アサシンクリード・オデッセイ ゲーム設計としての失敗点【ネタバレあり】
古代ギリシャを舞台に作られたゲーム、「アサシンクリード・オデッセイ」。
同じようにつくられた古代エジプトが舞台の「アサシンクリード・オリジンズ」は面白かったのに、こっちは何かいまいち面白くない。自由度がとても低く、世界が窮屈に感じる。
最初は海が広くて陸地が狭いマップ構造のせいかと思っていたのだが、どうもそうじゃない…
考えていたら何となく正体が見えてきたぞ。これ、ゲーム設計の時点で面白さを削ぐ方向になってしまってるんだ。
●とにかく「テンポが悪い」「間が悪い」
今回は、システムに「賞金」と「傭兵」という要素が増えた。
これは主人公が殺人や盗み、砦に侵入するなど非社会的な行為を行った場合に賞金がかけられ、一定以上になると賞金稼ぎの傭兵に追われるようになる、というシステムなのだが、まず傭兵があまりにも頻繁におそって来すぎるという点で最悪である。ストーリー進行上、特に悪気もないのに賞金が上がることがあるのと、傭兵がほとんどワープに近い状態で主人公のいる場所を突き止めて現われる。追ってくる傭兵数が一人二人ではなく、三人とかになると、もはや面倒くさいの極みである。「懸賞金を払って警戒度を下げればいい」ということかもしれないが、船の強化にお金を吸い取られるうえに、メインストーリーのクエストで大金を支払わないと進めない部分があり、それも簡単には出来ない。
傭兵なんて倒せばいいじゃんという人もいるかもしれないが、そもそも傭兵が出てくるせいで、町中でもゆっくり風景を楽しめないレベルなんである。しかもイベント中にも容赦なく襲ってくる。おねーちゃんとチュッチュしてる最中に後ろから「うぉーあーーー みーすてぃおーーーす」みたいな感じで突っ込んでくる。イベント終わった瞬間に戦闘開始。これでストーリーや風景をどうやって楽しめというのか、開発スタッフを小一時間問い詰めたい。
ちなみにうちの主人公は、生き別れのかーちゃんとの再会直後に襲ってきた傭兵に道端でぬっ殺されましたからね。(笑) ロード画面見ながら呆然と「んー、、、どこまで撒き戻らされるんだろう。。。あのイベントもう一回やんの…?」みたいなこと考えてたね…。
という感じで、致命的なレベルで傭兵が「邪魔」。ストーリーのテンポを乱す原因になってしまっている。
傭兵に追われないように巧くやるのであれば、完全暗殺者プレイに徹する必要があり、プレイスタイルは固定されることになる。つまりプレイスタイルに自由度はない。それでも、ストーリー進行上、強制で懸賞金をかけられることが何度もあるのだが。
さらに悪いのが、ロード時間が非常に長く感じるということ。ハードモードでやると、急襲してくる傭兵に頻繁に殺されるのに疲れてしまう。町中にしても、神殿の聖域にいても、どこかの民家の中にいても、海の上にいても、傭兵は ひ た す ら 追いかけてくる。傭兵に襲われないエリアや、イベント中は襲われないルールくらいは設定しておくべきだったのでは。
ちなみに、傭兵に追われなくても、町の外に出ればやたらとアグレッシブなクマやヤマネコ、狼、盗賊に襲撃され、さらに町中にいるとそのへんのニワトリにまで襲われる。あまりにも殺伐としている理不尽な世界なので、世界観を楽しむゲームにはなっていない。
なお、町中で襲ってくるニワトリのレベルは、他の敵と同じく主人公のレベルにあわせて勝手に上がっていく。つまり主人公がLv40の時はLv40のニワトリの群れに余裕で殺される。
レベル補整が人間以外にも適用されるのはどう考えてもおかしいだろうよ…ていうかそもそもニワトリに襲われる仕様の意味が分からないよ…。
そんなわけなので、いかに死なないように移動するかってだけに注力して世界を全く楽しめなかった。移動中に話しかけてくるヘロドトスとかバルナバスの話も全然覚えて無い。イージーモードにしても傭兵の襲ってくる頻度が下らないので、そもそものムリゲーである。
