転生したら古代エジプト人だった件/古代エジプト世界に転生して無双できそうな職業とは
タイムスリップではなく「転生」を想定する場合は、水の質が合わないとか、食事がマズくて食べられないとか、言葉が通じないとかは考慮しなくていいため、実はかなり生きていくハードルは下がります。
古代エジプトに転生する場合、ぶっちゃけ丈夫な身体があれば生きていけます。
何しろ古代世界の他の地域に比べると、各段に治安がいいです。ごく特定の時代の特定地域以外は外部からやってきた蛮族にいきなり襲われるとかは無いですし、比較的民度も高い。徴税システムや中央集権制度が最初から稼働してますしね。特定の時代を除けば内戦もありません。
国民の大半が農業従事者なので、畑耕したり収穫したりするのが面倒じゃなければ普通に農村で平和な一生を終えられますね。日本人なら気質は合うと思います。
ただ、そんな中でもやはり現代からの転生者なら多少は無双してみたいところです。
そこで、古代エジプト世界でも役に立ちそうなスキルを考えてみました。
●乗馬スキル(新王国時代～)
現代人からすれば古臭く思える乗馬スキルは、古代世界においては人類が新たに手に入れた最新テクノロジーの一つだ。
馬がエジプトに入って来るのが新王国時代以降だが、古代エジプト人は馬に「乗る」ということが出来なかった。鐙や鞍が発明されていない状態ではだか馬に乗れる熟練スキルがあれば、それだけで注目されることは間違いない。調教スキルもあれば完璧だ。
●ガラス細工(新王国時代～)
ガラス職人は超高給取りの技術者である。製法が殆んどコアガラスで現代のものとは若干異なるが、ガラスの性質に精通した職人であれば対応は可能だろう。この技術があれば王宮仕えで一生楽に食っていけるはずだ。
尚、エジプトにガラス細工の技術が入る新王国時代以前には、ガラスの材料を自力で手に入れるところからスタートとなるため若干ハードルが高い。
●弓
意外と役にたつのが弓の腕前、古代エジプトでは王の弓の腕前が壁画で自慢されてるくらい重要視されていたので、おそらく正確に的を狙えるスキル持ちの人はかにり重宝されます。古代エジプトの弓は形などがだいぶ違っていて和弓より小型なので扱いづらそうですが慣れればなんとか。
自分で弓のメンテも出来る凄腕の弓道部員が転生したりすると面白いことになるのではないかと。
●手芸(刺繍)
ツタンカーメン王墓から発見された王族の衣装の復元から考慮するに、刺繍、織物の技術はぶっちゃけ古代世界のほうが現代よりはるかに高いと想定される。しかしながら、現代日本ならではの技巧や刺繍モチーフなどが古代世界では珍しがられる可能性もあるため、運よくえらい人に気に入られたり、街で評判になったりすれば、生活が楽になる可能性はある。
●陶芸
陶芸も手芸と同じく、即戦力として役に立つと思われる。
●整体
人間の体の構造は同じなので、骨折の手当や肩こりのケアなど整体系のスキルは古代でも大変役に立つこと間違いなし。マッサージ師なども需要は高そうだ。
●天文学
古代エジプトはキリスト教世界と違い宗教的に妙な教義に縛られていたりしないので、最新知識を持ち込んでも異教徒呼ばわりで縛り首になることはないと思われる。よって天文学者が古代世界で知識を披露するのはおそらく問題無い。また、どれだけ優れた知識を持ち込んだとしても、のちにキリスト教が広まると全部無かったものとしてリセットされてしまうので、タイムパラドックスが起きる心配もあまりしなくてよい。無知で野蛮なキリスト教徒に感謝しよう。
参考>映画「アレクサンドリア」
ついでに、以下は検討してみたものの役に立たなさそうなスキル。
●彫刻職人
●イラストレーター・画家
理由は、古代エジプトでは伝統に沿って決まったフォーマットの作品を作ることが求められていたから。現代風の彫刻やイラストの需要は全くないと思われる。
●医療
古代世界には現代のような医療器具がなく、医薬品の種類も異なるため知識が役に立たない。漢方の知識があったとしてもそもそも植物の種類などが違うため、どこまで使えるかは不明。ヘタにその時代にそぐわない医療を実践しようとすると不審がられたり、命の危険に晒されたりする可能性もあるため微妙である。
というわけで、色々と検討してみましたが、古代世界で無双できそうな知識は案外少ない、ということが分かりました。何しろ、使える物資や道具が限られます…。まあでも、畑耕すのが苦じゃないなら余裕で平和に暮らせますよね古代エジプト。ファンタジー世界みたいにモンスターに襲われる心配もしなくてよくて、せいぜい野犬と毒蛇とサソリくらいなのでだいぶeasy。古代世界の中で考えるなら、転生先にはお勧めですよ古代エジプト。
