トンガ噴火から三ヶ月と半。支援ビール発売中の話とコロナ対策問題

人の噂も七十五日、と古来より言われるとおり、三ヶ月も経つとほとんどの人に忘れられている気がするトンガ噴火。
だがこちとら、夜中に津波警報で叩き起こされたことは忘れないぞ、あと噴火でソニックブームが地球二周するとか、あれで日本まで届く津波来るとか、ちょっとソッチ系の学者が論文アップ始めるくらいのインパクトはあった。

という話は置いといて、トンガ支援発泡酒なるものが発売されていた。
1本ごとに20円が寄付されるというもので、(お酒を)飲んで応援、というものである。

https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000014619/


噴火直後は寄付も集まっていたようなのだが、日が経つにつれ関心が薄れてもう終わった話みたいになっている気がしなくもないのだが、あれだけ灰をかぶった島が、たった三ヶ月で復興できるわけもない。
また、この件でちょっと大使館とか見てみたら、復興支援のために人や物資が流れ込んだことによって、それまで島から遮断されていたコロナウィルスが入り込んでしまい、別の理由でも苦労しているのだという。

4/13時点でロックダウンの情報が上がっていた。

ロックダウン規制指示の続報（トンガタプ島、ヴァヴァウ諸島他）
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=131664



現在は減少傾向なものの、それでも1日平均で83人の感染が発生しているとのことで、人口11万人しかいない国としてはかなりの水準。
手洗いしようにも、使える真水は雨水か、支援で送られてきたミネラルウォーターしかないという、もともと淡水に乏しいお国柄。手洗い対策は限界があると思われる。
ワクチン接種率は2回接種で約70%、少なすぎるわけでもないが被災後の医療環境を考えると余裕は無いのでは、と思う。

心情的には、少しでも支援してあげたい…。