ペリシテ人の椅子女神、アシュドダが個性的すぎる。
椅子女神 としか呼べない土偶がある。こちら、アシュドダ Ashdoda と呼ばれる女神像である。
初めて見た時は、「なぜ椅子…?」って思わず心の中で呟いた。なかなかにインパクトのある姿をしている。
https://www.imj.org.il/en/collections/198019-0
この土偶はペリシテ人が作っていたもので、彼らの故郷とされるミケーネの様式を引き継いでいるという。
イスラエルの地中海に面した地域、アシュドドでだけ完全な品が発見されているため、アシュドドに由来するアシュドダという愛称で呼ばれるそうだ。つまり、ペリシテ人自身がこの女神をなんと呼んでいたかは分からない。
元々は「椅子に座る女性」の姿だったようで、それならミケーネの様式なのだが、そこからどういうわけか簡略化が進んでいき、よりにもよって女性部分と椅子の部分が完全合体して椅子におっぱいと顔がついた状態になってしまったらしい。間の過程が謎すぎるのである。まあなんか椅子はどうしても外せなかったんだろうなあ。
なおアシュドドには、「ペリシテ人文化博物館」というペリシテ人の文化を専門に扱う面白そうな博物館もあるらしい。
そこにいけばおそらく実物の展示なども見られると思われる。
以上、日本語でググると聖書の地名としてのアシュドドばっかり出てくるので、女神の方のデータも書いておいた。
しかし面白い造形だよなあ。椅子と合体した女神…。
初めて見た時は、「なぜ椅子…?」って思わず心の中で呟いた。なかなかにインパクトのある姿をしている。
https://www.imj.org.il/en/collections/198019-0
この土偶はペリシテ人が作っていたもので、彼らの故郷とされるミケーネの様式を引き継いでいるという。
イスラエルの地中海に面した地域、アシュドドでだけ完全な品が発見されているため、アシュドドに由来するアシュドダという愛称で呼ばれるそうだ。つまり、ペリシテ人自身がこの女神をなんと呼んでいたかは分からない。
元々は「椅子に座る女性」の姿だったようで、それならミケーネの様式なのだが、そこからどういうわけか簡略化が進んでいき、よりにもよって女性部分と椅子の部分が完全合体して椅子におっぱいと顔がついた状態になってしまったらしい。間の過程が謎すぎるのである。まあなんか椅子はどうしても外せなかったんだろうなあ。
なおアシュドドには、「ペリシテ人文化博物館」というペリシテ人の文化を専門に扱う面白そうな博物館もあるらしい。
そこにいけばおそらく実物の展示なども見られると思われる。
以上、日本語でググると聖書の地名としてのアシュドドばっかり出てくるので、女神の方のデータも書いておいた。
しかし面白い造形だよなあ。椅子と合体した女神…。