円珠院所蔵の「人魚のミイラ」、科学分析の結果は9月ごろ発表。

見つけたのは英語ニュースサイトだが、日本語ではもっと早くプレスリリース出てたらしい。
不思議ネタ好きの人なら一度は何処かで見たことがあるだろう「人魚」のミイラについて、CTスキャンやX線、剥離物からのDNA分析などが実施される予定だという。岡山の円珠院が所蔵してるものだ。

Bizarre 300-Year-Old Mummified 'Mermaid' Can Finally Be Explained
https://www.sciencealert.com/300-year-old-mermaid-mummy-is-probably-a-monkey-sewed-to-a-fish

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円珠院所蔵『人魚のミイラ』研究について
https://www.kusa.ac.jp/post20220209

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動画
https://www.youtube.com/watch?v=3D4SSK0uivk

この手のミイラは、サルと魚を組み合わせて作られた偽物だろうと言われてはいるものの、今まで何と何の種がどう組み合わされて作られたのか、というのはあまり詳しく調査されて来なかった。今回はCTをとっているし、うまくすればDNAも採取できそうなので、何か面白い結果が出てくるんじゃないかと思っている。顔はニホンザルとしても、魚の部分は何なんだろうな…。

また、アマビエに通じるものがあることからコロナ収束を願って祈られていたというのもなかなか日本的なエピソード。
元が何であれ今となっては神の眷属か妖怪の一種なんよね、日本神話の世界観だと。たぶん外国人が分析するとそこらへんのリスペクトなしにやっちゃうだろうから、日本国内で分析出来るのはいいことなのでは。

結果が出るのは9月頃だそうなので、楽しみに待ちたい。
という感じでメモしておく。

なにがでるかな。なにがでるかな。

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