽くしているはずの、そこの職員さんたちなのである。
もし私が自宅の本のいくらかを処分することになり、その判断に対して他所の人が「勿体無い、本を捨てるなんてとんでもない」などと言ってきたら、「知らんやつは黙っとれ(怒)」って言うと思う。自分ちの本棚を一番知ってるのはこの私だぞ…!
*******************
本は、読まれなければただの紙の束である。
読まれて、情報として繰り返し消費されて、いつかその役目を終えるものである。
本屋や図書館、一般家庭に並ぶ本は、遠い未来にむけて情報を「保存」するために作られる記録媒体ではない。
ただ保管されて飾られているだけのものは存在する意味がない。
たとえ意図して廃棄せずとも、ただ置いてあるだけでも劣化は進み、せいぜい百年ほどで寿命を終える。その限られた寿命の中、役目を終えて捨てられていく本と、役目を果たせずただの紙の束として保管される本では前者の方に意味があるに決まっている。
「すべての本はいつか廃棄されるものである」というごくごく当たり前の前提は、知っておいてもいいと思うのだ。
※ちなみに大昔の本で今残ってるやつは、「保存用愛憎版(例 中世の写本)」とか「繰り返し増版し続けてきた(例 聖書)」とかだから、読む本とは別モノです。
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図書館の本は捨ててもいい。図書館は無限の蔵書庫じゃないんだから
https://55096962.seesaa.net/article/201705article_4.html
図書館の本が一杯なの! →じゃ電子媒体でいいんじゃね
https://55096962.seesaa.net/article/201708article_17.html
が、そういう人たちは図書館なんて利用してないか、そもそものところがわかっていないと思う。
(1)図書館のサイズは簡単に変更できない
(2)本棚以外に本を置いてはいけない
(3) 痛んだり古くなったりした本は定期的に入れ替える必要がある
この期本ルールに沿って運営される限り、「定期的に本を捨てる」というルーチンは必ず必要になってくる。 これを行わないと、図書館はホコリをかぶった古い本ばかり大量に溜め込んだ、死んだ施設になってしまう。
本好きで沢山買ってる個人は、自分も含め(1)(2)の縛りが緩いから、(3)が発生せずに済んでいる。本が増えたら引っ越したり、部屋のレイアウト変えて本棚増やしたり、本棚に二列に本を並べたり、床に積んだり…、必ずやっている。だから本を捨てなくて済んでる。
もし、個人の家庭でも図書館と同じ縛りをもち、それでも新しい本を買い続けようとすれば、新しい本を買うのを諦めるか、古い本を捨てなければならない。
私なら「捨てる」ほうを選ぶはずだ。
では実際に、これから新しい本を買うのに今もうスペースがない。と言う前提のもと、自宅の本棚から捨てる本を選んでみたいと思う。
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※「どーしても本を置くところがない」という仮定のもと、ガチで考えました
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◆1998年~現在までの「ナショナル・ジオグラフィック誌」
ひたすら買いためているバックナンバー全部。これは、現在ではバックナンバーがDVDでも追えるためで、あえて紙で残さなくても過去記事は読める。という判断。しかもこれだけまとめてであれば、マニアにはそれなりの値段で売れそうな気もする。
これで三段カラーボックスの中身と上に積んであるものが消える。
◆資料としてはもう使わないもの
というか、あまり読んでないので、結構キレイだったりする…
なぜこれを買ったのかはよく覚えていない。今となってはもう一般向けの入門書を使うことはないので、どうしてもスペースがなくなったら優先的に廃棄対象になると思う。
これでカラーボックス1列があく。
◆小説・文学
さらに本棚が足りなくなったら、小説本コーナーに手をつけざるを得ない。
これは、エジプト本や資料本は捨てたくない、という優先順位の結果。もともとの発行部数が少ない専門書は一度分かれたら二度と出会えないかもしれないけど、小説ならまたどこかで会える気もするし。