●選択肢は実は選択肢ではない
今回はゲーム内にさまざまな選択肢が用意されており、選択によってシナリオが分岐したり、その後の展開が変わったりするのがウリになっている。
しかし選択の結果があまりにシビアであり、ベスト以外の選択肢を選ぶと、望まぬ殺人を強いられる/その後のクエストが発生しなくなる/報酬を手に入れそこねる/クリア難易度が上がる、などが発生するため、分岐の発生するシナリオの場合は、実質、選べる選択肢は一つしかない。
何しろ、たった一つの選択肢を間違えただけでエンディングが変わるレベルなのだ。
選択肢の結果が見えにくい上に、影響度が大きすぎ、かつ効果が出るのがかなり先のため、最初から攻略サイトを見ながらやらない限り、多くの人が意に沿わない結末を迎えてガッカリすることになるだろう。結局、誰もが最も効率的な選択肢を選ぶことになる。
また、選択肢が一つしか選べないという状況は、主人公の言動が全く一貫することがなく、感情移入のしようがない、という結果にも結びついている。
このゲームでは、主人公の性格の設定が不明のため、選択肢によって主人公の性格が選べるようになっている…ように見えるのだが、色男プレイをしようとして口説く選択肢を選ぶと不幸な結末にしか辿り着けなくなるクエストや、報酬を要求すると戦闘になってしまい仲間が手に入らないクエストなどがあり、実際は、一つの選択肢のみが正解である。
逆に、特に結果に影響を及ぼさない選択肢では、どれを選んでも結末が同じなため、ある日には金に汚い悪党、ある日は正義に生きる寛大な戦士として適当に振舞えてしまう。
主人公を知るNPCからは、「昔から金に飢えていた」「働き者だった」などのセリフが聞けるが、報酬を放棄してでも人を助けないと話が進まないようなクエストもあり、結局、その場に応じて嗜好を変える、性格の破綻した主人公が出来上がる。
つまり、このゲームではロールプレイ不可。
選択肢によるストーリー分岐の実装は、大失敗だったと言わざるを得ない。
●ストーリー、エンディングが雑でメインシナリオが作業化する
ヘロドトス、ヒポクラテスをはじめ、歴史上の人物は多く登場し、非常に華やかだし、彼らとのふれあいも共闘も存在する熱い世界観のはずだが、とにかくシナリオは淡白、かつ、随所で破綻が見られる。これは過去作でもよくあったパターン。
史実キャラ以外のオリジナルキャラクターの扱いが凄まじく適当だ。たとえば主人公の父、ニコラウスの扱い。
ニコラオスが実の父じゃない、という序盤の展開はまぁいいとしても、実の父があれで、子供を作った目的がそれで、さらに最後の顛末があんなことになってるのはどういうことなのか。実の子じゃないのが二人ともだとすると、ミュリーネは他人の子を押し付けてニコラオスと再婚することになるし、生まれたばかりだった二人目はいつ妊娠したんだよとかいう話にもなるし、そもそも実の父はなんで二人目の話はしないのかとか…。
それから、ポイベーの件は
ぜ っ た い に
ゆ る さ な い
孤独だった頃の主人公の「家族」の一員だった孤児のポイベーの扱いはあまりにひどい。
エンディングで家族全員が揃うことがグッドエンドの条件らしいが、そこにポイベーを入れたくないからあんな雑な切り離し方をしたのかというくらい納得がいかない。そこから先はもう完全にどうでもいい作業ゲーになってしまった。
なんだかんだありつつ、ポイベーとマルコスのところへ戻ってくるENDなら、途中のストーリーがどんなに悲惨でも納得は出来たと思うのだが。
さらにシナリオを破綻させているのが、とってつけたようなSF要素である。これは、アサクリ1、2をプレイしたときにエンディングでブチきれた記憶と重なる。世界観を壊すSF要素は、入れるにしてももっと控えめにするべきだった。
