【えぇ…】環境団体、十字架に貼り付けで港の建設に抗議する(台湾)

あまりにもシュールで、写真だけ見るとなんのパフォーマンスだか全然分からない。
これは台湾で行われた、天然ガス用の港の建設に反対するパフォーマンスなんだそうですよ。でもそこで何でキリストなのか。サメとサンゴとイソギンチャクが十字架にかけられているのはまぁ何か判らんでもないけど、真ん中のおばちゃんは一体…。

Taiwanese scientists fight construction of a new port they say would damage a unique reef
https://www.sciencemag.org/news/2018/11/taiwanese-scientists-fight-construction-new-port-they-say-would-damage-unique-reef

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場所は台湾の北西部で、桃園市だそう。そのへんの沿岸には固有種のサンゴやハンマーシャークが生息しているそうで、港の建設はそれらにダメージをもたらすから反対しているんだとか。ただ記事を読むと、原子力発電を段階的に縮小するために新たに発電所を築くのが必要で天然ガスターミナルを発電所の近場に建設する必要があると言ってるので、これに反対するならじゃあエネルギー政策どーすんのよ、という話でもある。

なんつうか、パフォーマンスを優先しすぎて、逆にメッセージがいまいち判りづらくなってしまった例だと思う。これぱっと見て環境団体のデモだとわかる人いないと思うんだ。
あと、たとえこの人たちがキリスト教徒だったとしても、キリストの中の人とか父なる神とかに失礼だと思う。サメもいい迷惑やで。


海の環境を守りたい気持ちは判ったけど、せめてもうちょっと、一般市民の支持を得られるパフォーマンスでお願いしたい。

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