墓として見つかった遺跡、再現してみたら古代のスチーム・バスだった

現代のグァテマラにあるマヤの都市Nakumで見つかった2,500年前の遺構、詳細を検討してみたら墓じゃなく実は宗教的な儀式を行う風呂だったらしい。なるほどこれは判らん。5年かけて発掘して、全貌が見えてきたあたりで「ん? この通路…もしかして水の流れるとこか??」みたいな感じで気が付いたらしい。っていうかマヤのジャングルで風呂入るもんなの知らなかった。

Ancient 'Tomb' Unearthed in Guatemala Turns Out to Be Maya Steam Bath
https://www.livescience.com/64495-ancient-maya-steam-bath.html

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この風呂の目的は宗教儀式などで身を清めることと考えられている。使用されたのは紀元前900-300年あたり、古典期マヤのど真ん中。使われなくなったのは王朝交代のせいだろうとも推測されている。
マヤ人が風呂を使うことがおるとは意識してなかったのだが、記事を読むと「神々と最初の人間の生まれてきた場所=洞窟」という神話的な概念があり、洞窟のように作られた風呂が魂の再生を意味するところだったとか。なんだかそこはインカの神話とちょっと似てるのかな…。

ひとくちに「風呂」と言っても、そして目的が「清め」だったとしても、エジプトのようなザ・オープンな中庭プールみたいな「風呂」と、隠された場所に作られる洞窟のようなマヤの「風呂」はかなり見た目が違っている。それもまた、面白い。

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