メキシコで「人類ではない」ミイラが物議をかもすが…。話題になるだけの価値もないやつだった

さすがにこれは「ムー」でも取り上げないと思う、安っぽくて。
以前からUFOについてのオカルトめいた情報を発信しているジャーナリストが、地球外生命体のものだとしてミイラを提出し、メキシコ議会で取り上げられたというので話題になっていた。うん、メキシコ、大丈夫かな??

メキシコに宇宙人? かつて嘘がバレた研究家が死体を議会に提出
https://forbesjapan.com/articles/detail/66008

「宇宙人の遺体」、メキシコ議会で公開 UFO巡り公聴会
https://jp.reuters.com/life/GR3WSNI7VNLN7IOEGWZU5X7OMI-2023-09-14/

※動画あり

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だが私は、このジャーナリストを以前から知っている。
というか、2017年ごろにも同じ手法で盗難したミイラを「加工」して宇宙人に仕立て上げたとして専門家を激怒させた人なのだ。

ナスカで発見された宇宙人のミイラ、本物のミイラを盗掘し加工したものだった可能性アリで考古学者激怒
https://55096962.seesaa.net/article/201803article_23.html

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また性懲りもなく同じ手口できたかぁ…という感じ。まぁ話題になればチャンネルの再生数が上がるとかでカネが入るんでしょうけどね。まともに取り合っちゃだめでしょうよとしか。
なお、このイカサマ的ジャーナリストは議員に正式に招待されて議会にやってきたそうで、科学リテラシーのない議員がいる国会はどこの国も大変ですねえという感じ。(他人事)


ちなみに、見た目が異常なので宇宙人とされたミイラも、過去に遺伝子調査をして「人間で間違いないが、形成不全などの遺伝子異常がある」と結論づけられているものもある。

チリで見つかり「エイリアン」として売られた赤ん坊のミイラに関する遺伝子異常のめも
https://55096962.seesaa.net/article/201804article_2.html

この手の話題は定期的に上がってくるのだが、毎回ワンパターンなうえストーリーも薄いので、もうちょっと設定盛ってくれんと面白みもなんもないぞ。と舌の越えたオカルトマニアが言っております。