古代エジプトに転生する場合、ぶっちゃけ丈夫な身体があれば生きていけます。
何しろ古代世界の他の地域に比べると、各段に治安がいいです。ごく特定の時代の特定地域以外は外部からやってきた蛮族にいきなり襲われるとかは無いですし、比較的民度も高い。徴税システムや中央集権制度が最初から稼働してますしね。特定の時代を除けば内戦もありません。
国民の大半が農業従事者なので、畑耕したり収穫したりするのが面倒じゃなければ普通に農村で平和な一生を終えられますね。日本人なら気質は合うと思います。
ただ、そんな中でもやはり現代からの転生者なら多少は無双してみたいところです。
そこで、古代エジプト世界でも役に立ちそうなスキルを考えてみました。
●乗馬スキル(新王国時代～)
現代人からすれば古臭く思える乗馬スキルは、古代世界においては人類が新たに手に入れた最新テクノロジーの一つだ。
馬がエジプトに入って来るのが新王国時代以降だが、古代エジプト人は馬に「乗る」ということが出来なかった。鐙や鞍が発明されていない状態ではだか馬に乗れる熟練スキルがあれば、それだけで注目されることは間違いない。調教スキルもあれば完璧だ。
●ガラス細工(新王国時代～)
ガラス職人は超高給取りの技術者である。製法が殆んどコアガラスで現代のものとは若干異なるが、ガラスの性質に精通した職人であれば対応は可能だろう。この技術があれば王宮仕えで一生楽に食っていけるはずだ。
尚、エジプトにガラス細工の技術が入る新王国時代以前には、ガラスの材料を自力で手に入れるところからスタートとなるため若干ハードルが高い。
●弓
意外と役にたつのが弓の腕前、古代エジプトでは王の弓の腕前が壁画で自慢されてるくらい重要視されていたので、おそらく正確に的を狙えるスキル持ちの人はかにり重宝されます。古代エジプトの弓は形などがだいぶ違っていて和弓より小型なので扱いづらそうですが慣れればなんとか。
自分で弓のメンテも出来る凄腕の弓道部員が転生したりすると面白いことになるのではないかと。
●手芸(刺繍)
ツタンカーメン王墓から発見された王族の衣装の復元から考慮するに、刺繍、織物の技術はぶっちゃけ古代世界のほうが現代よりはるかに高いと想定される。しかしながら、現代日本ならではの技巧や刺繍モチーフなどが古代世界では珍しがられる可能性もあるため、運よくえらい人に気に入られたり、街で評判になったりすれば、生活が楽になる可能性はある。
●陶芸
陶芸も手芸と同じく、即戦力として役に立つと思われる。
●整体
人間の体の構造は同じなので、骨折の手当や肩こりのケアなど整体系のスキルは古代でも大変役に立つこと間違いなし。マッサージ師なども需要は高そうだ。
●天文学
古代エジプトはキリスト教世界と違い宗教的に妙な教義に縛られていたりしないので、最新知識を持ち込んでも異教徒呼ばわりで縛り首になることはないと思われる。よって天文学者が古代世界で知識を披露するのはおそらく問題無い。また、どれだけ優れた知識を持ち込んだとしても、のちにキリスト教が広まると全部無かったものとしてリセットされてしまうので、タイムパラドックスが起きる心配もあまりしなくてよい。無知で野蛮なキリスト教徒に感謝しよう。
参考>映画「アレクサンドリア」
ついでに、以下は検討してみたものの役に立たなさそうなスキル。
●彫刻職人
●イラストレーター・画家
理由は、古代エジプトでは伝統に沿って決まったフォーマットの作品を作ることが求められていたから。現代風の彫刻やイラストの需要は全くないと思われる。
●医療
古代世界には現代のような医療器具がなく、医薬品の種類も異なるため知識が役に立たない。漢方の知識があったとしてもそもそも植物の種類などが違うため、どこまで使えるかは不明。ヘタにその時代にそぐわない医療を実践しようとすると不審がられたり、命の危険に晒されたりする可能性もあるため微妙である。
というわけで、色々と検討してみましたが、古代世界で無双できそうな知識は案外少ない、ということが分かりました。何しろ、使える物資や道具が限られます…。まあでも、畑耕すのが苦じゃないなら余裕で平和に暮らせますよね古代エジプト。ファンタジー世界みたいにモンスターに襲われる心配もしなくてよくて、せいぜい野犬と毒蛇とサソリくらいなのでだいぶeasy。古代世界の中で考えるなら、転生先にはお勧めですよ古代エジプト。
