たとえ内容が酷くても、「この本は読んではいけない」という意見には賛同しかねる

いや本当は、読んでほしくないksな本は山ほどあるんですけど、だからと言って「xxという本は読んではいけない」と他人に強制するのはやっちゃダメなやつだろ。って話です。

 理由はどうあれ、それって焚書だから。
 ある一冊の本に対してそれが正義としてまかりとおるのなら、それは必ず他の何冊もの本にも適用されるから。
 内容が酷い・間違ってる・偏ってる などは、読んだ人自身が判断するものでなければならないから。

このラインが守れなければ、出版や表現の自由は存在しないことになるから。

この本はアカンやつやな、っていうのが分からない人に、「この本はダメ、この本はイケてる」と指示するのは、その人に判断能力を認めず、自分の指示どおりに判断し、記憶しろと言っているのと同じこと。それだと本読む意味がない。

確かに「どういう本がいい本なのか」は何冊も読まないと分からない。しかし、何冊か読むから内容を比較して判断できるようになるのであって、たった一冊しか読まず、その内容を丸暗記して信じ込むのはどんなジャンルでも危険。たとえその一冊が教科書的な本であっても、それしか知らない視野の狭い状態であれば、本に載っていないことが出てきたときに必ず判断を失敗する。

間違いだらけの本も、載ってる説が古すぎる本も、いまいち理解しづらい本も、誤字脱字だらけの本も読んだほうがいい。そして、どういうのが「ダメ」でどういうのが「良い」のか、どういう本が「良い」本なのか、自分なりの基準を持たないと。それが持てないのであれば本読む意味がないよ。他人の判断に丸投げして正しい答えだけ知りたいなら、本読まずにグーグル検索でいいんだからさ。


ある程度、いろんな本を読んで汎用的な判断基準を持つことが出来れば、全く知らないジャンルで最初の何時札を選ぶのにもそんなに苦労はしないんだよ。なんとなく判るから…。
一冊目で地雷踏んでも、二冊目で気付くから…。

なので、もし誰かがアカン本を読もうとしてても、「その本は読むな」ではなく、「その本はイマイチなのでxxという本と読み比べてほしい」と持っていくのが良い方法なんじゃないかと思います。

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