報道されていないだけで、今年の日本は歴史的な「渇水」だったのでは…? データをざっと見してみた

体感的に、今年は春以降の雨が異様に少なかったなと思う中の人ですよ。いやだって、晴れた週が多すぎたもん。めっちゃ山行ったもん。そんで山行き過ぎてちょっと飽きたりしてたもんw




というわけで、気象庁のデータをちょっと眺めてみた。
まだ一年終わっていないので年間トータルの数値は出ていないんだけど、ここ3ヶ月分とか。
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tenkou/alltable/pre00.html#a44

見るべき場所はいちばん右端の「平年比」。ここはパーセテージで出てるのでわかりやすい。
北海道は…いや多ッ! 　北海道さすが豪雪地帯だな!! 冬は雪の分で降水量が多かった…。



だが他の県は軒並み平年50%くらい。
東京こんなん。父島・母島は太平洋ど真ん中なので例外かと思う。



太平洋側でもTKSMはこんなんですね。台風来ない季節は少ないな。また香川県が吉野川の水を狙ってこないかが心配である(偏見)



南方の沖縄もだいぶ雨少ない。



ダム大丈夫かなって思って見てみたけど、平年よりは少ないけどまだセーフらしい。
https://www.dc.ogb.go.jp/toukan/library/chosui.html

日本の場合、山が多いので山でキープされてる水がゆっくり染み出してくる分だけ渇水で即詰むことがないのかも。ただ東国だとほとんどの地域は冬場の雪で山に溜め込んでいるので、雪がふらなかったら来年の夏はちょっとヤバいかもっすね。まあ今年も春先にドカ雪降ってたんで、年明けあたりからブーストかかりそうですけども…。


というわけで、今年の雨少ないのは体感だけじゃなかったことが確認できた。
世界各国で渇水&豪雨のニュースが流れてるのは日本も無関係じゃないのだ。この国は山が多すぎるから(国土比75%/全国各地にある)なので助かってる面もあると思うんだ。

なお、みんな忘れているかもしれないが、令和2年と4年は豪雨があって、その時に崩れてまだ通れないままの山道もいまだに多数存在している。最近は年によってめちゃくそ降るか、全然降らないかがブレることが多い気がする。平均値とると真ん中になっちゃうんだけど。

さて、来年の気候はどうなりますかね…。楽しみなような、怖いような。