言われてみれば確かにそう。「サケとかマスの放流をしすぎると生態系壊れる」
魚を増やすためと放流事業が続いているけど、そもそも人間が育てた稚魚を大量放流したら生態系ぶっ壊れるんですけど。
という、言われてみれば確かにそうやな…っていう研究が出てた。
“魚の稚魚 放流しすぎると魚減らす” 日米共同研究チーム発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230215/k10013981261000.html
長年続けられる稚魚の放流 生態系崩し、魚増えず 北大などが試算と実地調査 「慣例」に一石 より抜本的な対策を
https://www.tokyo-np.co.jp/article/232017
元論文はこれ。細かい計算式は読み飛ばしてしまったが、大雑把に言うと、川によってキャパがあるので考慮すること、放流する魚の種別によっても影響が違うこと、などが挙げられている。
Intentional release of native species undermines ecological stability
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2218044120
自然界にはもともと、生物のキャパがある。放流で大量に稚魚を流すと、それだけ説物の比率が変化する。
サクラマスだと他のマス類などとエサが競合することもあり、放流している川の周辺で近縁種が減るというのは言われてみれば納得の結果である。そりゃそうだよな…。
人間が人工的に増やしたものを自然界に導入して巧く言った事例は、たとえば佐渡ヶ島の時。絶滅してからまだそれほど経っておらず、もともと自然界にキャパというかその種の入る余裕があったからこそ巧く言った。いなくなって時間が経ち、別の種類がその座を埋めている場合や、絶滅の原因が環境の変化によってキャパがなくなったことだったりすると、再導入は上手くいかない。
つまりは種類と放流場所と量を適切にしないと、環境破壊になってしまう、という話である。
今までなんとなく、自然を守ってるようなノリで続けられてきた大量放流が、実は環境に多大な負荷をかけていたという話。とはいえ、研究が進めば適切な方法で資源管理にも繋がると思うので、研究者の皆さんにはそのへんしっかり追っていただきたいなと思うところである。
#変な環境団体にからまれなければいいね
#あとこの研究、いいとこのスポンサーついてほしいな
という、言われてみれば確かにそうやな…っていう研究が出てた。
“魚の稚魚 放流しすぎると魚減らす” 日米共同研究チーム発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230215/k10013981261000.html
長年続けられる稚魚の放流 生態系崩し、魚増えず 北大などが試算と実地調査 「慣例」に一石 より抜本的な対策を
https://www.tokyo-np.co.jp/article/232017
元論文はこれ。細かい計算式は読み飛ばしてしまったが、大雑把に言うと、川によってキャパがあるので考慮すること、放流する魚の種別によっても影響が違うこと、などが挙げられている。
Intentional release of native species undermines ecological stability
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2218044120
自然界にはもともと、生物のキャパがある。放流で大量に稚魚を流すと、それだけ説物の比率が変化する。
サクラマスだと他のマス類などとエサが競合することもあり、放流している川の周辺で近縁種が減るというのは言われてみれば納得の結果である。そりゃそうだよな…。
人間が人工的に増やしたものを自然界に導入して巧く言った事例は、たとえば佐渡ヶ島の時。絶滅してからまだそれほど経っておらず、もともと自然界にキャパというかその種の入る余裕があったからこそ巧く言った。いなくなって時間が経ち、別の種類がその座を埋めている場合や、絶滅の原因が環境の変化によってキャパがなくなったことだったりすると、再導入は上手くいかない。
つまりは種類と放流場所と量を適切にしないと、環境破壊になってしまう、という話である。
今までなんとなく、自然を守ってるようなノリで続けられてきた大量放流が、実は環境に多大な負荷をかけていたという話。とはいえ、研究が進めば適切な方法で資源管理にも繋がると思うので、研究者の皆さんにはそのへんしっかり追っていただきたいなと思うところである。
#変な環境団体にからまれなければいいね
#あとこの研究、いいとこのスポンサーついてほしいな