天空の国チベット ~チベットで食べられるもの & お土産物屋さん
まずは、チベット各地で食べられる色々なもの。
ツアーで連れて行かれる場所はだいたい決まっていると思うが、ちょっとした自由時間に入れる店にも美味しいものが隠れていたりする。
ただし衛生はあまりよくないので、レストラン以外で食べる場合は自己責任で…。
一つ目は何といってもバター茶。
チベットといえばこれ。寺院の近くに茶室があって熱いのを飲める。ただバター茶は現地では朝イチで飲むことが多いらしく、午後には店じまいしてしまうこともあるようだ。行くなら午前中か。
味はちょっとしょっぱいだけで別にバター臭いとかは全然なく、普通に飲める感じ。
塩っけがあるので汗で失った分を補給できるし、バターの油で唇を保護できる。確かに乾燥地帯の朝イチで飲むのは理にかなっている。
あと意外だったのが、バター茶と同じくらい飲まれているミルクティー。 ヤクの乳を使っているため味が濃くロイヤルミルクティーという感じの煮だし方。イギリス占領時代に持ち込まれた風習がそのまま根付いたらしい。サンキュー大英帝国。つぅかそもそもチベットが中国に併合される切っ掛け作ったのもゴニョゴニョ
あと、お茶の付け合わせはツァンパではなく芋が出てきた。
フライしたジャイガイモ。はるばるアンデスから渡来したジャガイモ…! 確かにチベットも高地だからおジャガいけますね。
このフライしたジャガイモは、お寺の参道脇の屋台でも買うことが出来た。高熱処理しているので、よっぽどのことがなければ当たることはないと思う。
二つ目、めちゃくちゃ美味しかったトゥクパ。豚骨ならぬヤク骨スープにヤクの肉の細切れの入った麺。
中国のラーメンよりよっぽど美味かった。寒い日にはやはり麺…
トゥクパと一緒にいただいたのが豚肉とトウモロコシの、これまたヤクスープで煮込んだもの。
トウモロコシも中米が原産なので、はるばるチベット高原まで渡来していることになる。これがまたよく味がしみていてむちゃくちゃ美味しい。
そしてトゥクパと同じくらい有名だろうヤク肉のギョウザ、モモ。
これも熱々のうちに食べるととても美味しい。小籠包のように汁があるわけではないが、肉の味とぷるぷるした皮のコラボに、バター茶の塩っけとよく合う。何もつけずにそのまま美味しく食べられる。
中華料理屋も中国西部の文化に沿っているので、日本ではあまりなじみのない料理がいくつか出て来た。
見た目では何なのかさっぱり分からないが、ブタの耳の肉から作ったという話だったので、言うなれば薄切りミミガー。ピリ辛の味。
中華料理は全般的に味が薄めで、見た目どおりの味を期待すると「味が無くない??」という感じになる。
中国なら醤油はいらんだろうと思っていたが、チベットに行くなら醤油はあったほうがいいかも。薄すぎる店にたまにあたる。
意外に美味しかったのが採りたて山クラゲ。
日本では一部の県でしか食べられていないものなので滅多に出くわさないが、チベットでは頻繁に出て来た。フレッシュな山クラゲというのがそもそも食べたことなかった。採りたてだとシャキシャキしていた。これとごはんだけで無限にいけちゃう。
あと高級なお店のおしゃれツァンパとバター茶。
ここまでおしゃれになってしまうと、ツァンパは普通にバタークッキーの様相。原料がハダカムギなせいか、ちょっとモソモソしている。
食べてみた感じ、仏壇にそなえる仏様のお菓子(色んな形に作られてるアレ)によく似ていた…。
次におみやげ物屋さん。
土産物はバルコル(八角街)にお店がたくさん出ているので、多分そこで買う時間があると思う。可愛いアクセサリー系のものもあれば、ガチな宗教グッズや民族衣装の店など様々。
キーホルダーのようになっているタイプのマニ車やお守りなどは、安いものは5元から、高いものは200元など。
魔除けの仮面。
中くらいのものが100元くらい。店によって言い値が全然違うので、多少値切ってもいけるかも。
みんな大好きマニ車。
巡礼者が回しているような手持ちタイプもあれば、ソーラーで勝手に回るマニ車のような時代の流れを感じさせるものも…
これも10元から200元くらい。大きさで値段が変わる。
LEDバター灯明も時代の流れを感じさせるもの。
実際にバター燃やすと匂いがキツいし火事になる危険性もあるので、電気にするのはある意味、正しいのかも。それでいいのか?? という疑問はあるけれど。
タイマー式で時間になったら点灯するやつとかもあった。
宝石好きのチベット人ならではの石屋さん。
小さなトルコ石のついてる指輪は安くて5元。天眼石は2000元とかだった。
卸売り市場のようになっていて、買う人はめちゃくちゃ真剣に選んで値段交渉もしていた。
あと寺院巡りでお供え物をしたい人のためのお供え物屋さん。
お香、バター灯明用のバター、果物、お菓子など、お供えに使う品を売っている。これらを持って寺院巡りをすれば、功徳ポイントが溜まる…?
