2017年に火災で破壊されたペルー/ベンタロン遺跡、ひっそり再公開されていた

遺跡好きの人にとっては衝撃的だった、あの2017年のニュースから時が経ちました…。

遺跡で火災、4000年の歴史持つ壁画も損傷 ペルー
https://www.cnn.co.jp/world/35110374.html

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というわけで、近所の住民がサトウキビ畑燃やしてたら延焼して遺跡の90%が燃えてしまったベンタロン(huaca Ventarrón)ですが、修復がだいぶ終わったので遺跡の公開を再開したよというお話。……だと思っていたのですがさすがそこはペルーさん、ペルークオリティにより何やら釈然としない状況が見えてきました。

 遺跡本体じゃなくて

 遺跡の上にかかってる屋根と遊歩道だけ修復してる疑惑


色々と探してみたのですが。

Lambayeque: huaca Ventarrón reabriría en el segundo semestre de 2018
https://andina.pe/agencia/noticia-lambayeque-huaca-ventarron-reabriria-el-segundo-semestre-2018-695674.aspx

Lambayeque: huaca Ventarrón registra un avance de 31% en trabajos de remodelación
https://larepublica.pe/sociedad/1276557-lambayeque-huaca-ventarron-registra-avance-31-reabriria-setiembre

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遺跡本体のダメージをどう修復したのかについてなにも記載がないというか…屋根は判ったけど大事なのはそこじゃない…。
燃えてしまった南米最古級の壁画はどうなったんだ…まさか水ぶっかけて煤流しただけなのか…?


火災直後の写真では、遺跡の壁が真っ黒に煤けている様子がはっきり見て取れるので、何らか策を打たないと焼け焦げたままの状態のはず。そして、遺跡で壁画も描かれている以上、焼けた土をどけるだけでは修復にならないはず。

2018年後半に公開が再開されたのは間違いないようで、ペルーの観光サイトに行くと現在の入場料や入場時間が確認できますが、火災後に行った人があまりいないのか、旅行記などは引っかかってきませんでした。今どうなってるのか、不安しかない。

まさか消失した壁画が戻ってくるわけでもないとは思うけど、「修復終わりました(キリッ」ていわれてもそうじゃないとしかツッコめないし、このままだと、どうせまたサトウキビ畑から飛んできた火で焼ける未来しか見えない。
誰か…誰か研究者の人…現地行って適切な助言を…じょ…助言をしてあげて…。

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