主人公がどうやらアトランティスの末裔らしいという設定は、まぁいいと思うが…その先が…うん。
古代ギリシャ要素を台無しにされたくないなら、アトランティスの部分はやらないことをおすすめする。
…以上が、ゲームを面白くないものにしている主な要素である。
・自由度がない
・ストーリーに入り込めない
マップが広いのに閉塞感があり、ストーリーボリュームもムービーも膨大なのにストーリーが希薄。選択肢が多いのに自由度が低い。やろうとしたことと効果が真逆になっているのはある意味興味深い。
しかし実際、少し前にプレイしたゼルダBotWを含むいわゆる「オープンワールド」系のゲームにある、探索や寄り道の楽しさは、このゲームにはほとんど感じられなかったし、やりこみ要素や二周目はやる気が起きずに放置している。
ダメ出ししまくったが、敵の要塞や拠点に侵入するミッションの難易度バランスや緊張感は良いものになったと思う。レベルが上がってもワンパターンの無双ゲーにはならず、毎回攻略方法を考えられる。
ただ残念ながら今回はアサシン教団まったく関係ないんだな
ていうか「アサシン」でもないし「クリード」も出てこないし、多分これシリーズに入れないほうが良かったやつだと思う。戦闘苦手な人は本編はやらずにディスカバリーツアーを買うといいよ…。本編はろくに風景見てられないし、行きたい場所に自由に行かせてくれない一本道なのでめんどくさくなる。
ケファロニアを出るまでは楽しいのだが、そこから先はかなり人を選ぶゲームになっていると思う。
●本編からプレイするのに向いている人
・緊迫感のあるアクションゲーが好きな人
・殺伐としていたり悲劇的だったりするシナリオが好きな人
・アサクリシリーズのファン
●ディスカバリーツアーモードを買ったほうがいい人
・古代ギリシャの世界観を楽しみたい人
・まったり風景を眺めていたい人
次回作が古代ローマらしいのだが、様子を見てから買おうかなと思っている。
ポエニ戦争の時代だったりしたらちょっとキツいかな…。ネロの時代あたりならやるかも。
同じようにつくられた古代エジプトが舞台の「アサシンクリード・オリジンズ」は面白かったのに、こっちは何かいまいち面白くない。自由度がとても低く、世界が窮屈に感じる。
最初は海が広くて陸地が狭いマップ構造のせいかと思っていたのだが、どうもそうじゃない…
考えていたら何となく正体が見えてきたぞ。これ、ゲーム設計の時点で面白さを削ぐ方向になってしまってるんだ。
●とにかく「テンポが悪い」「間が悪い」
今回は、システムに「賞金」と「傭兵」という要素が増えた。
これは主人公が殺人や盗み、砦に侵入するなど非社会的な行為を行った場合に賞金がかけられ、一定以上になると賞金稼ぎの傭兵に追われるようになる、というシステムなのだが、まず傭兵があまりにも頻繁におそって来すぎるという点で最悪である。ストーリー進行上、特に悪気もないのに賞金が上がることがあるのと、傭兵がほとんどワープに近い状態で主人公のいる場所を突き止めて現われる。追ってくる傭兵数が一人二人ではなく、三人とかになると、もはや面倒くさいの極みである。「懸賞金を払って警戒度を下げればいい」ということかもしれないが、船の強化にお金を吸い取られるうえに、メインストーリーのクエストで大金を支払わないと進めない部分があり、それも簡単には出来ない。
傭兵なんて倒せばいいじゃんという人もいるかもしれないが、そもそも傭兵が出てくるせいで、町中でもゆっくり風景を楽しめないレベルなんである。しかもイベント中にも容赦なく襲ってくる。おねーちゃんとチュッチュしてる最中に後ろから「うぉーあーーー みーすてぃおーーーす」みたいな感じで突っ込んでくる。イベント終わった瞬間に戦闘開始。これでストーリーや風景をどうやって楽しめというのか、開発スタッフを小一時間問い詰めたい。