ちょっと変わったところではタルチョ屋さん。
ミシン置いてあってそこで縫ってる… 岩山に登ってタルチョ結んでもいいし、持ち帰って家に飾るのもアリかも。ここで買うと10元。岩山に行ってふもとで買うと20~30元。う、うん…。
おみやげ物屋さんは空港にもある。というか、バラまき様のお菓子などは空港でしか見かけなかった。
空港ならクレジットカードが使える(逆に言うと街中では使えるところはほぼ無い)。
セキュリティチェックを受けた先の店は狭いし、チェックインするフロアにある店より高いので、お土産を買うならセキュリティチェック前がいいと思う。なお、鉄道駅と同じく空港も撮影禁止に近く、そこかしこに警官が突っ立っている。
チベット域内でもQRコードによる支払いはさかんに行われていたが、外国人は使えないサービスなので、街中でたくさん買い物をしたい人はそれなりに現金を持っていく必要がある。ATMは見かけなかった。というか、あったとしても本物のお札がちゃんと出てくるかどうかわからないのが中国なので、利用はお勧めしない。両替してもらえるホテルに泊まっていれば、多少の金額はホテルのフロントで両替してもらえるかと。
以上、何かの参考になれば。
ツアーで連れて行かれる場所はだいたい決まっていると思うが、ちょっとした自由時間に入れる店にも美味しいものが隠れていたりする。
ただし衛生はあまりよくないので、レストラン以外で食べる場合は自己責任で…。
一つ目は何といってもバター茶。
チベットといえばこれ。寺院の近くに茶室があって熱いのを飲める。ただバター茶は現地では朝イチで飲むことが多いらしく、午後には店じまいしてしまうこともあるようだ。行くなら午前中か。
味はちょっとしょっぱいだけで別にバター臭いとかは全然なく、普通に飲める感じ。
塩っけがあるので汗で失った分を補給できるし、バターの油で唇を保護できる。確かに乾燥地帯の朝イチで飲むのは理にかなっている。
あと意外だったのが、バター茶と同じくらい飲まれているミルクティー。 ヤクの乳を使っているため味が濃くロイヤルミルクティーという感じの煮だし方。イギリス占領時代に持ち込まれた風習がそのまま根付いたらしい。サンキュー大英帝国。つぅかそもそもチベットが中国に併合される切っ掛け作ったのもゴニョゴニョ
あと、お茶の付け合わせはツァンパではなく芋が出てきた。
フライしたジャイガイモ。はるばるアンデスから渡来したジャガイモ…! 確かにチベットも高地だからおジャガいけますね。
このフライしたジャガイモは、お寺の参道脇の屋台でも買うことが出来た。高熱処理しているので、よっぽどのことがなければ当たることはないと思う。
二つ目、めちゃくちゃ美味しかったトゥクパ。豚骨ならぬヤク骨スープにヤクの肉の細切れの入った麺。
中国のラーメンよりよっぽど美味かった。寒い日にはやはり麺…
トゥクパと一緒にいただいたのが豚肉とトウモロコシの、これまたヤクスープで煮込んだもの。
トウモロコシも中米が原産なので、はるばるチベット高原まで渡来していることになる。これがまたよく味がしみていてむちゃくちゃ美味しい。
そしてトゥクパと同じくらい有名だろうヤク肉のギョウザ、モモ。
これも熱々のうちに食べるととても美味しい。小籠包のように汁があるわけではないが、肉の味とぷるぷるした皮のコラボに、バター茶の塩っけとよく合う。何もつけずにそのまま美味しく食べられる。
中華料理屋も中国西部の文化に沿っているので、日本ではあまりなじみのない料理がいくつか出て来た。
見た目では何なのかさっぱり分からないが、ブタの耳の肉から作ったという話だったので、言うなれば薄切りミミガー。ピリ辛の味。
