古代の粉挽きは重労働、というかほぼ腹筋ローラーだったという話
まず腹筋ローラーというものについて説明しておくと、最近(?)流行りの筋トレ用具の一つである。
エアロバイクほど高くもデカくもなく、ちょっとしたスペースで筋トレ出来るため、コロナ禍でリモートワーク化が進み、何か運動したいなと思った人が買ってるケースが多い。
こういうやつ。

中の人も筋トレはわりと好き、というか運動しないと夜寝つけない系の人なのでちょっと試してみていたのだが、やってるうちに、何かこう…蘇る記憶みたいなもやっとしたのがあったわけですよ。
あれ? 昔これやったことあるな…みたいな。
散々このポージングやってきた…見慣れてる…
そう、
思い出した。
これだ。
古代の粉挽きのポーズと動きが、まさしく腹筋ローラーなんだ…!

これは回転式の石臼がなかった時代に使われた、サドルカーンと呼ばれる台座の石と石棒を使ってこすり合わせる粉挽き道具である。
現代においてもアンデス高地でトウモロコシやジャガイモを潰すために使われているなど、一部地域には残っている。
筋トレとしての腹筋ローラーは効率的に腹筋に負荷を加えるためにあごを下げながら腕を伸ばすところまでローラーを動かすが、その手前までのローラーの動きとポーズは、完全に古代の粉挽きと一致している。古代には粉挽きという専門職があったが、その所業の人たちは、一日中腹筋ローラーをやってるも同然だったのである。
つまりは、この、サドルカーンを使った粉挽きは、それだけキツいということ。
腕と腹筋にめちゃくちゃ負荷がかかり、粉挽き女(あるいは男)たちは皆、筋肉バッキバキになっていたはずなのだ。

いや、ていうか、サドルカーンが全体重をかけて粉をひくやり方だというのは何となく知ってはいたものの、腹筋ローラーを通して実際にその動きを試してみると、「これはキツいわ…」という実感がひしひしと押し寄せてくる。だって腹筋ローラーなんてせいぜい、一日数十往復ですもん…。職業としてやるんならこれ、数万往復はする計算だよね…。
粉挽き女ってもしかして、めちゃくちゃ腕力強い職業だったのではないか。うん、たぶんそのへんの雑魚モンスター素手でヤれるくらいのSTRはあるなきっと。
なんか、そんなことをちょっと思ってしまったのであった。
エアロバイクほど高くもデカくもなく、ちょっとしたスペースで筋トレ出来るため、コロナ禍でリモートワーク化が進み、何か運動したいなと思った人が買ってるケースが多い。
こういうやつ。

中の人も筋トレはわりと好き、というか運動しないと夜寝つけない系の人なのでちょっと試してみていたのだが、やってるうちに、何かこう…蘇る記憶みたいなもやっとしたのがあったわけですよ。
あれ? 昔これやったことあるな…みたいな。
散々このポージングやってきた…見慣れてる…
そう、
思い出した。
これだ。
古代の粉挽きのポーズと動きが、まさしく腹筋ローラーなんだ…!

これは回転式の石臼がなかった時代に使われた、サドルカーンと呼ばれる台座の石と石棒を使ってこすり合わせる粉挽き道具である。
現代においてもアンデス高地でトウモロコシやジャガイモを潰すために使われているなど、一部地域には残っている。
筋トレとしての腹筋ローラーは効率的に腹筋に負荷を加えるためにあごを下げながら腕を伸ばすところまでローラーを動かすが、その手前までのローラーの動きとポーズは、完全に古代の粉挽きと一致している。古代には粉挽きという専門職があったが、その所業の人たちは、一日中腹筋ローラーをやってるも同然だったのである。
つまりは、この、サドルカーンを使った粉挽きは、それだけキツいということ。
腕と腹筋にめちゃくちゃ負荷がかかり、粉挽き女(あるいは男)たちは皆、筋肉バッキバキになっていたはずなのだ。

いや、ていうか、サドルカーンが全体重をかけて粉をひくやり方だというのは何となく知ってはいたものの、腹筋ローラーを通して実際にその動きを試してみると、「これはキツいわ…」という実感がひしひしと押し寄せてくる。だって腹筋ローラーなんてせいぜい、一日数十往復ですもん…。職業としてやるんならこれ、数万往復はする計算だよね…。
粉挽き女ってもしかして、めちゃくちゃ腕力強い職業だったのではないか。うん、たぶんそのへんの雑魚モンスター素手でヤれるくらいのSTRはあるなきっと。
なんか、そんなことをちょっと思ってしまったのであった。