ちなみにうちの主人公は、生き別れのかーちゃんとの再会直後に襲ってきた傭兵に道端でぬっ殺されましたからね。(笑) ロード画面見ながら呆然と「んー、、、どこまで撒き戻らされるんだろう。。。あのイベントもう一回やんの…?」みたいなこと考えてたね…。
という感じで、致命的なレベルで傭兵が「邪魔」。ストーリーのテンポを乱す原因になってしまっている。
傭兵に追われないように巧くやるのであれば、完全暗殺者プレイに徹する必要があり、プレイスタイルは固定されることになる。つまりプレイスタイルに自由度はない。それでも、ストーリー進行上、強制で懸賞金をかけられることが何度もあるのだが。
さらに悪いのが、ロード時間が非常に長く感じるということ。ハードモードでやると、急襲してくる傭兵に頻繁に殺されるのに疲れてしまう。町中にしても、神殿の聖域にいても、どこかの民家の中にいても、海の上にいても、傭兵は ひ た す ら 追いかけてくる。傭兵に襲われないエリアや、イベント中は襲われないルールくらいは設定しておくべきだったのでは。
ちなみに、傭兵に追われなくても、町の外に出ればやたらとアグレッシブなクマやヤマネコ、狼、盗賊に襲撃され、さらに町中にいるとそのへんのニワトリにまで襲われる。あまりにも殺伐としている理不尽な世界なので、世界観を楽しむゲームにはなっていない。
なお、町中で襲ってくるニワトリのレベルは、他の敵と同じく主人公のレベルにあわせて勝手に上がっていく。つまり主人公がLv40の時はLv40のニワトリの群れに余裕で殺される。
レベル補整が人間以外にも適用されるのはどう考えてもおかしいだろうよ…ていうかそもそもニワトリに襲われる仕様の意味が分からないよ…。
そんなわけなので、いかに死なないように移動するかってだけに注力して世界を全く楽しめなかった。移動中に話しかけてくるヘロドトスとかバルナバスの話も全然覚えて無い。イージーモードにしても傭兵の襲ってくる頻度が下らないので、そもそものムリゲーである。
●選択肢は実は選択肢ではない
今回はゲーム内にさまざまな選択肢が用意されており、選択によってシナリオが分岐したり、その後の展開が変わったりするのがウリになっている。
しかし選択の結果があまりにシビアであり、ベスト以外の選択肢を選ぶと、望まぬ殺人を強いられる/その後のクエストが発生しなくなる/報酬を手に入れそこねる/クリア難易度が上がる、などが発生するため、分岐の発生するシナリオの場合は、実質、選べる選択肢は一つしかない。
何しろ、たった一つの選択肢を間違えただけでエンディングが変わるレベルなのだ。
選択肢の結果が見えにくい上に、影響度が大きすぎ、かつ効果が出るのがかなり先のため、最初から攻略サイトを見ながらやらない限り、多くの人が意に沿わない結末を迎えてガッカリすることになるだろう。結局、誰もが最も効率的な選択肢を選ぶことになる。
また、選択肢が一つしか選べないという状況は、主人公の言動が全く一貫することがなく、感情移入のしようがない、という結果にも結びついている。
このゲームでは、主人公の性格の設定が不明のため、選択肢によって主人公の性格が選べるようになっている…ように見えるのだが、色男プレイをしようとして口説く選択肢を選ぶと不幸な結末にしか辿り着けなくなるクエストや、報酬を要求すると戦闘になってしまい仲間が手に入らないクエストなどがあり、実際は、一つの選択肢のみが正解である。
逆に、特に結果に影響を及ぼさない選択肢では、どれを選んでも結末が同じなため、ある日には金に汚い悪党、ある日は正義に生きる寛大な戦士として適当に振舞えてしまう。
主人公を知るNPCからは、「昔から金に飢えていた」「働き者だった」などのセリフが聞けるが、報酬を放棄してでも人を助けないと話が進まないようなクエストもあり、結局、その場に応じて嗜好を変える、性格の破綻した主人公が出来上がる。
つまり、このゲームではロールプレイ不可。