中華料理は全般的に味が薄めで、見た目どおりの味を期待すると「味が無くない??」という感じになる。
中国なら醤油はいらんだろうと思っていたが、チベットに行くなら醤油はあったほうがいいかも。薄すぎる店にたまにあたる。
意外に美味しかったのが採りたて山クラゲ。
日本では一部の県でしか食べられていないものなので滅多に出くわさないが、チベットでは頻繁に出て来た。フレッシュな山クラゲというのがそもそも食べたことなかった。採りたてだとシャキシャキしていた。これとごはんだけで無限にいけちゃう。
あと高級なお店のおしゃれツァンパとバター茶。
ここまでおしゃれになってしまうと、ツァンパは普通にバタークッキーの様相。原料がハダカムギなせいか、ちょっとモソモソしている。
食べてみた感じ、仏壇にそなえる仏様のお菓子(色んな形に作られてるアレ)によく似ていた…。
次におみやげ物屋さん。
土産物はバルコル(八角街)にお店がたくさん出ているので、多分そこで買う時間があると思う。可愛いアクセサリー系のものもあれば、ガチな宗教グッズや民族衣装の店など様々。
キーホルダーのようになっているタイプのマニ車やお守りなどは、安いものは5元から、高いものは200元など。
魔除けの仮面。
中くらいのものが100元くらい。店によって言い値が全然違うので、多少値切ってもいけるかも。
みんな大好きマニ車。
巡礼者が回しているような手持ちタイプもあれば、ソーラーで勝手に回るマニ車のような時代の流れを感じさせるものも…
これも10元から200元くらい。大きさで値段が変わる。
LEDバター灯明も時代の流れを感じさせるもの。
実際にバター燃やすと匂いがキツいし火事になる危険性もあるので、電気にするのはある意味、正しいのかも。それでいいのか?? という疑問はあるけれど。
タイマー式で時間になったら点灯するやつとかもあった。
宝石好きのチベット人ならではの石屋さん。
小さなトルコ石のついてる指輪は安くて5元。天眼石は2000元とかだった。
卸売り市場のようになっていて、買う人はめちゃくちゃ真剣に選んで値段交渉もしていた。
あと寺院巡りでお供え物をしたい人のためのお供え物屋さん。
お香、バター灯明用のバター、果物、お菓子など、お供えに使う品を売っている。これらを持って寺院巡りをすれば、功徳ポイントが溜まる…?
ちょっと変わったところではタルチョ屋さん。
ミシン置いてあってそこで縫ってる… 岩山に登ってタルチョ結んでもいいし、持ち帰って家に飾るのもアリかも。ここで買うと10元。岩山に行ってふもとで買うと20~30元。う、うん…。
おみやげ物屋さんは空港にもある。というか、バラまき様のお菓子などは空港でしか見かけなかった。
空港ならクレジットカードが使える(逆に言うと街中では使えるところはほぼ無い)。
セキュリティチェックを受けた先の店は狭いし、チェックインするフロアにある店より高いので、お土産を買うならセキュリティチェック前がいいと思う。なお、鉄道駅と同じく空港も撮影禁止に近く、そこかしこに警官が突っ立っている。
チベット域内でもQRコードによる支払いはさかんに行われていたが、外国人は使えないサービスなので、街中でたくさん買い物をしたい人はそれなりに現金を持っていく必要がある。ATMは見かけなかった。というか、あったとしても本物のお札がちゃんと出てくるかどうかわからないのが中国なので、利用はお勧めしない。両替してもらえるホテルに泊まっていれば、多少の金額はホテルのフロントで両替してもらえるかと。
以上、何かの参考になれば。