二年ぶりの夏山遠征。今年は各地の山荘でコロナ自粛が相次ぎ大変らしい

例年、夏は3000m級に1-2回は遠征していたのだが、ここ2年はコロナ自粛で遠方にはお出かけできず。
(2年前に最後に行った3000m級がチベット高原だった…)

今年は行動制限もないので久々の遠征!
運良くお天気もよく、なかなかの景色。うむ。やはり山はいい…山はいいな。

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さて、こんな感じで楽しんではいたものの、実は今年は各地の人気山荘でスタッフにコロナ陽性者が出て自粛というのが相次いでいる。
書き入れ時のハイシーズンに痛い話だが、ざっと見ただけで以下の山荘(&下山口にある日帰り温泉)が自粛していた。

光岳小屋
しらびそ小屋
白馬山荘
有明荘
涸沢ヒュッテ
唐松岳頂上山荘
燕山荘
黒百合ヒュッテ
みくりが池温泉
三条の湯

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白馬エリア最大の山小屋や、立山の入り口にある人気の温泉、奥多摩下山口、表銀座の主要山荘など、人の出入りが多く人気のある施設が軒並み撃沈。夏休み休暇で遠方から来る人だと宿泊予約の前日とかからもう移動開始してしまってるので、キャンセル連絡も追いつかないとかで混乱していたらしい。

現地来てから自粛休業中と知って途方に暮れている人もいたとか。


去年まではここまでじゃなかったはずなのだが、そもそも自分も自粛して遠方の山には出かけていなかったので、おそらく「遠方から来る人が少なかった」とか、「変異株に今ほどの感染力が無かった」とかで助かってたんだろうなと。
あとは無症状の人が気づかずに広めて回っている可能性も。
登山なんてバリバリ元気じゃないと出来ないスポーツなんで、体調不良の人はそもそも山荘までたどり着けないと思うんだけどね。

そんなわけで、コロナ休業に引っかからずに登って泊まって降りてこられたのは幸運だったなと思う。
どうせ体力あるしへーきへーき、と思ってる登山者は多いけど、人にうつしちゃうのも問題だからね。皆様、気は抜かずにいきましょうぞ。