選択肢によるストーリー分岐の実装は、大失敗だったと言わざるを得ない。
●ストーリー、エンディングが雑でメインシナリオが作業化する
ヘロドトス、ヒポクラテスをはじめ、歴史上の人物は多く登場し、非常に華やかだし、彼らとのふれあいも共闘も存在する熱い世界観のはずだが、とにかくシナリオは淡白、かつ、随所で破綻が見られる。これは過去作でもよくあったパターン。
史実キャラ以外のオリジナルキャラクターの扱いが凄まじく適当だ。たとえば主人公の父、ニコラウスの扱い。
ニコラオスが実の父じゃない、という序盤の展開はまぁいいとしても、実の父があれで、子供を作った目的がそれで、さらに最後の顛末があんなことになってるのはどういうことなのか。実の子じゃないのが二人ともだとすると、ミュリーネは他人の子を押し付けてニコラオスと再婚することになるし、生まれたばかりだった二人目はいつ妊娠したんだよとかいう話にもなるし、そもそも実の父はなんで二人目の話はしないのかとか…。
それから、ポイベーの件は
ぜ っ た い に
ゆ る さ な い
孤独だった頃の主人公の「家族」の一員だった孤児のポイベーの扱いはあまりにひどい。
エンディングで家族全員が揃うことがグッドエンドの条件らしいが、そこにポイベーを入れたくないからあんな雑な切り離し方をしたのかというくらい納得がいかない。そこから先はもう完全にどうでもいい作業ゲーになってしまった。
なんだかんだありつつ、ポイベーとマルコスのところへ戻ってくるENDなら、途中のストーリーがどんなに悲惨でも納得は出来たと思うのだが。
さらにシナリオを破綻させているのが、とってつけたようなSF要素である。これは、アサクリ1、2をプレイしたときにエンディングでブチきれた記憶と重なる。世界観を壊すSF要素は、入れるにしてももっと控えめにするべきだった。
主人公がどうやらアトランティスの末裔らしいという設定は、まぁいいと思うが…その先が…うん。
古代ギリシャ要素を台無しにされたくないなら、アトランティスの部分はやらないことをおすすめする。
…以上が、ゲームを面白くないものにしている主な要素である。
・自由度がない
・ストーリーに入り込めない
マップが広いのに閉塞感があり、ストーリーボリュームもムービーも膨大なのにストーリーが希薄。選択肢が多いのに自由度が低い。やろうとしたことと効果が真逆になっているのはある意味興味深い。
しかし実際、少し前にプレイしたゼルダBotWを含むいわゆる「オープンワールド」系のゲームにある、探索や寄り道の楽しさは、このゲームにはほとんど感じられなかったし、やりこみ要素や二周目はやる気が起きずに放置している。
ダメ出ししまくったが、敵の要塞や拠点に侵入するミッションの難易度バランスや緊張感は良いものになったと思う。レベルが上がってもワンパターンの無双ゲーにはならず、毎回攻略方法を考えられる。
ただ残念ながら今回はアサシン教団まったく関係ないんだな
ていうか「アサシン」でもないし「クリード」も出てこないし、多分これシリーズに入れないほうが良かったやつだと思う。戦闘苦手な人は本編はやらずにディスカバリーツアーを買うといいよ…。本編はろくに風景見てられないし、行きたい場所に自由に行かせてくれない一本道なのでめんどくさくなる。
ケファロニアを出るまでは楽しいのだが、そこから先はかなり人を選ぶゲームになっていると思う。
●本編からプレイするのに向いている人
・緊迫感のあるアクションゲーが好きな人
・殺伐としていたり悲劇的だったりするシナリオが好きな人
・アサクリシリーズのファン
●ディスカバリーツアーモードを買ったほうがいい人
・古代ギリシャの世界観を楽しみたい人
・まったり風景を眺めていたい人
次回作が古代ローマらしいのだが、様子を見てから買おうかなと思っている。
ポエニ戦争の時代だったりしたらちょっとキツいかな…。ネロの時代あたりならやるかも。