元バックパッカー会社員の綴る「ガチ冒険」なる本を見つけた
kindleのオススメ本に出てきたので「なんじゃこりゃww」って言いながら勢いで読んでみた。
「※注記:本書には海外旅行の参考になるような情報は掲載されておりません。『ガチ冒険』というタイトルですが、完全に名前負けで、この本は危険な旅や命を落とすような旅など、ガチで冒険している内容は含まれておりませんので、ご了承ください。」といういっそ潔いまでの注意書きにそそられたのもある。読んでみるとなるほど、男四人のめいめい違う方向に旅立った冒険日記。毒舌な人もいればちょっとロマンチストな人もいて、味の違いも面白かった。
そして気づいた、バックパッカーっぽい旅は結構やってるのに俺、インドもカオサンも行ったことねぇわ…。
アレ?
そういや最初いきなりエジプトからスタートしてたわ。そのあとギリシャ行ってルーブル行ってメトロポリタン…あっこれエジプトコレクション巡りだ、バックパッカー連中と会うようになったの南米あたりからだ?!
昔はインターネットがなくて旅の情報を探すのに一苦労で、日本人バックパッカーの集まるゲストハウスで情報を集めた、なんていう話が出てきてなるほどそんな時代もあったとは聞くなと思ったけれど、その頃の私は人があまり行かない遺跡に行きたがっていたのでゲストハウスには行かず旅行代理店で「xxって遺跡どうやっていくのツアーとかないの?」って無茶を言っていた。と思う。
にもかかわらず、旅先で出会う旅行者と同じ宿で語らう、とか、ドミトリーの共用部屋で上の階の人が大胆に下着を干してる、とか、そういう経験はやたらとしている。なぜならバックハッカーが海外で泊まるゲストハウスやドミトリーというのは、日本でいうと山小屋と同じだからだ。
共用の部屋に何人も詰め込まれて共同生活を送り、そのへんに下着とか干してあり、共用スペースで年齢が上の経験ありそうな登山者が今まで登った百名山の自慢話とか推し山の話とかしはじめる… まさに 山 小 屋。
なーにが槍ヶ岳サイコーじゃい、あれただの岩じゃねーか最後の上り山ですらねぇぞ、っていうか岩場に慣れてない一般人がへっぴり腰で登る後ろついていくのイラつくんじゃい。みたいなことを思っても、経験豊かそうな登山者の軽快な語り口はちょっと聞いてしまうのである…わかる…。
今の山小屋は、携帯電波の入る場所が少なくない。バックパッカーが旅先で情報を仕入れるのにWi-Fi繋いでひたすらスマホ見てて会話が少ない、みたいな話は、山でもたいして変わらない。だが山の場合はむしろ自分でググるより人に聞いてほしい。見た目でだいたい冒険者レベルが分かるので、明らかにレベル足りてない人が上級者コースに突っ込もうとしているのに気が付いたら止めるかアドバイスするのがお約束である。山小屋はそういう場所でもある。アレ、そう考えると登山ってガチ冒険みたいなもんなのか。海外旅行じゃなくても。
読みながら、「あーわかるー…」みたいな気分になる自分が意外だったw
さすが旅行を仕事としている現会社員の書いたものだけあって、よくあるポエミーな意識高い系の内容ではないのでサラリと読める。あとちょっと笑う。確かに旅に役立つ情報は全くないのだけれど、楽しく読める本であった。
「※注記:本書には海外旅行の参考になるような情報は掲載されておりません。『ガチ冒険』というタイトルですが、完全に名前負けで、この本は危険な旅や命を落とすような旅など、ガチで冒険している内容は含まれておりませんので、ご了承ください。」といういっそ潔いまでの注意書きにそそられたのもある。読んでみるとなるほど、男四人のめいめい違う方向に旅立った冒険日記。毒舌な人もいればちょっとロマンチストな人もいて、味の違いも面白かった。
そして気づいた、バックパッカーっぽい旅は結構やってるのに俺、インドもカオサンも行ったことねぇわ…。
アレ?
そういや最初いきなりエジプトからスタートしてたわ。そのあとギリシャ行ってルーブル行ってメトロポリタン…あっこれエジプトコレクション巡りだ、バックパッカー連中と会うようになったの南米あたりからだ?!
昔はインターネットがなくて旅の情報を探すのに一苦労で、日本人バックパッカーの集まるゲストハウスで情報を集めた、なんていう話が出てきてなるほどそんな時代もあったとは聞くなと思ったけれど、その頃の私は人があまり行かない遺跡に行きたがっていたのでゲストハウスには行かず旅行代理店で「xxって遺跡どうやっていくのツアーとかないの?」って無茶を言っていた。と思う。
にもかかわらず、旅先で出会う旅行者と同じ宿で語らう、とか、ドミトリーの共用部屋で上の階の人が大胆に下着を干してる、とか、そういう経験はやたらとしている。なぜならバックハッカーが海外で泊まるゲストハウスやドミトリーというのは、日本でいうと山小屋と同じだからだ。
共用の部屋に何人も詰め込まれて共同生活を送り、そのへんに下着とか干してあり、共用スペースで年齢が上の経験ありそうな登山者が今まで登った百名山の自慢話とか推し山の話とかしはじめる… まさに 山 小 屋。
なーにが槍ヶ岳サイコーじゃい、あれただの岩じゃねーか最後の上り山ですらねぇぞ、っていうか岩場に慣れてない一般人がへっぴり腰で登る後ろついていくのイラつくんじゃい。みたいなことを思っても、経験豊かそうな登山者の軽快な語り口はちょっと聞いてしまうのである…わかる…。
今の山小屋は、携帯電波の入る場所が少なくない。バックパッカーが旅先で情報を仕入れるのにWi-Fi繋いでひたすらスマホ見てて会話が少ない、みたいな話は、山でもたいして変わらない。だが山の場合はむしろ自分でググるより人に聞いてほしい。見た目でだいたい冒険者レベルが分かるので、明らかにレベル足りてない人が上級者コースに突っ込もうとしているのに気が付いたら止めるかアドバイスするのがお約束である。山小屋はそういう場所でもある。アレ、そう考えると登山ってガチ冒険みたいなもんなのか。海外旅行じゃなくても。
読みながら、「あーわかるー…」みたいな気分になる自分が意外だったw
さすが旅行を仕事としている現会社員の書いたものだけあって、よくあるポエミーな意識高い系の内容ではないのでサラリと読める。あとちょっと笑う。確かに旅に役立つ情報は全くないのだけれど、楽しく読める本であった。