でもバーティミアスとかハウルとか古王国記とかは絶対捨てないからな。それ以外。。。候補はそれほど多くはないが…。
これで中サイズ本棚1列があく。
◆概要書
たとえばこういうやつ。概要書はあくまで概要書で、拾い忘れの資料とかないかなーって意味で索引代わりにしていたやつなので、とりあえず直近では必要ないかな…という感じ。これ系の索引的な概要書で数十冊分はあけられる。
◆別版が買えるもの
ハードカバーで買ってしまった「十字軍~」は今は文庫でも買えるので、サイズを圧縮できる。
手前の「戦争と平和」とか「大地」とかは母方の叔父さんから受け継いだ文学シリーズで新訳本もあるので、どうしてもスペースあけないといけなくなったらこれも…廃棄かな…。
こういう「ハードカバー→文庫」や「旧版→新版」で圧縮できるもので50冊くらいはどうにかなりそう。
◆古くて資料的な価値はないもの
ここまで減らして、なおもスペースが足りないとなったら、断腸の思いで本体の本棚に手をつけざるを得ない。
エジプト本はどーしてもどーしても捨てたくない…が… 捨てざるを得ないならこのへん…から…かな…。
古い本だし専門書ではないので、資料的な価値は低い。コレクター本みたいな位置づけになってるので。
◆古い+別訳あり
さらにどーしてもどーーーしてもスペースが足りない、となったら、このへんとか…古いやつから廃棄対象にするしかないな…。別訳持ってるし…でも巻末の解説は残しておきたい…うーーーん…
まぁ、確かなのは、本体のいちばんデカい本棚x2に手をつけるときが来るのは、私の生活がめちゃくちゃ困窮して6畳一間で暮らしてるか、戦火にでも焼け出されてスーツケースだけで本運び出してるような状況の時だな。総じゃなければ食費を削って本棚を維持する(`・ω・´)
ただ、図書館同様の縛りのある中で新しい本を入れ続ける、というのが非常に厳しいミッションであることも、「別版が手に入る」とか「古くて内容が劣化している」とか「読めるだけの耐久性がない」とか、あらかじめ判断基準を決めておかなければ、まとまった数の本の入れ替えは困難であることも、実際にやろうとしてみればすぐに判るだろう。
図書館で廃棄される本も、当然ながらそうした基準のもとに廃棄判断を下されているはずだ。
そして、廃棄するかどうか決めているのは、誰よりもその図書館の本を知り尽くしているはずの、そこの職員さんたちなのである。
もし私が自宅の本のいくらかを処分することになり、その判断に対して他所の人が「勿体無い、本を捨てるなんてとんでもない」などと言ってきたら、「知らんやつは黙っとれ(怒)」って言うと思う。自分ちの本棚を一番知ってるのはこの私だぞ…!
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本は、読まれなければただの紙の束である。
読まれて、情報として繰り返し消費されて、いつかその役目を終えるものである。
本屋や図書館、一般家庭に並ぶ本は、遠い未来にむけて情報を「保存」するために作られる記録媒体ではない。
ただ保管されて飾られているだけのものは存在する意味がない。
たとえ意図して廃棄せずとも、ただ置いてあるだけでも劣化は進み、せいぜい百年ほどで寿命を終える。その限られた寿命の中、役目を終えて捨てられていく本と、役目を果たせずただの紙の束として保管される本では前者の方に意味があるに決まっている。
「すべての本はいつか廃棄されるものである」というごくごく当たり前の前提は、知っておいてもいいと思うのだ。
※ちなみに大昔の本で今残ってるやつは、「保存用愛憎版(例 中世の写本)」とか「繰り返し増版し続けてきた(例 聖書)」とかだから、読む本とは別モノです。
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図書館の本は捨ててもいい。図書館は無限の蔵書庫じゃないんだから
https://55096962.seesaa.net/article/201705article_4.html
図書館の本が一杯なの! →じゃ電子媒体でいいんじゃね
https://55096962.seesaa.net/article/201708article_17.html






